[かいせつ・ねたばくろ]

なにも、書かなくて良いことばかりですけど、調べたりした事がもったいないので書きます。あと、元になっていただいたお話を読んでもらえるとうれしいです。

基本的に、大本のネタは以前から雑書きしておいた『おねてぃ ささいな疑問』というネタ帳に始まります。本編で語られなかったことや、読み取れること、勝手に拡張した事項などを暇な時間に書き足していったものです。

宇宙関連の構造や描写は殆ど、
『星のパイロット』、『彗星狩り』(上)(中)(下)、『ハイ・フロンティア』、『ブルー・プラネット』(笹本祐一)
からパックリです。特に『彗星狩り』(下)が無かったら何も出来ませんでした。
姿勢変更とか、宇宙服とか、加減速とか、台詞とか・・・(←をい!)。
みんなで寄ってたかって人力で飛ばすという描写がすごく好きなもので。


本編で明示されている事は、Miaが憶えているのは、2話の体育倉庫に閉じ込められた2人の会話
「この星の標準時間で2009年。有人火星探査計画っていうのがあったでしょ?」
「知ってますよ 探査機ごと行方不明になったっていう」
「そのクルーが私のお父さん。漂流していたところを銀河連盟所属の宇宙船に保護されたの。そこでお父さんはお母さんと出会って、すぐ恋におちて、そして私が生まれた」

だけだったと思います。(Miaがあやふやな耳でコピー)
オフィシャル小説の記述も、この設定に沿っている様でした。この事だけからどれだけ大風呂敷を広げられるか、挑戦でした。


では、暴露大会!(かな?)



−人物について−

*風見志郎
一応、主人公なんですが・・・、全然活躍しません。本編でも名前以外の設定は、2009年の有人火星探査の時にポッチーを持っていたぐらいしか・・。
ルーチンワークは強いですけど、急な事象の変化に戸惑うタイプ。
割合と弱気。でも覚悟を決めたらやることはやる。
恋愛経験殆ど無し。宇宙一の鈍感男。
外見は小柄でやや細身、突然変異性で肌は白く、赤目、髪は栗色というか金髪というか。
って、誰かに似てるような気が・・(だから本編ではつほさんが・・)
手先が器用で、”宇宙服でも折り紙で鶴を作ってみせる”という台詞を考えたけど出番無し。
ごくまれに、センスの無いジョークを放つことがあるかも。
ロボットアームの操作に、特異な適性あり。
28才という年齢は、自説の”みずほ先生赴任2035年説”から、はつほさんの当時の年齢とのバランスを考えて(ああ、強制転移させられるぅ!)、また、経験が必要とされる長期宇宙滞在での飛行士の年齢を考えて。


*クリラッサ(クリス)・マイヤー
『レンズマン』シリーズのヒロイン、クリラッサ・マクドゥガルより。
外見は、黒髪のショートヘアとしか決まってません。(搭乗前はロングへアー)
声質がとても心地よいとか、実はないすばでぃだとか、トレッキーだとか・・・。


*バーナード・E・スミス(大佐)
”宇宙船の長は大佐”というMiaの思い込みにより。
”バーナード”は、バーナードループやバーナード星の発見をした天文学者の名前から。
E・スミスは、もちろんSF作家のE・E・スミスから。
また、『2063年 時空の旅』(A・C・クラーク)で、冒険的な航行をする宇宙船(名前失念)の船長もスミス氏で、遭難の危険性を指摘してその人に向かって「遭難したタイタニック号の船長もスミスでした」というような会話もあったので更に。


*ボブ・ブラウン
多分、中学校時代の英語の教科書より。(記憶不確実)
本編で書いた事以上は設定してませんでした。


*ウラジミール・チョフォフ
ロシアっぽい名前を思い浮かべて・・、適当に。
”チョフォフ”は、『スタートレック』の”航宙士チェコフ”の変形です。
生真面目な性格。


*ハリス・モーガン
初期稿では、ハリスンでした。どっかで”ン”が抜けたようです。(おいおい)
”モーガン”は『花冠の竜の国』(中山星香)のヒロイン、英国人リゾレット・モーガンからパックリ。
『銀河ヒッチハイクガイド』シリーズ(ダグラス・アダムス)や、『ハリー・ポッター』シリーズ(J・K・ローリング)に出てくるギャグやジョークがどうも判らないので問題発言書いてあります。


*ジャンヌ(ドクター)・フィゾー
フランス人女性ならと思いついたのは”ジャンヌ”
フィゾーは、光速度の測定をした科学者から。(ホームネームじゃないかも)
本当のフルネームは設定しておりません。
実際には、7つほど繋がる名前もあるそうです。(大変だろうなぁ)


*はつほ
本編とはかなり性格違ってますけど、猫かぶってます(笑)。
日本的な名前はよかったのですが、フルネームが未設定なので会話がちょっと不自然な感じになったのが残念です。
最年少の惑星駐在監視員候補生だったのですが、今回の事象で発見者が丁度知識のある人員だった為に、本部から救助者の面倒を見るように指示をうけてここにいます。
(ちょーどいいや、その候補生にまかせちゃえ:担当者)
この話の時点では地球年齢で20才ぐらい。
行動的な性格。多少ふざけた部分も持つが悪意はないので許されている感じかな。

他の方々は略(実は決めてないだけだったり)


−困ったこと−
本編11話で、停滞した桂君をしらべたみずほ先生が”こんな症例、銀河連盟のデータベースにもない”的な台詞がありました。
辺境巡回病院船サーラマルアに、志郎氏のカルテがあるはずなんですが。
志郎氏が救助された時の報告書があるはずなんですが。
はつほさんは、最初に見てるはずなんですけど。
ど〜しましょ? (墓穴を掘ったMia)

やっぱり、はつほさんの旧姓が公式設定されていないので、取り回しが難しいです。
だれか、知ってたら教えて下さい。(苦笑)
(登場人物の名前は、脚本の黒田さんが決めてらっしゃるそうですが、さすがにこれは決めてないだろうなぁ・・)
(こっちで自家設定するしかないか・・)
(だれか、秘密裏に聞いて、教えて欲しいなぁ・・)
(もしも、2002年10月13日 21時の海ノ口駅ノートのMiaの書き込みに、質問書いていたら翌日に答えてくれたかしら?)


こんなこと書いてたら、本文2章分のサイズになってました。
Miaの勢いにつき合ってくださって、ありがとうございました。

おわり。

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