[かいせつ・ねたばくろ]
なにも、書かなくて良いことばかりですけど、調べたりした事がもったいないので書きます。あと、元になっていただいたお話を読んでもらえるとうれしいです。
基本的に、大本のネタは以前から雑書きしておいた『おねてぃ ささいな疑問』というネタ帳に始まります。本編で語られなかったことや、読み取れること、勝手に拡張した事項などを暇な時間に書き足していったものです。
宇宙関連の構造や描写は殆ど、
『星のパイロット』、『彗星狩り』(上)(中)(下)、『ハイ・フロンティア』、『ブルー・プラネット』(笹本祐一)
からパックリです。特に『彗星狩り』(下)が無かったら何も出来ませんでした。
姿勢変更とか、宇宙服とか、加減速とか、台詞とか・・・(←をい!)。
みんなで寄ってたかって人力で飛ばすという描写がすごく好きなもので。
本編で明示されている事は、Miaが憶えているのは、2話の体育倉庫に閉じ込められた2人の会話
「この星の標準時間で2009年。有人火星探査計画っていうのがあったでしょ?」
「知ってますよ 探査機ごと行方不明になったっていう」
「そのクルーが私のお父さん。漂流していたところを銀河連盟所属の宇宙船に保護されたの。そこでお父さんはお母さんと出会って、すぐ恋におちて、そして私が生まれた」
だけだったと思います。(Miaがあやふやな耳でコピー)
オフィシャル小説の記述も、この設定に沿っている様でした。この事だけからどれだけ大風呂敷を広げられるか、挑戦でした。
では、暴露大会!(かな?)
- 題名
「どうせなら大げさな方がいい!!」と言うことで”すべて”、前史はその時はまだ誰も書いているのを見たことがなかったので”はじまり”、となった次第です。
でも、投稿した後でネット検索してみたら他の作品ですが、かなりの数があってみなさん使ってるのね。
- 幾度か出てくる湖のある風景
もちろん、木崎湖の桟橋のある風景です。
おねてぃムック本『Please Teacher! VISUAL COLLECIOTN』にて、短編『あの日の君へ』(黒田洋介)の挿絵があの風景でした。こっちで勝手に志郎氏が提供したプラグインの風景として認識したのでこうしました。
みずほ先生が、父親の故郷を目指して降下したとも考えてます。
自分で撮った写真や、CD−ROM画集の絵を見て書いたのですけど、もっと美しい表現が出来なかったのが残念です。
[こんな風景] 木崎湖の桟橋 夏の木崎湖
- 火星探査船ハルモニア
船の名前は、火星を表わす軍神アレスと、美の女神アフロディーテの娘、ハルモニアから。
衛星の名前になっている息子達、フォボス、ダイモスと一緒に周回軌道に入って揃うという事で決めました。
話の中で書いてある以上のことは殆ど設定しておりません。
- ケイ
ごめんなさい、ちょっとやってみたかっただけです。
ヤナギサワさんのSS・『種を播く者』の第8話のアバンタイトルや、『マッカンドルー航宙記』(チャールズ・シェフィールド)みたいに、しばらく引っ張れたらすごいのですけど、私にはそんな文章力はありません。
読んでいる人に一瞬でも、「えっ?」とか思わせられたらそれで満足です。
- 太陽フレア
太陽表面で希に起こる、爆発的なエネルギーの放射現象です。
光速度でX線やγ線を放射すると同時に、通常秒速数キロメートルの太陽風(荷電粒子)が、秒速900キロメートルまで跳ね上がります。
地球軌道までほぼ2日で到達して、磁気嵐や通信異常、地電流の増加、オーロラの発生原因となったりします。
ほぼ11年周期で太陽活動が増減するのは本当です。
宇宙船に起こる事に関しては勝手に想像したので参考にしないでください。
で、ネタにして書きはじめて、ちょっと調べたら有人火星探査を題材にした映画『レッド・プラネット』で既に使われていたらしいことが判明。すこしへこみました。
- スペースシャトルで宙返り
いくらシュミレータとはいえ、多分無理です。というか、そんな無謀な事する人間を現場におくりだすなぁ!
