食虫植物 FAQ 日本語版

アントシアニンのない植物とは?

Darlingtonia 'Othello'
ダーリングトニア ‘オセロ’
 ああ、あなたはダーリングトニア(Darlingtonia)かサラセニア(Sarracenia)のファンに話をしたことがあるでしょう!ダーリングトニア(Darlingtonia)の 1種、サラセニア(Sarracenia)の 8〜10種で、赤色の色素の存在しないフォームが知られています。この赤い色素はアントシアニンと呼ばれるもので、これらの植物は、アントシアニン フリー または時々 アント フリー と呼ばれます。
 それらの植物はたいへん稀少なので、収集の価値がきわめて高いと考えられています。アントシアニンのない サラセニア プルプレア プルプレア ヘテロフィラ(S. purpurea subsp. purpurea f. heterophylla)は、植物学的に記載された唯一のものです。アントシアニンのないフォームは他にも、サラセニア レウコフィラ(S. leucophylla)、サラセニア ルブラ ジョネシー(S. rubra subsp. jonesii)、サラセニア プシタシナ(S. psittacina) などでも見つかっています。
 それらの植物を発見した人は普通、発見した場所に着いては口を閉ざしています。なぜなら、無遠慮な収集家がそれを手に入れようと大きな圧力をかけてくるからです。

 最近まで、アントシアニンのないフォームの サラセニア ジョネシー(Sarracenia jonesii)の自生地が存在していたのですが、密猟者によってことごとく盗掘されてしまいました。豚野郎め。

 最近私は、アントシアニンを持たないダーリングトニア カリフォルニカ(Darlingtonia californica)の個体群を発見しました。その土地の所有者と協力して、自生地の保護を行っただけでなく、合法的に種子を採集し、食虫植物のコレクターに配布しました。その植物は、ダーリングトニア ‘オセロ’(Darlingtonia 'Othello')という名前で園芸品種として正式に記載されました。

 他の植物にも、アントシアニンのない個体が存在します。ウトリクラリアの園芸品種(Utricularia 'Lavinia Whateley')や、栽培されているハエトリグサのオールグリーンと呼ばれるタイプが、アントシアニンを持たないと思います。

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このページの最終更新日 : 2000年11月 Original copyright (C) 2000, Barry Rice
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