事の起こりは、知人の掲示板に書き込まれた一言からでした。
その、地元の方の

> 海ノ口駅が「アニメの舞台」というだけでなく、
> 公共の駅だということを忘れないで下さい。

という書き込みは、我々訪問者が、地元の方々に迷惑を掛けている可能性を示唆しています。

海ノ口駅は、JR大糸線を利用する旅客の方々の為の施設です
一度、大失敗したことがあります。
駅の待合室に10人ぐらいが偶然集まった時に、老婦人が駅舎を迂回してホームに廻ったのに気が付きました。
田舎の無人駅に、得体の知れない集団がたむろしていれば、普通の人は避けるでしょう。

地元の方々から理解され、電車の乗降客の利用にさしつかえない、訪問形態を模索する必用がありそうです。

また、これは海ノ口ではなく、Miaの地元のキャンプ場の近くに住む方から聞いた話です。
近所にキャンプ場が新設されて以来、夏休みになると夜遅くまで、キャンプ客の打ち上げる花火や歓声、ドアの開け閉めの音でなかなか寝られない日々が続くそうです。
苦情を言ったとしても、次の日になればまた別の人達がやってきて同じ事をするだけ。
キャンプ場に来ている人から見れば、折角の休みの一晩だけなので大いに楽しみたいところでしょうけど、近所の人にしてみればそれは毎晩の苦痛になります。
結局、その方は自費で家の防音工事をしてしまったのですが、窓を開けて夜風にあたる楽しみが無くなってしまったと嘆いていました。

夜は小さな物音でも想像以上に響きます。
まして、あの辺りは夜ともなると国道を走る車の数も少なく、静まりかえります。
話し声、車のドアの開け閉めの音、長々とエンジンを掛けたままにするのは迷惑になりまますし、環境にも良いことではありません。
夏の夜は、窓を開けている事も多いでしょう。

生活時間も違います。
都会では、21時ぐらいではまだ宵の口ぐらいの感覚ですが、木崎湖周辺ではそんな事はありません。かなりの家では休まれています。
夜遅くの駅訪問は、細心の注意を払うべきでしょう。出来れば避けた方が良いかもしれません。

Miaの嫌いな言葉に、
『旅の恥は掻き捨て』
というものがありますが、そんな迷惑な物を捨てられていった方では良い印象を持つはずがありません。
Miaが木崎湖周辺で普段、ハンドルネームを書いた名札を付けているのは、他のファンの方々に気付いて貰う為ですが、また、特徴を憶えられる事によって、悪い事は出来ないという自戒の意味もあります。

いつかまた来る時、また、これから訪問される方々の為にも、
『発つ鳥、後を濁さず』
の言葉を胸に、あの場所を訪れることを望んでいます。
ほんの一時的な出来事なのかもしれません。でも、この素晴らしい作品の舞台に、悪いイメージを残して行きたくないのです。
厚かましいですが、あの風景に惚れている者としてのおねがいです。


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