- レーザー・蒸気推進
推進器の種類を決めるのにちょっと悩んでまして。
通常の化学推進じゃ面白くないし(趣味)、プラズマドライブじゃ元ネタから変わりが無いし、2009年じゃ反物質の実用化も無理だ。
核反応推進だと、発生する放射線の遮蔽が難しいし、確か宇宙空間での原爆については使用禁止の条約があったはず。日本人としてはそんな物使いたくないし・・・。
悩んでいたところで、Miaの兄貴にネタ振り。
「じゃあ、慣性閉じ込め型核融合推進のレーザー発振部を使って、反物質推進みたいに水を加熱したら?」
もらったぁ! こうして、妙な推進器が出来上がりました。
うたい文句も出来てます。
『180年の時を経て、ロケットは再び蒸気で加速する!』
勿論、蒸気機関車ロケット号にひっかけてます。
推進剤の水はかなり安定している物質だし、軌道上に持ち上げる手間以外は安上がりで雑用水に流用出来るし、電気分解すれば酸素も得られるとか、使い道が多そうですし。
噴射後に、細かい氷の結晶が発生して太陽光を拡散反射し、航跡が見えるとか勝手に想像。
実際は、レーザーは収束した一点のエネルギー密度はあげられますけど、エネルギー総量としてはたいした量にはならないはず。
うまく行かないと思うので、開発なんてしないで下さい。(多分)
- 風見志郎氏はアルビノ
ネタ帳『おねてぃ 些細な疑問』より
−停滞の条件−
本編に出てきた停滞経験者3名に共通する特徴。
髪の色が薄い、赤眼である、肌の色が白い。
風見まほ曰く、「色素薄そうだしぃ」
この事から、”白子” ”色素不全症” ”アルビノ”という症例が浮かぶ。
更に拡張。
風見はつほが桂を見て、「(風見志郎の)面影あるわね」
短編『あの日の君へ』で、かつてみずほ先生が仮想空間へダイブ中に出会った父親の面影が、色白で赤い目(アルビノの特徴的な症例)をしている事・・・。
風見志郎氏も停滞の条件が整っている。
そこで、無理な展開。
火星探査の途中、何等かの事故によって漂流している宇宙船内で、風見志郎氏は停滞状態に陥り、その為に低酸素、低温などの悪条件に耐えて、銀河連盟の宇宙船に発見されるまで生き長らえたものと推論する。
これが、この話の元になりました。
- 内部電池の維持時間
いくら何でも、1日しか使えないのは短すぎます。本当の宇宙機はもっと根性あるはずです。設計者出てこい!(ってMiaだけど)
- 宇宙船はボロ?
古く、スタートレックゲームのエンタープライズ号に端を発します。
「艦長、ワープエンジンが壊れました」 「ロングレンジセンサーが壊れました」 「フェイザー砲が壊れました」 「コンピュータが壊れました」 「シールドが崩壊しました」
ろくな船じゃないな・・。TVや映画でも転送機は故障するわ、ワープエンジンが暴走するわ、自我を持った艦載コンピュータが制御を奪うわ、自動ドアが途中で止まるわ・・、あちこち不調でしたから。
実際の宇宙機は、人命最優先で行動するはずです。
- セントエルモの火
昔の船乗り達は希に、マストなどの尖った物の先端から熱くない炎が出るのを見たそうです。
帯電によるコロナ放電と言う現象だと推測されています。
こんな状況で発生するか、全く持って不明です。
書いてみたかっただけの項目です。(おいおい)
- 流星体
空間に浮かんでいる、惑星を形作る時に取り込まれなかった小さな破片です。
偶然、地球大気に飛び込むと流れ星になります。
それの大きさにもよりますが、相対速度で秒速数キロという速度の宇宙船に当たると、場合によっては船が壊れます。
実際は、地球周回軌道を外れれば、絶対と言って良いほど当たることはありません。数に比べて空間が膨大に広いので、無視出来るぐらい密度が低いのです。
ということで、このお話は無謀な設定です。
