食虫植物 FAQ 日本語版

質問 栽培用土の設計

回答  食虫植物を栽培する用土を設計する際には、どのような性質の用土が作りたいのかを考えなければなりません。
 酸性の用土がいいですか、それとも中性がいいですか? 通気性が良いのがいいですか、それとも目の詰まった保水性の高いのがいいですか? 粗目の用土がいいですか、それとも細か目のがいいですか?
 あなたの期待する効果が得られるような配合にして下さい。

木炭 化学的な作用が期待されます。物理的構造の点からはパーライトによく似ています。

ピート 保水性を高めますが、通気性が悪くなります。強い酸性ですが、分解するのも早いのが難点です。

パーライト 排水性に優れ、通気性の良い用土が作れます。ごく小さな植物を栽培するには粒が粗すぎます。

軽石 パーライトに似ていますが、より重量があります。

 排水性が高いですが、種類によっては通気性がありません。

水苔 保水性が高く、強い酸性です。しかし、目が粗いのでごく小さい植物には向きません。買うにしても、環境の保護の観点からいっても、高くつくのが難点です。

バーミキュライト ピートに似ていますが、酸性ではありません。

 これらの性質を良く理解した上で、あなたの目的に合わせた用土を作って下さい。
 塊茎ドロセラ は、砂質の用土を好みます。砂 2 または 3 に対して、ピート 1 程度が良いでしょう。
 サラセニア (Sarracenia) は、水苔単用がいいようです。メキシカンピンギキュラには色々な用土がありますが、私は、パーライト、バーミキュライトを 3:2 で混合して使っています。

 食虫植物の中には (少なくともその栽培家達にとっては!)、極めて複雑な用土を好むものもあります。それには、この FAQ で述べたものの他、オスマンダファイバー、松葉、オークの葉 や、その他の添加物など、多数の構成要素が含まれます。
 色々な用土を試して、ぜひその結果を報告して下さい。残念なことに、誰でも安心して使える完璧なレシピというものは存在しないのです。
 なお、食虫植物の種類 のセクションでも、それぞれの植物に適した用土に関する記述があります。

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このページの最終更新日 : 2000年10月 Original copyright (C) 2000, Barry Rice
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