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RAYBRIG HID Type100の分解フォグランプを無限バンパー内に装着するにはやはり直径10
cm程度が手頃なサイズ。今回、中古品の丸型HIDランプを手に入れました。丸型超ワイド配光のレイブリック HID ASSIST LAMP TYPE100。同じTYPE100でもイグナイタやインバータが異なるモデルが数種類あります。ボルト1本の吊下げ専用タイプですが、最近はこのブラケット&ステー部を仕様変更したTYPE100改という商品が存在します。
中古品なので、まずはメンテナンス。ボルトでぐるり周囲を固定しまくる構造のためメンテナンス性は悪いです。裏側のゴムカバーを外すには、ブラケット部を含めてなんと7本の4
mmボルトをすべて外す必要があります。しかも徹底して特殊ボルト(ヘクサロビュラ穴付ボタンボルト)、これじゃあバーナー交換も大変ですねえ(T_T)。レイブリックのHPを見ると・・『HIDアシストランプは、危険防止のため一般の方ではバーナー(バルブ)交換ができないよう、特殊なネジで固定されています。従いまして、バーナー(バルブ)交換につきましても、修理対応になっておりますので、お近くのカー用品取扱店などへ「修理依頼」してください。』
では、さっさと分解しましょう
(^^;)。先端だけ交換できるビット式の工具では軸が太くなるのでブラケット奥のボルトまで届きませんでした(T_T)。新たに特殊ボルト用の工具を購入、今では1000〜2000円程度でホームセンターでも売っています。錆びたボルトをすべて外し、裏のゴムカバーをめくります。使用されていたバーナーはパナソニックのD2Sタイプ、おそらく
4000〜4500K程度でしょう。バーナーは遮光板を取りつけて再利用します。ブラケット類も黒く再塗装して組み立て。錆びたボルトは一般の4mm+ボルトにすべて交換。
●インバータの取りつけ
いろいろと思案した結果、まずは大きな2つのインバータを2本のボルトで連結。巨大な長〜いインバータ化としておいて、結果余った左右2箇所のボルト穴&ステーで固定することにしました。ラジエター前のクロスビームへの取り付けボルトに2本のステーを取り付け。高さを稼いでラジエター前に2個ぴったり入りました
(^o^)あえてラジエター前に物を置かなくても・・ね
(^^;) たまたま連結したインバータの長さが左側ラジエター前でぴったりだったんですよ。もう少し短いインバータなら、右側のエアコンコンデンサ前をお勧めします。イグナイタ分離タイプですので、インバータをある程度離れたところに取りつけることが可能でしたので、この場所でも右側バーナーまでの長さにまだ余裕があります。本当はケーブルもメッシュ化したかったんですが、それにはイグナイタを切断する必要があるので、はじめから使用されていたコルゲートチューブで妥協。コルゲートチューブの端は、私の経験上ビニルテープを巻くより細いタイバンドで軽く絞る方がいいと思います。丸いリングをはめる感じで締め過ぎない程度
(^^;)
●ランプの取りつけ
大きく口が開いた無限バンパー内に吊下げるため、奥行きのスペースには問題ありませんが、やはりこのランプ少し重いです。しっかりしたステーを組む必要がありますので、ボンネットの取り付けボルト
(8mm)を利用する方法がベストです。あれこれ専用ステーも作ってみたものの、結局8mmロングナット&でんでんボルトの組み合わせ技に落ち着きました。
ボンネット取り付けボルトは前後2本あるわけですが、ほとんどのフォグなら前側のボルト利用がベスト。ですが、このランプの場合、かなり前方に突き出た構造のため、わずかにバンパーに干渉するんですね〜残念。ブラケットの構造上、このまま奥方向に微調整する事は不可能なので、仕方なく後側のボンネット取り付けナットをロングナットに交換して試着。結果、今度は奥へ入り過ぎ〜
(T_T) あと4cmは前に出せます。
で、今度は2
cmスペーサー&4mm×25mmボルトでブラケットをオフセットさせて装着。面倒でしたが、なんとか取り付け完了(^^)v あ、そうそう、イグナイタは写真にあるようにランプ下にぴったりのスペースがあるんです。両面テープで貼ってるだけです。構造上ランプを外すたびにイグナイタもすべていっしょに外さないといけませんから、へたにボルト等で固定すると、とても面倒ですよ(^^;)
●リレー配線追加
さてさて点燈、ゲッ!\
(◎o◎)/!眩し過ぎる・・。遮光板入れてもダメか・・。しかも立ち上がり時、5秒程度まで超高速フラッシュ状態。純正フォグ配線でもPIAAのバラストでは全く問題なかったのに〜(T_T)。片側のみならどちらもスゥ〜っと全く問題なく立ち上がるので、やはり少々電力不足と思われます。ご存知、ビートはバッテリーがリアに設置されているので、一般的なバッテリーからの電源確保がとても面倒なんですね。リアのバッテリーから電源ケーブル引き回すのも面倒ですので、ハンドル下のイグニション7Pカプラからバッテリー電源を確保することにしました。回路的にはここからでも充分なはずです。ジャンク品をあれこれ分解して、ホンダ車用7Pカプラから電源分岐カプラを製作してケーブルに割り込ませました。
配線をトランク内へ引き出した後、20Aヒューズ&30Aリレーをかまして2個のインバーターまで電源を確保。リレーはフォグの配線でスイッチングさせています。この
HID ASSIST LAMP TYPE100に付属しているキットでは左右別々に30Aリレーを使用していましたが、シンプルに1個で処理しました。■ 戻る ■