- 『だれだ?こんな設計した奴。うらむぞ』
ごめんなさい、Miaです。
だって、太陽電池パネルの動作不良するのが3セクタや4セクタぐらいあっても大丈夫に作っておいたけど、6ブロックも同時に動作しなくなるなんて考えなかったんだもの。
ドッキングポートが強力に作ってあったのは、地球周回軌道脱出時につけるブースターの仕様が最後まで未定だったから。液体酸素−液体水素系か、ケロシン−液体酸素系か、固体燃料か、それも合計推力の計算も上がってこないし・・。
実質、ゆっくり荷重がかかるのなら、圧縮側0.5Gまでもつはず。
ちょっと荒っぽいドッキングしても無事に収まります。
チョフォフ氏は、きっちりやってくれると思うけど。
- 奥の手
一人で作業している時に、「ああっ、手があと1本欲しいぃ」と思うことしばし。
宇宙空間なら尚更。で、思いつきで書いてしまいました。
志郎氏が愛用している理由は、ロボットアームの操作に特異な適性があった為と言う裏設定があります。
- 『火星でキャンプする時に、木を切ってキャンプファイヤー・・・』
おねがい*ティーチャーのオリジナルサウンドトラックCD『Seratura』に、
『草薙桂〜月の木を刈って〜』
という曲があります。Miaは意味が判りません。だれかおしえてぷりーず。
- ゴミ投棄
だから、そんな速度で航行中の宇宙船から粗大ゴミを捨てるなぁ!
当たったら流星体どころじゃなくてすごく痛いぞ!
- 『・・あさっての方向に飛んで・・・』
”あさっての方向”は、てつしきさんのサイトに書いてあった、「加速しすぎてあさっての方向」から無断使用です。
加速しすぎて(減速が足りなくて)が、ぴったりだと思ったもので。
ごめんなさ〜い。(後日、OKをもらいました)
- 火星着陸船のエンジンで減速
船を、アポロ計画を思って構成しておいたら、こういう手段を思いつきました。
(って、減速不足をどうやって補うか、その時まで考えてなかった(爆))
あとは、”いーかげんな デザイナー”の面目躍如。
安全装置のせいにしたり、プログラムのせいにしたり、色々と。
と、この解説を書いている途中で、アポロ13号でも同じような事をやったらしい事が・・。
う〜ん、調査不足でした。じゃあ、上の文を削除して・・、
古株のオペレータの一人が、アポロ13号でのアクシデントを思い出してその時の対応策として使用した方法を提案した結果がこれ。
前例があった為、対応時間が早かったのであった。
これで大丈夫。(?)
- 『今度作っておくよ』
小説『2010年 宇宙の旅』(A・C・クラーク)で、あった台詞のはずです。
たしか、ワープエンジンではなくて、スタートレックの転送機だったはず。
- 『ニホンはオタクの国』
『ブルー・プラネット』(笹本祐一)より。66ページを流用。(をいをい)
あの統計は本当なのかな?
- 『・・・人間の手がまだ触れていない・・・』
『人間の手がまだ触れない』(ロバート・シャクリイ)のSF短編集のタイトルより。
内容はもう忘れてます。
- カウントダウン
やはり、気分を盛り上げるには、かかせないでしょう。
- データの読み上げ
確かに儀式です。やっぱり攻撃する時は技の名前を叫ばないと・・(違うぞ!)
- 『了解、フルスラスト』
映画、『2010年』(日本語吹き替え)で、ディスカバリー号のHAL9000が言ってました。
「点火・フルスラスト」
好きな台詞なのでつい。
- テンションワイヤーの破断
現場で調査のしようが無いので書いてませんけど、裏設定では
太陽フレアによる船体の部分帯電の内、太陽電池パネル系の電流の一部がテンションワイヤーの表面の蒸着アルミを通して放電した為、コーティングがはがれて不良箇所が出来、そこに太陽光線による劣化が起きて、計算強度内でも破断した・・。(強引!)
