食虫植物 FAQ 日本語版

ハエトリグサは人間の肉を消化できますか?

 よろしい、その質問を許しましょう。これはそんなにしばしば聞かれる質問ではありませんが、私が答えたくなるような質問です。しかし、警告させて下さい。これは低俗な話です!あなたは、以下の情報であなたの脳が汚染されるのを避けるために、次のFAQ項目に飛んだ方がいいかもしれません。ところで、私の愛しい妻は私がこの情報をウェブ上に載せるということを聞いて、完全に参ってしまうところでした。彼女は、私が実際にこれらの実験をすることを完全に怖がっていました。

 まず私にその背景にある情報の話をさせて下さい。私は、私の空手道場のマットの周りにのたくっている菌から、不覚にも水虫に罹ってしまいました。最悪のケースで、それは足を食いちぎってしまう種類でした。数ヶ月の治療で、私はついにそれをコントロールできるようになりました。しかししばらくの間、それはきわどいものでした(もしあなたがこれを低俗な情報だと思うなら、そのまま読みつづけて下さい−−−不快な要素はまだ始まったばかりです。。。。)。

 えーっと、私のかかった水虫は最悪なもので、私の足から皮膚の小片(はい、かなり厚い)がはがれてきて、それは台風に遭った古い小屋からはがれてきたこけら板のようでした。そこで私が企てたのが、"おい、これらの皮膚のかたまりを無駄にするのか?" ということでした。

 私が考えたのは、自分のハエトリグサのことでした。(あなたは今からもがき始めることでしょう。)ハエトリグサは、病気に罹った人間の肉を消化できるでしょうか?もしそうなら、ある人が相当大きな(怪獣映画に出てくるような巨大な)ハエトリグサに捕まったら、その人は消化されてしまうということを意味します。私はこれはありそうもないことだと思います。それは、皮膚はきっと植物から出される弱々しい消化酵素に抵抗することが出来るだろうからです。しかし、それを証明する機会がやってきました。

 もちろん、証拠を示さなければ実験をする価値がありません。そこで私は、4つの小さな皮膚の塊を注意深く選んで、スキャナーにかけました。そしてそれを 4つの異なるハエトリグサに与えました(#1: 典型的な植物; #2: オールグリーン; #3: ‘デンテイト トラップ’; #4: ‘レッド ピラニア’)。植物が皮膚を好きでないか、通常の消化プロセスが行われない場合に備えて、私は #2と#3の植物には、皮膚片と共に小さなハサミムシをいけにえにしました。

 要約すると、私は病気に罹った人間の組織を植物に与えました。そうです、正常な人間の小片ではなく、病気に罹った人間の小片をです。

 1週間後、罠は開きました。私は、皮膚の小片は比較的不活性で、影響はないと予想していました。どうあろうと、これらは私の足の裏の固くて厚い皮膚の小片なのです。疑いなく、ハエトリグサはそれらに何の影響も与えていないと思いました。
 しかし私は間違っていました!皮膚の小片は、ほとんど完全に消化されていました。もっと悪いことに、残されたものはもはや結合力がなくて、ねばねばどろどろしたものに変わっていました。そして、ベーコンのような奇妙な色に変わっていました。おや!おや!

 そこで私は、残っていた小片を乾かし、ふたたびスキャナーにかけました。私の実験結果が知りたかったら、このページのサムネール画像をクリックして下さい。"A" の画像は消化前のもの、"B" の画像は消化後のものです。

 それで私は、あなたが充分に大きなハエトリグサに捕まったら、あなたの皮膚は簡単に消化されると思います。そして植物は、あなたの内部組織まで消化することでしょう。なんて低俗な!

 (ついでながら、ウェブサイトにアップロードするための画像を用意することは、私にとって胸くそが悪くなるような経験でした。"A" の画像はなんでもありませんでしたが、"B" の画像をスキャンして調整するのは嫌でした。それでもあなたに楽しんでいただけたら幸いです!)

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参考文献
出典:personal grotesque observation

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このページの最終更新日 : 2002年10月 Original copyright (C) 2002, Barry Rice
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