●ミツバ・パワーウィンドウキットについて
最近はパワーウィンドウも標準装備が多いので、汎用キットも店頭ではほとんど見かけなくなりました。ドアも立体的になってきて、物理的に取り付けが難しいのです(T_T) 幸いプレオバンの内張りにはある程度の平面部分があり、なんとか装着できると判断。
昔からありますよね、このミツバのキット。ドアハンドルを外し、内張りに取り付ける後付けキットです。角デザインちょっと古め(^_^;)現在でも黒(WR-25WB)とグレー(WR-25WG)が商品として存在します。助手席側の窓も運転席側のスイッチで操作可能です。
運転席側をオート動作させるための別売りオプション、ワンタッチスイッチなるキットも同時装備させました。
■ドアの内張りの加工
ドアハンドルのハンドルスナップは、フック状になっている電子パーツ工具を使うと簡単に外すことができますo(^o^)o
キットには各メーカーに対応するジョイント4種類が含まれており、スバルの場合はジョイント1になります。ハンドルシャフトにジョイントを差し込み、キット本体を仮装着して具合を確認・・。
プレオの場合、運転席側は全く問題ありません。しかし助手席側は、アームレスト部分にわずかに干渉することが判明。干渉する部分はカッターで切り込んだ後、ドライヤーで温めてフラットに加工しておきました。
■キットの取り付け
キット本体の固定に5mm穴が4箇所、コードの引き込みに8mm〜10mm穴が1箇所必要です。ドリルで穴あけした後、裏から専用ステー2枚に5mmナットで本体を固定します。
■配線について
配線束はドアロックの配線と共に既存チューブに通せばきれいに仕上がります。が、面倒なのであっさり内張りに穴をあけてコルゲートチューブで引き出しました(^_^;) 助手席側ドアには3本の配線で済むんですが、運転席側からは8本の配線束が出てしまいます。これはオート動作をさせるためのオプションキットを足元に装着できるように、モーターへの配線を延長しているからです。オプションをつけない場合は全く無駄な配線となるので、よく吟味して束を作り直したほうがいいと思います。
私は運転席ドア内へこのオプションキットを装着することにして、配線を短く変更しておきました。運転席側ドアからの配線束も半分の4本に抑えることができてすっきりします。
またバッテリーから電源を取るリレーなど、必要な配線はすべて揃っています。しかし、足元ヒューズボックスを調べたところ、オプションのリア電源ソケット用20Aヒューズソケットが余っていました。なのでここから電源供給o(^o^)o足元から超楽チン配線です。ちなみに常時通電ですので、いつでも動きます。とても便利ですが、これはいいことなのか分かりません(^_^;)