ケブラー・アラミドって、うちの車のスピーカーの振動板の素材です。
軽くて強いそうなので。紫外線で退色するって書いてありました。
引っ張り試験でどんな荷重−伸び曲線を描くか知らないので、金属材料と同じような描写にしてあります。(適当)
- 『命令だ、投棄しろ! シロウ・カザミ!』
『星界の戦記 II −守るべきもの−』(盛岡浩之)より、ラフィールの台詞からイメージ。
普段、フルネームを言わない人が使う時は、強く伝える時だと思いまして書きました。
これが、ドクターのフルネームだったら別の壊れ方してたかも。
(Miaが名前を考えていて、頭が壊れるのもあり)
- 投棄時の最終入力
3回、時間をおいて入力を要求するのはMiaの思いつきです。
1:ほんとにいい? 2:実行するよ、後悔しないね? 3:実行、もう手遅れ の3段階(笑)
キーが不良でチャタリングしたらすぐにはねられます。
(チャタリングチェックぐらい、ソフト側でやるって!)
- 破断したマストが刺さる
まず、そんな状況にはなり得ません。
『宇宙船をケン玉に見立てて操船する』ぐらいの機動とタイミングが必要だと思われます。
- ポッチー
本編に繋げるために用意した小物。やっぱりこれを書かなくては!
再び、ネタ帳『おねてぃ 些細な疑問』より2編
−有人火星探査の行方−
みずほ先生の父親である風見志郎氏は、2009年に行われた有人火星探査計画の隊員だが、優秀な人材をもって国際的に行われる計画に、市販の菓子を持ち込むような人員を選出した日本は少し”おちゃめ”(死語?)かもしれない。
でも、そんなメンバーでうまく計画が進んだのだろうか?
まあ、『宇宙のランデブー』(1)(A・C・クラーク)という例もあるが・・。
−ポッチーは耐熱改良品?−
本編2話で、体育倉庫に閉じ込められた二人が、ポッチーを食べるシーンがある。
6月上旬の良く晴れた、西日の当たる窓の少ない倉庫内の推定温度は30℃を超えるであろう。
手元にポッチーはなかったので、ポッキーで代用して実験してみた。
場所は長野県松本市あがたの森、八月中旬、天候曇り、風微風。外気温31℃。
木陰に停めた車の窓を開け、車内に30分間放置した後、回収して試食。
結果、ドロドロに溶けていた。(涙)
結論、2話の状況では現状のチョコレートスティック菓子では外観が保てない。
表面に薄いキャンディコーティングが成されている可能性がある。
教訓、再硬化した場合は、全てが塊になって固着するので、かなりのテクニックを必要とする。
また、溶けたポッキーは、走行中の車内で、運転中に食べるのはやめたほうがよい。
- 『・・・タコ型火星人の風船でも持っていって・・・』
火星人と言えばやっぱりH・G・ウエルズのあれでしょう。
で、これを書いている頃にT自動車の展示場にそれをイメージしそうな物が置いてあって。
- 僕は彼女の手を取ると、手の甲に口づけた。
こういう経験が無いので、困った末に引っ張り出したのはアリスソフトのPCゲーム『AmbivalenZ』(1994年作品、それもX68版)
(まあ、これを書いてる機械もX68030改ですけど)
話が好きでして、この情景にも合うんじゃないかとパックリ。
そう言えば、この話も主人公は呪いのせいでアルビノだったっけ。
あ、無重力中の反動を考えてなかった・・(滅)
- 『・・・痛いほど抱きしめた』
もちろん、”LOVE A RIDDLE”のKOTOKOさんの詞より。
- 刻(とき)が停まった・・
精神的に追い詰められて、嫌な事とそれに付随する事を脳が思い出せなくする自我保存の状態に入ったものと勝手に設定してます。
でも、流れて行く雲が無くなったくらいでも停滞するし・・。(はちみつ授業14話)
本編でも詳しくは語られてないんだよなぁ・・これ。
三度、ネタ帳『おねてぃ 些細な疑問』より
−停滞の未来−
意識不明、心肺機能停止ならば、それは既に患者死亡で葬式の手配を考える事態なはず。
火葬にされなくて本当に良かったねぇ。
うまく制御(?)出来るようになれば、超低コスト(設備,機器不要、常温保存可!)でコールドスリープと同じ効果が得られるかも。
でも、失敗してゾンビになったら嫌だな。
(体内細菌の活動はどうなってるんだろ? 生体ステイシスフィールド?)
「眠れる森の美女」って、実は停滞してたんじゃ?
