多摩川散策日記2007年12月)

文と写真:上田大志

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12月2日 上河原堰

晴れ。9月の出水で堰上流の中州が小さくなった。高圧線には250羽ほどのカワウがねぐらをとっていた。

 

12月8日 五日市

晴れ。五日市児童館の自然観察会。あゆみ橋上流の河原で石の観察と化石探しをした。

 

12月9日 多摩川中央公園

晴れ。福生水辺の楽校「多摩川で遊ぼう!」。クズのつるをベースにノイバラやピラカンサの実を飾ったクリスマスリース、ニセアカシアの丸太を台にした篠竹(アズマネザサ)の正月飾りなどをつくった。イカルの群れ。

 

12月10日 一之瀬高原

晴れ。トビ、ハイタカ、ノスリ、コゲラ、ツグミ、エナガ、マヒワ、ウソ、コガラ、ハシブトガラス。

 

12月11日 浅川合流点周辺

曇り。カワウ、コサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、オオタカ、ハヤブサ、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、キジバト、キセキレイ、モズ、ツグミ、カワラヒワ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ガビチョウ。

 

12月12日 奥多摩

晴れ。トビ、クマタカ、アオゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、エナガ、ホオジロ、イカル、コガラ、メジロ、ハシブトガラス、ガビチョウ。

 

12月15日 永田橋周辺

晴れ。柳山公園は一面の落ち葉。カワラノギクPJでA工区の種取りをした後、今年の活動を振り返りながら来年の方針について意見を出し合った。カワウ、ダイサギ、アオサギ、アカゲラ、ウグイス、ツグミ、ホオジロ、アオジ、シメ、シジュウカラ、ハシブトガラス。

 

 

12月16日 福生南公園周辺・・・昭和用水堰から五日市線鉄橋下流まで(福生水辺の楽校「多摩川の達人になろう!」)

■ ■ 第9回「多摩川の自然〜鳥たちの生活」 ■ ■

はじめに、9月の出水で被災した福生南公園を視察し、人と自然のかかわり方について考えながら、左岸を昭和用水堰まで歩いた。睦橋まで戻った後、右岸に渡り、オギ原、ハリエンジュ林、丸石河原、沼沢地など、変化に富んだ河川敷を歩き、野鳥を探した。

観察できた鳥は、カワウ、ダイサギ、アオサギ、コガモ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、イカルチドリ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、ツグミ、エナガ、ホオジロ、アオジ、スズメ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ムクドリ、シジュウカラ、オナガ、ハシブトガラス、ドバト。

 

12月19日 奥多摩

晴れときどき曇り。トビ、ハイタカ、クマタカ、アオゲラ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、カケス。

 

12月21日 狭山湖

晴れ。カンムリカイツブリ(群れ)、マガモ(多)、コガモ、カルガモ、ホオジロガモなど。

 

12月26〜27日 浅間山麓

快晴。鬼押出し浅間園は、ふかふかの雪が駐車場まで積もり、小さな子どもたちを連れた家族がスキー遊びをしている。軽井沢野鳥の森では、カラ類やベニマシコ、ウソなどが観察できたが、まだ冬鳥は少ないようだ。8年振りに来たら、星野温泉ホテルは閉館になっていたので、新しくできたトンボの湯に立ち寄る。

 

12月31日 一之瀬高原

晴れ一時小雪。気温は一日氷点下。トビ、オオタカ、アカゲラ、ツグミ、マヒワ、ウソ、シメ、コガラ、カケス、ハシブトガラス。