食虫植物 FAQ 日本語版

質問ゲンリセア属 ( Genlisea ) とは?

stomach
bifurcation
分岐点
detail
詳細
回答  ゲンリセア属 ( Genlisea ) は、約 20種からなり、南米とアフリカに自生しています。ウトリクラリア (Utricularia) と関連があります。ウトリクラリア (Utricularia) 同様、虫を捕らえるの罠は地下部にあります。
 ゲンリセア ( Genlisea ) の捕虫の仕組みは複雑ですので、このページの写真をよくご覧ください。
 植物体から根のように下に伸びた各々の捕虫葉には、膨らんだ部分があり、utricle と呼ばれる消化室を形成しています(写真参照)。そこはちょうど、大きな獲物を飲み込んだ蛇のような形です。
 この消化室の下は、中空の管状となって下に伸びています。この管は二股に分岐し(写真参照)、2本の長いらせん状の枝となっています。
 この分岐した部分にはスリットが入っていて、生き物が入ることは出来ても出ることは出来ない仕組みになっています(写真参照)。唯一進んで行けるのは、消化室に向ってのみです。

 しばらくの間、文献の中で、ゲンリセア (Genlisea) のいくつかの種では、ふたつのタイプの罠があると述べられていました。−−−小さい方は、地表面に限って形成され、もっと大きい罠の方は土壌に深く入り込んで行くとのことでした。

G. pygmaea
ゲ、ピグマエア
Bouquet!
花束!
G. hispidula
ゲ、ヒスピズラ
 本属の自生地での保護状況については不明です。

 最近の研究では、ゲンリセア (Genlisea) もっぱら原生動物をおびき寄せて消化しているらしいです。

 ゲンリセア (Genlisea) の地生種は、地生種のウトリクラリア (Utricularia) 同様の管理で良く育ちます。増殖は、実生あるいは葉挿しが良いようです。
 葉挿しがうまく行かないときは、捕虫葉で試してみて下さい。私は ゲンリセア (Genlisea) の水生種は栽培したことがありません。

Galleria Carnivora の 1階にたくさん写真が展示してあります。

前の項目に移動 英語版 食虫植物 FAQ へ 次の項目に移動

食虫植物 FAQ インデックスページに戻る

bar

このページの最終更新日 : 2001年02月 Original copyright (C) 2001, Barry Rice
Japanese version copyright (C) 2001-2006, JIPS
All images on this page are used by permission of sarracenia.com