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●バッテリーを交換して軽量化

■純正バッテリーについて

 ランカスターの標準バッテリーは75D23L。このバッテリーをBサイズにサイズダウンして軽量化されているレガシィオーナーも多くいます。私のランカスターはアルミになる以前の重いボンネット時代のもの。なのでフロントの軽量化って言葉が気になってたんですね(^^;)

現在使用中のバッテリーは約15kgの75D23L。特に問題があるわけでもなく快調です。そしてホームセンターで買ってきた安い40B19Lは約9kg。交換すれば約5〜6kg程軽くなります。

  

もし交換するとなると、バッテリー端子がD型からB型となり、端子の互換性をどうするかが問題。一般的なのは、変換アダプターなるものをB型バッテリー端子に被せてD型のごとく太くする方法。変換アダプターは1000円〜2000円程度で売られています。またはバッテリーターミナルを切り落としてB型専用として加工する人もいます。

 

■マイナス側の端子加工について

 私は正直『とりあえず体感してみようかな〜』ぐらいの気持ちだけなので、一時的なB型バッテリーへの変更という前提での作業で〜す(^^;)

  

 まずはD型とB型の汎用バッテリーターミナルを準備。蝶ボルト仕様の物です。アーシングケーブル同様、マイナス側のバッテリーケーブルを丸型圧着端子に加工してしまえば、簡単に取り外し&交換できると考えました。ただ・・比べてみて初めて知ったのですが、この大きな蝶ボルト、同じサイズと思っていたらD型は10mm、B型は8mmになっているんです。・・ということで、取りつける丸型圧着端子は10mm穴となりました(^^;)

  

  

 純正のバッテリーターミナルには、太いメインアースと短いアースケーブルの2本がいっしょにかしめられています。このマイナスD端子に汎用性を持たせるため、純正ターミナルを切り落とし、10mm穴の丸型圧着端子に変更します。短いアースケーブルは8sqの圧着端子、太いメインアースケーブルは22sqの極太端子となります。更に汎用バッテリーターミナルの蝶ボルトを一般の10mmボルトに交換すれば、すっきりします(^o^)

 

■端子の圧着加工について

 ケーブルは大型ワイヤーカッターで一発切断。切断面がきれいだと芯線はすんなりと端子に入ります。22sqの極太端子対応の工具はかなり高価ですので・・私は金メッキの8sqの圧着端子2枚にして処理しました(^o^)

  

端子はマイナスドライバー等で叩き潰しても、とりあえず接続はできますが・・やはり適正サイズの圧着工具を絶対お勧めします。

・・という前提で(^^;) 私が22sqの極太端子を処理する時の邪道な方法のひとつ。単純にハンマーで平たく潰すだけでは、端子が横に広がってしまうので、圧着の「圧」が足らないんです。そこで台座に、曲棒の頭の丸い部分を使えば極太端子ぴったりサイズなんですね。ここに端子をはめ込んだ状態で、いらなくなった激安1/4インチソケットハンドルの四角い頭を使って、大きなハンマーでそりゃもうガンガン・・端子にめり込むぐらい・・ガンガン潰します(^^;) 四画な凹みの端子になって見た目は圧着工具っぽく?

  

 

■バッテリーの取り付けについて

 バッテリートレイ下には、もともとD型&B型に対応できるように固定フックが3箇所ありますので、固定の強度不足の心配は全くありません。また、樹脂トレイは薄っぺらなのでカッターで簡単に切れます。なので今回は穴をあけてそのまま使用。どうしても液漏れが心配な方は、流用できるB型バッテリー用の純正トレイが実在しますので、そちらを購入してください(^^;)

  

  

 工具箱にB型専用のバッテリーホルダー発見。そうそう、R2はドライバッテリーに交換してあるので、純正ステーが余っていたんです。見栄えもいいのでこれをリサイクルしましょう(^o^) また、固定ナットは絶対ロングナットがお勧め。手でくるくる回しやすいし、スパナでもソケットでも何でもOKと蝶ナットよりはるかに便利です。

 

■交換後のバッテリー端子について

 プラス側は超簡単。もともと2本のバッテリーコードが8mmナット1個で固定されています。このナットを外してB型汎用バッテリーターミナルに取り付ければ終了。付属の蝶ボルトのかわりに8mmボルトで固定すれば、純正の赤いターミナルカバーもそのまま使用できます。

  

  

 マイナス側のアースケーブルも丸型圧着端子に変更しているため、そのまま汎用バッテリーターミナルに固定できます。こちらも蝶ボルトのかわりに8mmボルトですっきり固定。メインアースも含め、追加したアーシングケーブルもボルト1本で接続といった状態です(^^;)

さて・・段差を通った後の動き。加速・ブレーキ時のちょっとした反動、違いますね。しばらくこのまま乗りましょう(^o^) ただし車内泊の旅行では、バッテリー容量の安全マージンを考えてD型に戻すと思います(^^)v

 

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