自作連続データの挿入

 下の図の左の操作をすると、その右の図のように、連続したデータを簡単に挿入できることを知っている方は多いと思います。
 ここでは、さらにステップアップして、自作連続データの挿入のしかたを説明します。

T.

 まず、初心者の方のために、基本的な操作を上の図で説明します。
 適当なセルに1月と入力し、「Enter」キーで確定します。そして、そのセルの右下の角にマウスを合わせると上の図のように、マウスの形が「+」に変わります。
 その状態でクリックしたまま、マウスを下へ移動(ドラッグ)します。そして、入力したい月まで移動したら、マウスから手を離します。

U.

 次は、データの長い都道府県の連続データを挿入するための設定例です。
 下の表の北海道の文字の前でマウスをクリックし、そのままマウスを下の沖縄まで移動して、マウスを右クリックします。
 表示されたツリーの中の「コピー」をクリックします。これは、ホームページからデータをコピーする方法です。

北海道  
青森県  
岩手県  
秋田県  
宮城県  
山形県  
福島県  
茨城県  
栃木県  
群馬県  
埼玉県  
千葉県  
東京都  
神奈川県 
新潟県  
福井県  
石川県  
富山県  
静岡県  
山梨県  
長野県  
愛知県  
岐阜県  
三重県 
和歌山県  
滋賀県  
奈良県  
京都府  
大阪府  
兵庫県 
岡山県  
広島県  
鳥取県  
島根県  
山口県 
香川県  
徳島県  
愛媛県  
高知県  
福岡県  
佐賀県  
長崎県  
大分県  
熊本県  
宮崎県  
鹿児島県  
沖縄県 

V.

 エクセルを開き、適当なセルを右クリックし、貼り付けを実行します。北海道から沖縄まで、貼り付けできました。
 メニューの「ツール」→「オプション」と進み、次の図の画面を表示します。そして、「ユーザー設定リスト」のタブを開きます。

W.

 この画面の「ユーザー設定リスト」の、「新しいリスト」をクリックします。
 「リストの取り込み元範囲」の右の「2」で赤丸してあるボタンをクリックします。
 取り込み範囲を入力するツールが表示されますが、それを無視して、先ほど貼り付けした北海道から沖縄までをドラッグして、「Enter」キーを押します。
 元の画面に戻り、範囲が入力されましたので、「インポート」ボタンをクリックします。
 これで、リストに都道府県が追加されましたので、次回より北海道と最初に入力するだけで、都道府県の連続データが簡単に入力できます。
 このページの都道府県の元は、手入力するのが大変なので、全国地図の都道府県一覧のホームページからコピーしたものを、メモ帳に貼り付け、一列に改行して編集したものです。
 このように、長いデータはホームページからコピーして編集する方が早いです。