●純正アラームユニットについて
純正回路そのものは上図に示した通りです。ちなみにこのアラームユニットは壊れても[
38965-SS1-003 ベルト&キーアラームASSY \3,500 ]だそうです。さて、アラーム本体の配線を見て下さい。右から2番目の配線[緑
/赤]は運転席ドアのスイッチに配線されており、ドアが開くとアースにおちます。右から3番目の配線[青/白]はキーがささるとアースにおちます。イグニションOFFの状態で、この2つの配線が両方共にアースにおちたとき、アラームが鳴るようになっているみたいです。つまり、キー抜き忘れ機能ですね。
●純正アラームをライト消し忘れアラームに転用する方法
イグニション関係の配線はそのままですので、エンジン稼動中など、キーONの状態ではこれらの配線では、ライト消し忘れアラーム機能は作動しませんので、ご安心を
(^。^)■リレーを使って消し忘れ機能を追加する一番簡単な方法
上図は、リレーを1個購入し配線するだけで、キー抜き忘れ機能をライト消し忘れ機能にしてしまう一番簡単な方法です。ドアを開け、キーを抜いても、イルミ電源からの電圧が断たれない限り、キー抜き忘れ機能と同等のアラームが鳴り続けます。
イルミ電源の確保なら、ハンドル下カバー内のフォグスイッチ配線から取るのが一番楽でしょう。もし、フォグスイッチがまだついていないなら、ハンドルの根元にビニールテープで束ねられていると思います。このコード群の中の[赤
/黒(オレンジ丸)]がイルミ電源で、2本あります。ここから、エレクトロタップなどで分岐すればOKのはずです。念のため、電圧計などで確認してみてください。あとは、アラームの右から3番目の配線[青
/白]を切断し、アラーム側配線に青い配線を接続すれば、ライト消し忘れ機能が追加されます。ただし、端子つけるにも配線めちゃ細いですよ(^_^;) 私は一旦切断して小型端子で接続しました。使用するリレーはコントロールのみですから、大きな許容電流は必要ありません。ライト用の市販リレーでは、コードが太すぎて接続が大変です。安くて便利な商品が、オーディオコーナーにあるマツダ系車用オートアンテナ電源リレー(オートバックス:P&A PA−322Z)。車内用のオムロンのリレーを使用しコード付きです。
■アラームの配線は細いので、別の場所で配線する方法
アラームユニットの右から3番目の配線[青
/白]はキーがささるとアースにおちます。この配線は当然、キーがささるイグニションに配線されているわけで、ここに配線する方法もあります。ハンドルカバー類をはずしていくと、青いソケットケースがあります。イグニションからのコネクタの中に他の太い配線に比べて細い配線[白
/青]があります。ここからアラームに配線が続いているはずですから、ここに配線しても同じ結果となります。