ブレーキパッド PAGID RS4-2 LOTUS | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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brembo装着後、3セット目のパッドになります。 今回の狙いは前のセットよりもスポーツ性、つまりサーキット走行も視野に入れた選択としました。 とは言え何を基準に選べば良いのか様々なメーカー、タイプがある中ではなかなか難しいところがありますよね。 そんな中、ネット上で「PAGID RS4-2 LOTUS 10月末まで5%OFF」発見! PAGIDとはドイツのパッドメーカー。 中でもRS4-4「赤」とRS4-2「青」は有名です。 青と赤とでは何がどう違う?どっちがイイ?? 本来ならアレコレ考えるところなんですが このネットショップでの取り扱いは「青」だけ。選択の余地はありません。コレ、いっちゃいましょ〜♪ Compound |
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Friction Level
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Temperature Cold |
100℃ |
300℃ |
Max |
Working |
Max |
RS4-2 |
「青」 0.4 |
0.42 |
0.46 |
0.49 |
@550℃ 350-600℃ |
650℃ |
RS4-2-1 |
「黒」 0.36 |
0.38 |
0.42 |
0.45 |
@500℃ 300-500℃ |
550℃ |
RS4-4 |
「赤」 0.39 |
0.4 |
0.48 |
0.53 |
@600℃ 350-650℃ |
700℃ |
わかりますか?青と赤の違い。 青が比較的低温度域でも摩擦係数が若干高いのに比べて、赤は高温度域での特性が優れています。 とは言え、どちらもサーキットもこなすスポーツパッド、という位置づけは変わらないとは思いますが。 |
これがPAGID RS4-2。通称「青パジ」 ホントに青いです。(笑) 画像ではわかりませんが実際には銅か何かの摩擦材がかなり混じっていて、「いかにも」って感じです。 ちなみに前パッドはネットで購入した「ローダスト」タイプです。 「ローダスト」という割には結構汚れます。どちらかと言うと「ローコスト」が売りですね。(笑) 効きそのものは純正パッドとほぼ同等だったような気がします。 | ||
実は今回、コレを紹介したかったんですよね〜。もっと早くにすればよかったんですが。(笑) brembo LOTUSキャリパーのパッド交換に必要な工具です。 基本的にパッドを支えているスライドピンを抜くだけで交換ができます。 おそらく専用工具もあるんでしょうが、わざわざ揃える事もないですよね。 でもって試行錯誤の結果、引き抜くのに2mmボルトナットの精密ドライバー、装着には4mmソケット&エクステンションバーが最適なことがわかりました。 いや〜、これまで来るのに結構探しました、東急ハンズで。(笑) 是非参考にしてください。 | ||
面取り前と後です。あまり削って表面積を減らすのもナンセンスな話ですが、 異音対策とでも言ったらいいのかな?両サイドを中心にグラインダーで削り棒ヤスリで仕上げました。 そんなこんなで赤キャリに青パッド。なんだかオモチャみたいですね!(爆) | ||
装着後、早速走ってきました。 まずはパッドにいわゆる「あたり」を付けるため強く踏まずにポンピングを多用して100kmほど走ります。 そして解禁!(笑) う〜む、一言で表現するならば「効く」。 今までのパッドと比べるのが可哀相なぐらい素早く減速します。 ただブレーキングフィールまで変わるわけではないのでドッカンブレーキになることもありませんし、 コントロール性も申し分ありせん。 例えるなら車重が軽くなったような感覚、と言うのが正解かな〜? 試しに某所(安全なところですよ)で三桁kmからフルブレーキングしたんですが ドリルドローター特有の「ブゥーーン」という音をさせながら一気に減速する様は感無量です。(笑) それよりもこんなアホブレーキングを繰り返しても決して音を上げない3Dサス、POTENZA RE-01には恐れ入りました。 RE-01、ホントにロックしないんですよ〜。 また、スポーツパッドで良く言われる冷間時の効きの悪さですが これは全く問題ありません。 これはおそらくパッドのポテンシャルは冷間時において完全に発揮するものではない、という意味なんでしょう。 絶対的な効きはこの状況でも今までのパッドを完全に上回っています。 もちろんメリットばかりではないのは明確ですよね。 やはり、「減り」。そしてローターへの攻撃性、です。 現時点でこの課題はまだ未知数なので何とも言えませんが 所詮、ローターもパッドも消耗品、と捉えておりあまり気にしていないのが本当のところです。 | ||
異音対策その一、今まで使っていたパッドのシムを代用です。 異音対策その二、パッドの表面にスリッドを入れました。 最初は棒ヤスリとリューターでシコシコやってたんですが、あまりに時間がかかるため 鉄ノコの刃で一気に削りました。 | ||
<異音> 面取りをしたお陰かどうか定かではないのですが、今のところスポーツパッドに有りがちな「キーキー音」はほとんどしません。 ただローターが熱膨張した後、比較的低速域または軽くブレーキを踏んでいるときに「コー」とも「クー」ともつかない 低めの音がします。 ローターが使用経過によって波状に磨耗しているのに対してパッドは完全にマッサラ。 で、ローターに対してパッドが完全にアタリを付いていないが原因なのかも? ただそれがきっちりフィットするまで何もしないで手を拱いているもの何なんで(笑) アレコレやってみました。 まず、旧パッドのシムを引っ剥がし代用。 次、パッドの表面にスリッドを入れました。(普通、入っていますよね)RS4-2、入ってないんです。(T_T) アタクシ、完璧な文系人間なんで理論だった話はできませんが、 パッドの質量に対して摩擦する一つあたりの表面積を減らすことで共鳴周波数が変わるのではないか?なんて思っています。(ツッコミ無用です、スミマセン) これで当初よりもかなり異音が低減でしました。ヤレヤレ。。。 あとはパッドに完全に馴染むまでじっとガマン!? |