食虫植物 FAQ 日本語版

野生の食虫植物の置かれている状況は?

S. alata
サ、アラタ
 米国では、湿地はもうほとんどなくなっています。食虫植物の自生地の 3-5% しか残っていない状態で、植物は絶望的な状態に置かれています。保存のための試みもいくつか行われていますが、それが全て成功したとしても、自生地に残っているわずかな植物を救うことしか出来ません。湿地の価値(自然の水の浄化機能や、洪水予防の貯水の働き)は認められていません。そのため、しばしば開発され排水されてしまうのです。
 最も大きな問題となってきているのが、業者の取り引き(食虫植物を含む)によるミズゴケ(Sphagnum)やピートモスの使用で、湿地でピートを採掘する大きな産業を支えています。この、支持できない産業は、我々の湿地の残されたピートまでをも刈り尽くそうとしています。これらの問題の多くを、あなたが選挙で選んだ政治家に呼びかけて、残されたわずかな自生地を保護することに心がけているということを知らせるべきです。

 米国以外でも、状況は深刻です。最も華やかな食虫植物であるネペンテス(Nepenthes)は、マレーシアやその付近の島々に自生していますが、なかには、滅多切りにされて焼き畑農業の餌食となり、絶滅の危機に瀕しているものもあります。多くの種が既に絶滅しています。

 ひとたび食虫植物の個体群が大きなダメージを受けると、比較的少数の植物だけが残り、盗掘が大きな問題となります。盗掘は、サラセニア(Sarracenia)やネペンテス(Nepenthes)の一部のような稀少な植物にとって大きな脅威です。

D. arcturi
ド、アルクチュリ
S. alabamensis
サ、アラバメンシス
S. leucophylla x flava
サ、レウコフィラ
× フラバ

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このページの最終更新日 : 2000年11月 Original copyright (C) 2000, Barry Rice
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