■ 潘家園旧貨市場 ■

■ [pan1 jia1 yuan2] Antique Market ■

地図


骨董市場1
 2000年12月3日(日)、北京の南「古玩城」の近くにある骨董市場「潘家園旧貨市場」に行って来ました。タクシーの運ちゃんに「古玩城」まで行ってくれとたのみ、そこから北に歩いて3分、十字路で左に曲がるとすぐ着きます。週末のみ開催です。

 ここは朝の早い時間から行くのがベストです。というのも、昼近くになると店をたたむところや、観光客が増えるので価格が高くなったりします。

 当初は、青花の良い茶杯が無いかと見に行ったのですが、ごろごろありすぎて(もちろんパチ物です)、逆に選べない状態になってしまいました。もともと、私は、骨董に対してそんなに知識があるわけではないので、見た目で選んだら痛い目に会うと思い、結局何も買いませんでした。ただここで見た、赤絵の茶杯とても良かったなー。贋物でも良いから買っておけば良かった・・・、と今頃後悔しています。

 それにしても、なんでもあります。陶器はもちろん、硯やら掛け軸やら、古い家具やら、なんでもあります。こういう状態を中国では「応有尽有」なんていったりしますが、ここでは関係ないですね(^^;)。

骨董市場2
 「茶壷」についても、なんでもありです。有名作家の模造品から、新品もありました。私は、「茶壷」の年代物には興味ないので流してみていましたが、汚い物も多くあまり興味をそそられませんでした。

 年代物「茶壷」に興味の有る一緒に行った友人は、一言「どれが良いのか分からん」とボソッと言っていました。やはり、勉強して眼力を養う以外にないみたいです。

 ともかく、この骨董市場、とても楽しく見ごたえがあります。活気もあります。さらに言えば、屋台もあるので、食べる物にも困りません。骨董に興味があれば、一度は覗いておくと良いと思います。

 ただし、価格交渉はもちろん中国語です。英語なんてほとんど通じません。勇気のある人は、電卓片手に強行するのも良いでしょう。写真を見ても分かるとおり、人出も多く、熱気があり、とても中国らしい市場です。

(2000/12/3)