- 『・・・パラレルスペースにあった低ポテンシャル領域・・・・』
はい。本編1話で、不調のまりえに不定転移させられた桂君が吸い込まれそうになったあれです。この時、ちゃんと報告していれば・・。
- 『そして、僕のデータの発信地にもなる』
名前の設定もないこの航法士兼機関士さんは後に、地球向け銀河連盟のマニュアル作成に関わる事となります。
しつこく、ネタ帳『おねてぃ 些細な疑問』より
−銀河連盟のマニュアル−
地球の習慣について、妙に片寄った内容でまとめられている銀河連盟のマニュアル。
御丁寧な事に、ちゃんと現地語で書かれているし・・・。(はちみつ授業28話)
この内容は誰がどの様にして調査したのだろうか?
前任の調査員に関しては一切語られていないし、風見志郎氏からの聞き取り調査だけではここまでの情報量にはならないであろう。
志郎氏が救助された時点から、新しく発見された惑星へ、調査員の派遣の前段として無人システムによる監視調査が行われていたのであろう。
無人システムだから、ランダムに情報転送を行ったのかもしれない。
そこに、資料製作者の意図が介入して、あんな風になったのかも・・。
って、これはノゾキ行為ではないのか? いや〜ん、えっちぃ〜(自滅)
ちょっと変更して、付近を偶然航行中の船の報告で、調査船が派遣されたという裏設定です。
- ソリトン
”パルス状の単独波”らしいのですが、実はよく知りません。
潜水艦で撃つ探査波(ピコーンという感じの音)をイメージしました。
- 『・・・原住生物の知覚周波数を叩いて・・・』
題名、作者失念してますが、地球からの放送電波を偶然受信して、それを夜空に向かって電波で”唱う”異星生物のお話を読んだ記憶があります。
- 『・・・あいつの赤まりえを送らせる・・・』
ヤナギサワさんのSS・「地球人類ガ核戦争ニ近ヅイタ日」より設定の無断使用。
”それまでの量産品の3倍の処理能力”のシ○ア専用まりえってどういう特技があるんだろ?
- 『・・・・サルベージの際の手間が省ける・・・・』
本編で、”行方不明になった”とあるので、後にディスラージュモードをかけて曳航していく事になるはずです。
- 視覚 聴覚 嗅覚 味覚 触覚 時間 意識 肉体 空間 ・・
本編11話、草薙こずえの台詞をそのままパックリ。
本編との整合性を優先しました。(と書けば見かけは良いかな?)
- 世界に色と音の洪水があふれた。
宇宙のテクノロジー「精神介入システム」による情景のつもりです。
『スカイラーク』シリーズ(E・E・スミス)だったと思うのですけど、端子のついてるヘルメットを被って機械の操作をするともう1対のヘルメットを被った異星人の言語を習得出来るって便利な機械があったような・・。(全く自信無し)
停滞から目覚めた志郎氏が、言葉がそのまま通じたのはこのせいです。
寝起きに、寝ぼけて日本語で答える人なので。
便利だなぁ、宇宙のテクノロジーって。
- 田舎の見慣れた風景がそこにあった。
その前の記憶の読み出しで、目覚めのトリガーとなるイメージを構成したもの(のつもり)。
- 『・・・医師は〜(略)〜大きめのPDAの様な物〜(略)〜中で羽根が回るカプセル・・・
』
一番最初のシリーズの『スタートレック』から、医療用トリコーダーだったりします。
もう、見たのがかなり昔なので、詳しい形に自信ありませんでした。最近のシリーズじゃ、どんな形になってる事やら・・
−人物について−
*風見志郎
一応、主人公なんですが・・・、全然活躍しません。本編でも名前以外の設定は、2009年の有人火星探査の時にポッチーを持っていたぐらいしか・・。
ルーチンワークは強いですけど、急な事象の変化に戸惑うタイプ。
割合と弱気。でも覚悟を決めたらやることはやる。
恋愛経験殆ど無し。宇宙一の鈍感男。
外見は小柄でやや細身、突然変異性で肌は白く、赤目、髪は栗色というか金髪というか。
って、誰かに似てるような気が・・(だから本編ではつほさんが・・)
手先が器用で、”宇宙服でも折り紙で鶴を作ってみせる”という台詞を考えたけど出番無し。
