●純正フォグ配線を利用して汎用フォグスイッチをつける
汎用のフォグキットを買った場合、リレー配線&スイッチなどが付属していますが、ビートの場合は肝心のバッテリーがリアですので、あまりにも面倒な配線作業になります。そこで純正配線を利用した簡単な装着方法を載せておきます。
純正フォグ配線は足元のハンドル下にビニールテープで束ねられているはずです。純正フォグスイッチは照明内蔵で、スイッチONで物理的に、フォグ配線ON、イルミ配線ON、空き配線ON(接続なし)の一気に3回路がONになる複雑なスイッチですから、いろいろな配線が必要になっています。そして、この配線には足元のヒューズボックスを通るフォグ純正配線も含まれているので、これを利用すれば、面倒なフォグから室内への配線の引き込みがいりません。
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青/赤]と[白/赤]がつながれば、フォグ配線がONになります。でもそのままでは、ポジションをつけなくてもフォグがついてしまうので厳密には車検に通りません。一般的な連動にするには、純正スイッチ内蔵照明用のイルミ電源とアースを利用してリレーをコントロールし、純正フォグ配線のON/OFFをするようにすればいいでしょう。汎用スイッチは図のようにイルミ電源側に入れてもいいし、アース側に入れてもいいと思います。また、フォグ配線にスイッチを入れても全く問題はないと思いますが、イルミ点灯中(ポジション点灯中)にはリレーが常時作動中になってしまいます。
フォグ配線はそのままフロントのウインカー配線の隣まできています。青いビニルテープで束ねられた平行配置の平型2極端子です。一般的なT文字配置の2極カプラ−が使えませんから、そのまま平型端子を挿し込むか、切り落して汎用カプラ−やぎぼし端子で接続してください。
最後に足元ヒューズボックス内のフォグと書いてあるソケットにヒューズを挿し込んで動作確認してください。
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