最終更新日2002年10月12日

調整中の釉薬(志野風化長石単身)を

テスト炉で焼成した結果報告します。

平成14年8月9日

 

(画像1)

sino01.jpg (30517 バイト)

昨年の夏のイベントの時の残りを赤土に塗りテストしました。焼成温度は1,340℃(単純焼成法)

 

(画像2)

sino02.jpg (38848 バイト)

今回から糊の種類を変えて見ました。

焼成温度は、奥左から1,280℃、1,340℃、1290℃、

手前右から1,320℃、1,340℃(特殊焼成法)

 

(画像3)

sino03.jpg (53434 バイト)

1,340℃まで上げて鬼板を沸せました。

前回迄と比べると柚子肌の特徴と蟹の巣状の気泡が出やすく

成りましたが、未だ未だ調整の余地が有るようです。

 

平成14年8月31日

平成14年8月21日に信楽にて上の作品を杉本様に見分して頂いた結果(画像2)の手前向って左側ぐい飲みの作品が良い出来だと言われました。この風合を目標に焼成して行きたいと思います

 

(画像4、5、6)

sino04.jpg (35275 バイト)sino04(2).jpg (38667 バイト)sino04(3).jpg (35343 バイト)

先の風合いに似せる為温度を合わせて焼成しました。

(特殊焼成法)

 

(画像7)

sino05.jpg (36869 バイト)sino06.jpg (54400 バイト)

上と同じ釉を薄掛けして見ました。まずまずの出来かも?

(特殊焼成法)

 

(番外編1、2)

momo1.jpg (30999 バイト)momo1(2).jpg (31233 バイト)

 

志野風化長石にビードロ木灰(カブマツ製)を1.3%足し調整しました。画像はストロボ発光有り無しだけで、作品は全く同じ物です。

この作品は画像4〜7以前の物ですが中々良い出来なのでUPします。

向って左のぐい飲みは「天」、右の茶碗は「月 火 !!」と書きました。(別に意味は有りません)

この釉は、志野風化長石単身では無いのでカブマツでは、志野釉とは呼ばず「モモちゃん」と呼ぶ事にしました。(本日銘々)

(特殊焼成法)

 

(番外編3、4、5)

momo2.jpg (33008 バイト)momo3.jpg (31204 バイト)momo4.jpg (39108 バイト)

茶碗、3面画像高台の9番の鉛筆文字は、テストナンバーです。

 

平成14年10月11日

↓↓↓↓↓↓↓↓「続 き」↓↓↓↓↓↓↓↓

継続してテストした物で、良い出来面白い物を載せました。

 

(画像8)

sino07.jpg (37604 バイト)

再び志野風化長石単身で調整しました。ビードロは配合して居りません

(特殊焼成法)

 

(画像9)

sino08.jpg (34016 バイト)

糊の種類をもう一度変更しました。

(特殊焼成法)

 

(画像10)

sino09.jpg (34649 バイト)

(画像9)の物より、低温での馴らし時間を増やしたので、下絵が良く出てきました。

(特殊焼成法)

 

(画像11)

sino10.jpg (33214 バイト)

(画像10)の物より、更に低温での馴らし時間を増やしました。鬼板が、一部表迄完全に出ています。

(特殊焼成法)

 

(画像12)

sino11.jpg (36447 バイト)

全員集合〜!

(特殊焼成法)

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