毎日をのらくらと過ごす
その日暮らしが丁度良い


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20040223

空虚と愛情と
何もしないままもう2月も終わろうとしている。
結局、仕事に復帰はできなかった。相変わらず電話がかかってくることを恐れている。
何も変わっていないような気さえする。
家族は理解してくれているようで、そうでもないようで。
沈む方向にしか消化されない言葉を投げかけられることも少なくはない。
家の中で味方は兄と猫達だけのような気がしてならない。
ただ、それは自分が落ちているからそういう風にしか受け取れないのかもしれないのだが。
何もない様な、苦しいような、悲しいような、なんとも表現できない不安に苛まれ
布団にもぐって泣くしか出来ない日が今でもやっぱりある。
今は、通院して薬ももらっている。だけど、こういう状態は昔からあった。
結局自分は昔から持っていたものなのかもしれないと時々思う。
空虚に追いつめられて泣くしか出来ないとき、緩めてくれるのは彼しかいない。
いつも頼ってばかりいる。ごめんなさいとありがとうばかり言っている気がする。
彼はいつも私のその時一番欲しい言葉をくれる。抱きしめてくれるだけで少し楽になれる。
それは、自分が頼りたいからだけじゃなくて、彼自身が私の病気のことを
充分に理解してそれでも隣に居てくれてるからなのだろうと思う。
いくら感謝の言葉を伝えても足りないぐらいだ。
愛されているという実感が目に見えるほどあるから。
そばに居てくれて本当によかったと心から思える。
自分がしてもらっているみたいに彼にも自分は出来ているだろうか。
彼の力になれているだろうか、と時々不安に思う。
愛してくれてありがとう。そばにいてくれてありがとう。
言葉にするとなんて陳腐なんだろうって思うけど、伝えないよりは伝わるかな。


先日、RUIさんと久々にお会いした。共に大阪へ。
もともとうちのスペシャル待遇だったお客様のおうちへ遊びに行ってきた。
RUIさんはいつの間にやらお友達になっておられたらしく、新プロジェクトの相談役でもあったりする。
初めましての人にはなかなか馴染めないはずの私ですが、気が付けば普通に話してました。
奥様の手料理をごちそうになり、旦那様お手製の紅茶ゼリーを頂き、まったりとした時間をすごした。
途中からお友達も加わり、写真撮りまくったりお話ししたりって感じだった。
なんていうか、初対面の方のおうちに遊びに行った心地ではなかった。
彼の持っている雰囲気なのか、すごくリラックスした時を過ごした。
まだよくどんな人か知らないけどなんだかとっても親しみやすくて、素直に尊敬出来る方だなと思った。