食虫植物 FAQ 日本語版

ハエトリグサを増やすにはどうしたらいいですか?

 無性生殖と有性生殖のどちらの方法でもできます。

無性生殖
1) ハエトリグサが成長するにつれて、時々ふたつめのロゼットを作ることがあります。ふたつめロゼットと元からあるロゼットとは、自然の力で引き離されます。この力が働くまで、数年待って下さい−−−子株が発根したりするのに十分な時間が必要だからです。あなたがこれを急いでやると、親株子株の両方を失ってしまいます。

2) 手持ちの植物で葉挿しをすることもできます。これはあなたの植物が非常に調子が良いときだけにして下さい。罠が大きくて丈夫でなければなりません。病気がちの植物でこれを行うと、枯れてしまうかもしれません。

 ハエトリグサの場合、葉挿しといってもはさみやナイフは必要ではありません。健康そうな葉を植物から剥ぎ取れば良いのです。葉のついている点は地下にあるため、葉の基部を出すために用土を少し掘らなければなりません。あなたは出来るだけたくさんの葉を取りたいと思うでしょう。葉の基部の白い部分を取らなければ、葉挿しはうまくいきません。
 葉挿しは春におこなって下さい。冬の短くて幅の広い葉を使うことを推奨する人もいますが、私は葉のタイプは重要ではないと思います。

 剥ぎ取った葉は、用土の表面に並べて、一部をミズゴケか用土で埋めて下さい。光量は非常に強くして、葉を暖めて下さい。数ヶ月で小さな植物体が見られます。

有性生殖
 種子でハエトリグサを増殖させるのは、あなたが栽培に熟練していない限り、良い方法ではありません。しかしながら、前のFAQ項目で述べた方法で自家受粉させた場合は、1ヵ月ほど待って下さい。各々の花が完璧に黒くなってかりかりしてきたら(花全体であり、花弁だけではありません)、注意深く見て下さい。受粉に成功していれば、花は 20個ほどの黒くて光沢のある種子で満たされています。
 こうして得られた種子を鉢にまいて下さい(用土は親株と同じ物でいいです)。この鉢を 4週間ほど冷蔵庫に入れておいてから取り出し、親株と同じように管理して下さい。この冷たく湿った処理のことを、冬化処理といいます−−−あなたは必ずこれを行わないといけません。ただ種子を冷蔵庫の中に入れておくだけではだめです−−−湿らせてやって下さい。

 これらのことをすべてやれば、あなたは発芽させることが出来るでしょう。親株は、悲しいことに、おそらく枯れてしまうでしょう。

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参考文献
出典:Personal observation

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このページの最終更新日 : 2002年05月 Original copyright (C) 2001-2002, Barry Rice
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