食虫植物 FAQ 日本語版

サラセニアが生け花に使われているのを見たのですが、いいんですか?

Sarracenia
サラセニアの交配種
 しばらくの間、花屋の店頭でサラセニア(Sarracenia)の捕虫葉を見かけることがどんどん普通になってきていました。それは生け花に使われるのです。生け花をする人にとっては、サラセニアは素晴らしい植物で、その捕虫葉(通常は サラセニア レウコフィラ(Sarracenia leucophylla))は美しい色をしていて、長持ちするのです。
 不運なことに、こうして取り引きされる捕虫葉のほとんど全部が、切花用に栽培されたものではなく、自生地で刈り取られてきたものなのです。私は非常に憂鬱なレポートを受け取りました。それには、労働者達がサラセニアの自生地に踏み込んで、捕虫葉を全て刈り取ってしまう様子が書かれていました。
 サラセニア(Sarracenia)は、年の始めに数枚の捕虫葉しか付けないので、このような収穫が行われれば、おそらく数シーズン以内に死に絶えてしまうことでしょう。

S. leucophylla
サ、レウコフィラ
 私は花屋の店頭でサラセニアを見るたびに、立ち止まって店の人に捕虫葉について少し話をします。彼らは普通、サラセニアのことをコブラリリー(これは誤りで、ダーリングトニア(Darlingtonia californica)を指す名称ですが、ここではパスします)と呼びます。私は彼らにその植物は絶滅の危機に瀕していることを話し(注:それらは絶滅の危機に瀕しているのに、米国の絶滅危惧種リストには掲載されていません。明らかに数が減って、もともとあった数の数%しか残っていません。そしてほとんど全ての自生地が破壊されているのに、我々の近視眼的政府はそれらを保護に値するものと認めていません。)、その植物がおそらく違法に収穫されたものだと話します(これは本当です)。
 私はまた、彼らがサラセニアを扱っているのは遺憾であると話し、友人たちにも彼らの店がやっていることについて話すでしょう。これはただの脅しではありません。私はとことんまで追求します。私はいつもは非常に礼儀正しいのですが、価値があると思うことには率直に意見を述べます。切花の取り引きがサラセニアを絶滅の危機に追いやっているのは避けられない事実だと思います。

 一つ指摘しておきたいことがありますが、最近は多くの花屋の店頭でサラセニア(Sarracenia)の捕虫葉を見ることがなくなりました。流行が廃れたせいでしょうか。そうであることを望むだけです。

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このページの最終更新日 : 2000年11月 Original copyright (C) 2000, Barry Rice
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