リアブレーキパッド交換
現ハリー号に前323iのbremboフロントブレーキを移植したのは以前紹介した通りなんですが
移植後、ブレーキを強く踏んだ時などは前車に比べてABSが作動し始めるポイントがいくらか早いのが気になります。
またブレーキング時のクルマの挙動もフロントに対してリアの接地感がちょっと心許ない感があるので 、おそらくフロントブレーキの依存度が高く、そのためフロントに荷重が多めに掛かり、結果的にABSの作動ポイントが早くなったんでしょう。

当時、323iにbremboを装着した際、前後のブレーキのバランスを考えて、同時にリアブレーキのパッドをスポーツタイプに交換したんですが、ハードブレーキ時のクルマの挙動の安定性、という意味ではリアパッドの交換が少なからず功を奏していたのは間違いのないところなのでしょうね。

とうことでリアパッドをスポーツタイプに交換です。
モノは「ジィ・メヴィウス」 (株式会社プロジェクト・ミュー)”ユーロ・スポーツ”です。
今回はオンラインダイレクトショップ (通販)の利用です。
ちなみに323の時も同じモノを使用していました。
「ユーロ・スポーツ」!
いかにも効きそうなネーミングですね。(笑)
左側が純正。鳴き防止用にシムが付いてます。工具です。シングルピストンなのでブレーキピストンツールはなくても構いません。
裏側。作業は7mmのヘックスボルトを外すだけです。締め付けトルクは300kgf-cm。 こんな感じでブレーキピストンを押し戻します。パッドを組む前にピストン、反対側の支持部にブレーキグリスを薄く塗ります。
↑のボルトはキャリパーのスライドガイドも兼ねているのでグリスアップします。 今回使ったグリス類です。上のブレーキグリス、高い、高い。(笑)外観はこんな感じです。

インプレです。
やはりフロントだけで効いているような、あたかもフロントストラットだけで減速Gを支えるような(ちょっと大げさですが)感覚はかなり軽減されました。
リアの接地感も改善されているので交換のメリットは大きいですね。

また、このパッドは予め面取りが施してあるので今のところ「鳴き」は出てません。
ブレーキダストはそこそこ出ます。まぁリア側なんで大したことはありませんが。(笑)


ブレーキパッドの交換作業はそれほど難しいものではありません。 一般的なクルマ部品のチェーン店では結構な工賃を取られるそうですので出来れば自分でトライしましょ〜。(^o^)丿
パッドが鳴きだした時のメンテにも応用可能ですしネ!(^_-)
基本的にキャリパーの裏側、マウントとキャリパーの位置決め&固定をしているスライドピンを外すだけでパッドは外せます。
なお、純正の場合、フロントに関しても同様の手順になります。

おっと、、、交換時、リザーブタンクのブレーキフルードのチェックをお忘れなく。 ピストンを戻した時にフルードが溢れるとエラいことになってしまうのでMAX状態であればスポイド等で減らしましょう。


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