アンダー フロア スポイラー
地元のショップに「ゴールドグリッダー」を買いに行ったところ、たまたまコレが置いてありました。
「アンダー フロア スポイラー(UFS)」 メック・アイ
ショップの人曰く「効きますよ〜、今までつけた人の中で『効果がないから』と言って外した人はいません。」(キッパリ)
(ホントかぁ???せっかく付けたんだから効果がなくてもそのままにしてるんじゃぁ。。。。。)
と天邪鬼な私はそう思いつつも、数日後に筑波サーキットでの走行会が控えていたこともあり
リアウイングの付いていないハリー号のトラクションの向上に
そして少しでもタイムアップに繋がるのであれば…なんてスケベ心がムクムクと頭を持ち上げ思わず買ってしまいました。(笑)
予定外の買い物なので少しでも安く上げるため、取り付けは自分で行い、その分工賃を浮かせました。(せこっ)

左:パッケージ(HPでも同様ですが)の文句、ちょっと大げさすぎないかい!?少なくともブレーキパッドの交換は必要ないゾォ!(爆)
中:ベースとなるブラケットとUFSは別体になっています。
右:角度が調整できるようになっています。スポイラーそのものは硬質のゴムで成型されているようです。
取り付けに関して。
ブラケットの前方はアンダーカバーの取り付けボルトで共締め、後方は樹脂製整流板(?)固定用ボルトとの差し替えです。

まずアンダーカバーの取り付けボルトをすべて緩め車体との間に隙間を作り、そこへブラケットを差し込みます。
このアンダーカバー、下から覗くとペラペラなアルミ板に見えますが、実はもの凄くゴツいです。まぁ補強メンバーも兼ねているので当然と言えば当然ですが。
ボルトは全部で6個。16ミリ。締め付けトルクは約6kgf・m。
左:赤矢印がブラケット後方を固定するために差し替えるボルトです。
中、右:ブラケットの固定中。
ブラケットの前方が車体とアンダーカバーの間に滑り込むように折れ曲がっているのがわかるでしょうか?
この辺のフィッティングは特に問題ありませんでした。
角度調整。
左:最弱
中:標準 ショップ推奨の位置(!?)でしたのでこの位置で固定しました。
右:最強 ショップの話ではよほどガチガチな脚でもない限りフロントの入り方がキツすぎるらしいです。試してはいませんが。(笑)
左:前述しましたがアンダーカバーは補強メンバーも兼ねているのでこの部位のボルトを触る際は
車載ジャッキなどで片側だけを持ち上げるのではなく必ず車体を水平にしましょう。
中、右:完成図。ブラケットさえ固定してしまえばUFSそのものの固定はごく簡単です。
画像ではわかりにくいですが真横から見るとUFSはやはり突出しています。

さてさて、肝心の効果の程は。。。。

ちょっと逆説的になりますが、、、、
1,2週間の装着期間を経て、ある事情によりUFSを外して高速走行をしました。
するとエラく外乱に弱いのに気付きました。例えば大型バスなどを抜き去る際の風圧でクルマが揺さぶられる感覚がとても強いんです。

振り返ってみれば、UFS装着中の高速走行はクルマの挙動がかなり安定していたような気もするんですが
クルマが良い方向に向かっている時、人間はあたかもそれが当たり前であるように受け入れてしまうものなので メリットをメリットとしてなかなか気付かないのかもしれません。(なんだかとっても微妙な言い回し。)
もちろん、その後、UFSを再度装着したことは言うまでもありません。(笑)

ちなみに筑波サーキットでは約2秒の短縮ができました。
ドライバーの技量の向上はまず考えられないので、おそらく効果があったんでしょう、たぶん。(笑)

いずれにしてもデザイン上、そして空力的に効果的なエアロパーツを付けたくない、あるいは付けられない人にとって
空気を味方に付ける為の一つの選択肢にはなるのではないでしょうか?



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