6  Excel罫線
◆ 範囲を指定をする
表の作り方の続きで説明します。
罫線を引くには、まず罫線をひくセルを選択します。
この例は、作成した表全体に格子の罫線をひく方法です。

1、表の始まりの項目「名前」と入力されたセルをクリックします。
2、そのままマウスを右下へ移動します。(ドラッグする)
3、表右端の列で最後の行となる、「2070」と表示されたセルの上で、
  マウスから手を離します。

手を離した位置で、下の図のように範囲が指定されます。

 

◆ ツールから選択して挿入

選択した範囲にひく線の種類を選択します。

1、ツールの「罫線」よこにある「」をクリックします。
  (下の図で左上の赤丸がしてあるボタンです。)
2、罫線の種類が表示された中から、「格子」を選択します。
  (下の図で右下の赤丸がしてある「田」のボタンです)
3、選択したボタンをクリックします。

下の図のように、表全体に、格子の罫線がひかれます。

◆ 罫線の種類について

今回は、格子の罫線をひく方法でしたが、
上の最初の図を見てもわかるように、いろいろな罫線を選択して
ひくことができます。
格子を選択したときと同じように、罫線の選択画面を表示します。
それぞれのボタンの上にマウスを合わせると、名前が表示されます。

罫線の種類

枠なし 何も線がひかれません。線を削除するときに使用します。
下罫線 セルの下に一番細い線をひきます。
左罫線 セルの左端に一番細い線をひきます。
右罫線 セルの右端に一番細い線をひきます。
下二重罫線 セルの下に二重線をひきます。
上罫線+下罫線 セルの上と下に線をひきます。
下太罫線 セルの下に太い罫線をひきます。
上罫線+下二重線 セルの上に細い線をひき、下に二重線をひきます。
上罫線+下太罫線 セルの上に細い線をひき、下に太い線をひきます。
格子 セルに格子の線をひきます。1つのセルの四方に線がひかれます。
外枠 選択した複数のセル全体の外側に枠線をひきます。
外枠太罫線 選択した複数のセル全体の外側に太い枠線をひきます。

上の罫線の種類を選択して、いろいろと試してみてください。
罫線をひく場合は、まず線をひくセルを選択する必要があります。
ひとつのセルを選択した場合は、そのセルのみに対して線がひかれますが、
複数のセルを選択すると、選択した全てのセルに対して罫線がひかれます。

注意!!
罫線は、選択した同じセルに対して、最後に選択した罫線が優先となります。

表のデータを入力して、その表の外枠に太い線を先にひき、
後から格子の線をひくと、外枠は細い線に変わります。

罫線をひく方法は、今回のツールを使う方法以外に、メニューから「書式」→「セル」と
すすみ、「罫線」タブから線をひく設定をすると、もっと多くの機能が使えます。
例えば、線の色を変える、点線をひく、指定した場所のみ線を削除するなど。
この方法の詳細説明は後ほど別ページにて行います。

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