3D Design 車高調サスペンション
足回りを交換しました。

装着そのものは既に昨年のうちに完了したんですが、その後車高の調整、減衰力の調整等を経てほぼ完成の域に達したので紹介させていただきます。

「3D Design 車高調サスペンション」。

「サーキット走行を視野に入れながらも、雨の高速で安全に踏める脚」をテーマに横浜のStudieで造ってもらいました。
ダンパーは前後とも倒立、コイルは前:8kg/mm、後:12kg/mm。
(文字で表現すると実に単純なんですが、ここまで追い込むまでの《減衰力の決定を含む》過程には綿密な打ち合わせが必要でした。内容は企業秘密です、たぶん。(^^ゞ)

数値を見る限り、リアがいくらか強いような印象があるかもしれませんが、実際には相対的にフロントのレートを下げその分、比較的長めのコイルにプリロードを掛ける方向にしてバランスをとってあるので荷重を掛けると意外なほどしっとりロールするような、しなやかな感覚を覚えます。

路面のミューとタイヤのグリップによる摩擦だけで旋回する様なハードなタイプではなく、スキーで言うところの「外足荷重」のしっかりした分かりやすい脚、と表現したらいいのかな??
扱いにくいとか、手に余る、といった事は全くなく通常の脚として十分使えます。

またブレーキングでは倒立ダンパーの剛性が活きますネ。バネレートが高い分、ノーズダイブが少ないので減速Gがそのままダンパー(ストラット)に一挙に集中するような感触があるんですがそれでも安定感は抜群です。

いやはや、何とも頼もしい足回りを作ってくれました。もっともっと腕を上げないと宝の持ち腐れですぅ。。。(笑)
フロントは8kg/mm。
コイルはスイフト(東京発条)製です。
bremboと併せてまさに機能美ってヤツですね。(笑)リアは12kg/mmです。 後方右側にチラッと赤く見えるモノはAC-Sのスタビです。
倒立ダンパーは剛性のアップの他にバネ下の軽量化にも寄与します。 また、動きをスポイルさせないため、流行(笑)のウレタンアッパーを装着しました。外観はこんな感じです。
高すぎす、低すぎず。(笑)


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