剣山・三嶺(ミウネ、またはサンレイ)縦走 2016年10月10-11日

初日は倉敷を朝9時前に自動車で出て、坂出から国道438号線経由で剣山のふもと見ノ越を経て、途中で奥祖谷二重かずら橋を見学してから、名頃駐車場に自動車を置きました。
名頃からバスで見ノ越に戻り、リフトに乗って中腹の西島駅へ。そこから大剣神社経由の登山道で頂上ヒュッテまでは1時間程です。初日は山頂ヒュッテ泊です。
奥祖谷かずら橋(女橋)
剣山山頂、とても良い天気です。
剣山山頂(左側)とその向こう側に続く一の森(山)
山頂からの夕焼けと雲海(ここまで10月10日)
山頂の夜明け、雲間から瀬戸内海と思われるところが帯状に赤く横に伸びて見えました。
うろこ雲が朝焼けに染まっています。
10月11日の日の出
剣山山頂から縦走路ジロウギュウ方面、今日は曇り空です。
ジロウギュウを過ぎて振り返った眺望。縦走路はススキの季節でした。
高ノ瀬(1741m)から剣山方面の眺め。晴れ間が広がっていました。ここまで剣山から約3時間。
今年の紅葉は遅いそうで、まだほとんど山は緑でした。花はリンドウがところどころにあるだけで、ちょっと残念です。
高ノ瀬を過ぎて道は草原を抜けてゆきます。
山の上の草原の道は気持ちがよいですが、その前後に何回もあるアップダウンはたいへんです。
白髪避難小屋を過ぎて少し行ったところから見る三嶺、あと約4kmあります。
同じところから剣山方面。もう13kmも歩いてきました。
鎖場のある急登を1時間半かけて三嶺山頂へ。ガスが出始めて視界はよくありません。時間が遅めのためか他の登山者はなく、山頂独占でした。
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四国の、そして日本でも屈指の縦走路と言われているこの山道を歩いてみたくて一泊二日で行ってきました。初日ほぼ快晴、2日目は曇りでしたが雨の心配はありませんでした。夜から朝は気温10度以下で冷え込み、星を見たり日の出を見るには相当冷えましたが歩くにはよい気候でした。有名になるだけあって眺望・見晴らしがよくて、歩きがいのある道です。ただロングでタフなコースと書かれてあったとおりで、最後の方では体力、脚力、ペースが落ちてきて、時間がかかってしまいました。鎖場もきびしかったですが、2時間くらいと見込んでいた三嶺から名頃への下山は3時間もかかってしまいました。駐車場に戻ったときはちょうど日没時であたりが急激に暗くなり、ぎりぎりでした。
休憩含むタイム概略(剣山から)・・・  剣山山頂ヒュッテ6:40発→丸石8:15着→高ノ瀬9:35着→平和丸11:35着(昼食)→三嶺14:45着→名頃17:55着(約22km)