データ未入力時のエラー表示

 自動計算で結果を表示させると、未入力の時でも「0」のような計算結果が表示されてしまいます。
 これは、確認用のものなら構いませんが、請求書などの対外的な資料では具合が悪くなります。

T.

 図の上と下の表を見比べて下さい。どちらも同じ表ですが、上の表は賃料や部屋数が未入力であるのに、合計が「0」と表示されています。
 下の表はその部分を修正して、データが未入力の場合に何も表示しないようにしたものです。

U.

 関数は合計の表示されるセルに、賃料×部屋数の式
 =C6*D6 等を入力しています。
 しかし、これでは未入力の時は、それぞれ「0」と判定して計算結果も「0」となってしまいます。
 そこで、下の図のような関数を追加します。

V.

 修正した関数は、
 = IF(D14="","", C14*D14 )
となります。赤文字の部分が追加されています。
 ようするに、= と修正前の関数に  IF(D14="","",)追加します。この方法は、IF関数を使用した他の式でも使用できます。

 これで、IF関数を使用して未入力の時の表示エラーを回避できました。