食虫植物 FAQ 日本語版

質問セファロタス属 ( Cephalotus ) とは?

回答  本属は、セファロタス フォリキュラリス (Cephalotus follicularis) 1種のみで、オーストラリア南西部の オールバニー (Albany) 近辺の限られた地域にしか自生していません。
Cephalotus
セファロタス
 捕虫葉は独特な形をしています。パフィオペディラム (Paphiopedilum) や アツモリソウ (Cypripedium (lady slipper orchids)) の花のような、袋状をしています。袋の中には、消化液がたまっていて、蟻を捕まえるために特殊化されているという意見もあります。
 捕虫葉の他に、捕虫を行なわない普通葉も付けます

Flowers
Pitchers
捕虫葉
 栽培は結構難しい方です。生水苔を用いて湿った状態で栽培されることが多いですが、パーライト 80%、水苔 (Sphagnum) 20% のような排水の良い用土を用いると、非常に大きく成長します。
 時々、休眠状態になる事がありますが、数ヶ月後には成長を再開します。
 ジャイアントタイプのものは、栽培下では 数cm にもなる大きな捕虫葉を付けます。これは最近園芸品種として登録され、セファロタス ハマーズ ジャイアント (Cephalotus 'Hummer's Giant') と呼ばれています。あなたの栽培しているセファロタス (Cephalotus) が大きい袋を付けるなら、それは多分、ハマーズ ジャイアント でしょう。

 通常、自家受粉では結実しません。(しかし私は、自家受粉で発芽能力のある種子が取れたとの報告を時々聞きます。)時々種子が販売されているのを見掛けますが、何らかの方法で作られたものなのでしょう。

 セファロタスは、地球上の非常に限られた地域にしか自生していないので、絶滅の危機に瀕しています。
 火にも適応していて、山火事の後一番最初に姿をあらわす植物のひとつです。このことが、栽培家をいらいらさせる休眠期を取ることと関係あるのかもしれません。

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このページの最終更新日 : 2000年12月 Original copyright (C) 2000, Barry Rice
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