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●ドアロッくんセキュリティーVについて

ドアロッくんver.Vにショックセンサーと120db/mサイレンをセットして、セキュリティー機能を追加した商品です。リモコンも標準で2個セットになりましたo(^o^)o

 イエローハットで\21,800

ドアロッくんの基本動作としては、リモコンのONで1系統[]のアース(ロック)、OFFで1系統[]のアース(アンロック)、そしてOFF2秒以上で1系統[]のアース(トランクオープナー)の3つのアースコントロールを持っています。またロック解除後、約20秒たってもドアが開かない場合は再ロックされます。またイグニションON約20秒後にオートロックされ、イグニションOFF又はドアが開けられるとロック解除されます。

それに加えセキュリティー関係では、1系統のアース認識(ドア開閉検出)と2系統のセンサーコネクタ(ショックセンサー接続)で、ロック作動中は警告LEDが点滅します。ドアロッくん本体にも警告アラームが内蔵されていますが、更に付属サイレンを接続することで超強力なセキュリティー機能追加になります。

ロックの動作、警告の動作はすべて+12V出力コード[ピンク]が基本となり、接続してスモールランプ等を点滅させることができます。最新バージョンVには、この出力をハザードに接続できるようにダイオードを追加した予備配線がセットされています。更にこの出力を利用して、接続された付属サイレンを点滅と同時に鳴らせる仕組みです。

 

●ドアロッくん本体の装着について

ドアロッくんの専用コネクタには、ここに挿し込むコントロールカプラ−によってうまく配線変更させて、ドアロックモーターが装備されていない車にも対応し、汎用性を持たせています。ドアロックモーターが全く装備されていないビートの場合は、青いコントロールカプラ−になります。

■配線について

接続に必要な配線は、常時通電/イグニション連動/アース/ドア連動アース/ロック線/アンロック線の基本動作に必要な6本です。じっくりと考えてきれいに配線を処理しましょうo(^o^)o 電源などはヒューズボックスから取り出すのが一番楽です。

 例えば[メーター]を利用するとイグニション連動

 例えば
[フォグ]を利用すると常時通電

ビート側の配線色とドアロッくんの配線色は全く異なります。不用意にそのまま配線すると間違いの元なので、ビート側の配線色を優先したオリジナルの配線束を新たに作りました。更にロック線/アンロック線の延長も必要となり、この専用の配線束をつくるのに丸1日かかってしまいました(^_^;) しかし、一旦作ってしまうと後はカッチンカッチンとコネクタ接続なので楽なんです。

また、ハザード連動にする場合の配線は、ハンドル下のウインカーレバーへ繋がる配線束の中の[/][/]へ割り込む方法が一番楽だと思います。

 

■ドアロッくん本体の取付け

ドアロッくん本体は、助手席足元のパネル裏へ両面テープとタイバンドで固定。なんかすっぽりと収まりましたね(^o^) そして警告LEDは助手席側へ貼り付け。

 

 

■専用モーターをドアへ取り付ける

ドアロックモーターが全く装備されていないビートの場合は、両ドアに取付ける専用モーター2個が必要です。専用モーターの取り付け用に金具などがいろいろ付属していますが、使用したのはその中のステー1本。下の写真のように、ドア裏パネルにドリルで直接2箇所穴をあけ、短いタッピングビス4本でモーターと若干変形させたステーを直接固定する簡単な取り付けですo(^o^)o

  

問題はこのモーター配線の室内への引き込みです!これが超大変!もともとスピーカー&パワーウィンドウー用にドアからの配線チューブがあるんですが、このチューブが途中で直角に曲がっているのでどうやっても素直には通りません(T_T)。仕方なくフェンダーパネルを外し、チューブを一旦引き抜いての作業となりました。

  

 

■リモコンキーについて

このユニットのワイヤレスシステムはデジタル電波式で、それぞれのリモコンにIDコードが含まれています。車載ユニットにリモコンのIDを追加登録することで、1台に対しリモコンは4個まで利用できます。また、オプションのベースキーを装着することにより、キー一体型リモコンにできます。3Vリチウム電池[CR1616]を2個使用。

  

オプションのベースキーは確か1000円程度だったような・・?(もったいないので(^_^;))ビートのスペアキーの1本を切りだしてベースキーもどきに仕上げて合体させましたo(^o^)o

 

●ドアロッくんのオートロック機能の問題点

ドアロッくんセキュリティーVには2つのオートロック機能があります。ロック解除後の約20秒間にドアが開かない場合は再びオートロックされます。またイグニションON後も約20秒でオートロックされます。このオートロック機能がビートの場合、キー閉じ込みの可能性が大きくなってしまうケースがあるんです(*_*)

例えば、リモコンでロック解除します。助手席に一旦荷物とリモコン付キー束を入れます。さあ出発!っと運転席側に回り込んだら、20秒たってしまって勝手にロックされてしまった・・というパターンです(T_T) これは運転席側にしかドアアーススイッチが存在しないビートの場合、助手席の開閉はドアロッくんには全く認識されず、ロック解除20秒後に再びロックされてしまうのです。

私のビートには助手席側にもスイッチを追加してあるので問題ないと思っていたんですが、最近になって運転席側のスイッチの調子が悪く、室内灯が点かない時があるんです。この場合にもドアが開いていることにはならず、勝手に20秒後にロックされてびびりました(^_^;)

また走行中のオートロックはイグニション電圧の判断であって、実走中かどうかの認識ではありません。ご存知トランク内のビート純正CDチェンジャーは、キーを回してACCをONにしないとCDの取り出し作業ができません。キーを回して外へ出て・・そのときACCを超えイグニションまで回してしまってたりすると、チェンジャーいじってる間にロックされてしまいます(T_T)

 

・・ということで残念ながら、このオートロック機能はビートの場合はキャンセルしたほうが良いと私は思います。さてキャンセルの方法ですが、ドアスイッチなどに配線しなければオートロックは機能しないわけですが、ドアが開いた時の警報という本来のセキュリティー機能もキャンセルされてしまいます(T_T)

 

さすが設計者もこういったケースには充分配慮?しているらしく、配線などでごまかすのではなく基盤上のスイッチで機能を制御??できてしまいます。説明書や基盤上にも全く説明がなく、詳しいことは分かりませんが、ディップスイッチ1と2をOFFにすると事実上???私のドアロッくんはオートロックがキャンセルされるのでありました(^_^;)

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