ごくまれに、センスの無いジョークを放つことがあるかも。
ロボットアームの操作に、特異な適性あり。
28才という年齢は、自説の”みずほ先生赴任2035年説”から、はつほさんの当時の年齢とのバランスを考えて(ああ、強制転移させられるぅ!)、また、経験が必要とされる長期宇宙滞在での飛行士の年齢を考えて。
*クリラッサ(クリス)・マイヤー
『レンズマン』シリーズのヒロイン、クリラッサ・マクドゥガルより。
外見は、黒髪のショートヘアとしか決まってません。(搭乗前はロングへアー)
声質がとても心地よいとか、実はないすばでぃだとか、トレッキーだとか・・・。
*バーナード・E・スミス(大佐)
”宇宙船の長は大佐”というMiaの思い込みにより。
”バーナード”は、バーナードループやバーナード星の発見をした天文学者の名前から。
E・スミスは、もちろんSF作家のE・E・スミスから。
また、『2063年 時空の旅』(A・C・クラーク)で、冒険的な航行をする宇宙船(名前失念)の船長もスミス氏で、遭難の危険性を指摘してその人に向かって「遭難したタイタニック号の船長もスミスでした」というような会話もあったので更に。
*ボブ・ブラウン
多分、中学校時代の英語の教科書より。(記憶不確実)
本編で書いた事以上は設定してませんでした。
*ウラジミール・チョフォフ
ロシアっぽい名前を思い浮かべて・・、適当に。
”チョフォフ”は、『スタートレック』の”航宙士チェコフ”の変形です。
生真面目な性格。
*ハリス・モーガン
初期稿では、ハリスンでした。どっかで”ン”が抜けたようです。(おいおい)
”モーガン”は『花冠の竜の国』(中山星香)のヒロイン、英国人リゾレット・モーガンからパックリ。
『銀河ヒッチハイクガイド』シリーズ(ダグラス・アダムス)や、『ハリー・ポッター』シリーズ(J・K・ローリング)に出てくるギャグやジョークがどうも判らないので問題発言書いてあります。
*ジャンヌ(ドクター)・フィゾー
フランス人女性ならと思いついたのは”ジャンヌ”
フィゾーは、光速度の測定をした科学者から。(ホームネームじゃないかも)
本当のフルネームは設定しておりません。
実際には、7つほど繋がる名前もあるそうです。(大変だろうなぁ)
*はつほ
本編とはかなり性格違ってますけど、猫かぶってます(笑)。
日本的な名前はよかったのですが、フルネームが未設定なので会話がちょっと不自然な感じになったのが残念です。
最年少の惑星駐在監視員候補生だったのですが、今回の事象で発見者が丁度知識のある人員だった為に、本部から救助者の面倒を見るように指示をうけてここにいます。
(ちょーどいいや、その候補生にまかせちゃえ:担当者)
この話の時点では地球年齢で20才ぐらい。
行動的な性格。多少ふざけた部分も持つが悪意はないので許されている感じかな。
他の方々は略(実は決めてないだけだったり)
−困ったこと−
本編11話で、停滞した桂君をしらべたみずほ先生が”こんな症例、銀河連盟のデータベースにもない”的な台詞がありました。
辺境巡回病院船サーラマルアに、志郎氏のカルテがあるはずなんですが。
志郎氏が救助された時の報告書があるはずなんですが。
はつほさんは、最初に見てるはずなんですけど。
ど〜しましょ? (墓穴を掘ったMia)
やっぱり、はつほさんの旧姓が公式設定されていないので、取り回しが難しいです。
だれか、知ってたら教えて下さい。(苦笑)
(登場人物の名前は、脚本の黒田さんが決めてらっしゃるそうですが、さすがにこれは決めてないだろうなぁ・・)
(こっちで自家設定するしかないか・・)
(だれか、秘密裏に聞いて、教えて欲しいなぁ・・)
(もしも、2002年10月13日 21時の海ノ口駅ノートのMiaの書き込みに、質問書いていたら翌日に答えてくれたかしら?)
こんなこと書いてたら、本文2章分のサイズになってました。
Miaの勢いにつき合ってくださって、ありがとうございました。
おわり。
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