多摩川散策日記2004年1月)

文:上田大志

 

 

12/31〜1月2日 安比高原

安比高原へ。餅つきと除夜の花火を楽しみながら新年を迎える。

 

1月4日 浅川合流点上流右岸

晴れときどき曇り。左岸の護岸工事区域は、四谷堰から府中四谷橋にかけて、かなり広範囲にわたっている。まだ正月休み中だが、明日あたりから再開されることだろう。工事開始前の昨年10月、現地検討会で私たちが河原植物などの自然保護を訴えた甲斐があって、今のところ右岸の高水敷は削られずに済んでいる。カワラノギク復元保全地では、地元市民団体の方が種を採取したようで、開花個体の頭花が取り去られている。ロゼットは元気だ。カワラナデシコの枯れた茎の根元には、新しい生命が芽生えている。ギンヤンマ池には、大きいの小さいのたくさんのザリガニたち。冬なのにこんなに元気なのは水温のため?と手を水に浸けてみる。温かいというほどではないが、かなりの伏流水が湧き出しているのだろう。自然かんさつはおもしろい。カワウ、ダイサギ、アオサギ、トビ、セグロカモメ、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ハクセキレイ、キセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ジョウビタキ、ホオジロ、アオジ、スズメ、カワラヒワ、ムクドリ、シジュウカラ、オナガ、ハシブトガラス、アヒル。

 

1月6日 秋川合流点〜平井川合流点

晴れ。睦橋では1年前もそうだったが、橋梁塗装工事が行われている。橋の上流に点在する沼の多くは釣り堀化しつつあるが、一番上流にある沼は、堤防のすぐ裏にある屋城小学校の環境学習の場として、子どもたちに“屋城池”と名付けられ、大切にされている。お目当てのノスリとカワラニガナを観察して帰宅。カワウ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、キジ、トビ、ノスリ、イカルチドリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、セグロセキレイ、キセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、ツグミ、エナガ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、スズメ、カワラヒワ、シメ、ムクドリ、シジュウカラ、オナガ、ハシボソガラス、ドバト。

 

1月7日 府中四谷橋付近

晴れ。府中四谷橋下流のトロ場で、コガモ100羽、ヒドリガモ200羽ほどが休んでいる。橋上流左岸100mほどのところにフェンスが張られ、その上流は延々と四谷堰まで護岸工事が行われている。一昨年9月の出水でできた丸石河原に、河原植物が芽吹いていないかと歩き回るが見つからない。上空をしばしば軍用ヘリコプターの編隊が通過し、川原で遊んでいる子どもたちの歓声が聞こえなくなる・・・

カイツブリ、カワウ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、トビ、ノスリ、イカルチドリ、セグロカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、ツグミ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、スズメ、カワラヒワ、ムクドリ、ハシブトガラス、ドバト。

帰りがけ、府中市郷土の森上流の堤防上に「工事予告」の看板が立てられていることに気付く。「河川工事(H16.1/6〜3/25)」とある。護岸工事が終わったばかりだというのに、一体何の工事であろうか。

 

1月10日 大丸用水堰周辺

晴れ、多摩川ふれあい教室へ。カイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、セグロカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、カワラヒワ、ムクドリ、メジロ、ハシブトガラス、ドバト。

 

1月11日 大丸用水堰下流

晴れ、多摩川ふれあい教室へ。今日は定例自然観察会「多摩川でおイモほりをしよう!」。毎年行っている人気の企画である。大丸用水堰下流の高水敷で“キクイモ掘り”を体験した後、教室に戻ってキクイモ料理(キクイモ豚汁、茹で芋、きんぴら風炒め、フライドポテト)を味わった。キクイモは北米原産の外来植物であるが、10人以上のひとが河川敷の地面を掘る(深さ10〜20cm)ことは、多摩川の自然にインパクトを与えることになるので、採取する芋の数をひとり5〜10個までとし、掘った跡は埋め戻すようにした。

ついでに観察した野鳥は、カイツブリ、カワウ、セグロカモメ、ハクセキレイ、タヒバリ、ツグミ、ホオジロ、スズメ、カワラヒワ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバトなど。ところで、“キクイモ畑”に先日まであったオニグルミが2本、何者かに切られてしまった。チョウゲンボウの止まり木になっていたのだが、残念である。

 

1月11日 府中市郷土の森上流

7日に「工事予告」の看板が立てられていた郷土の森上流に行ってみると、すでに工事が始まっていた。護岸工事によって人工的に改変された場所と、高水敷との境目にフェンスが張られ、その内側側には重機が止まっている。また「河川工事中(H15南町高水敷保護工事)」という看板が新たに立てられている。確かにここは護岸工事が終わったばかりだとはいえ、高水敷の幅が狭く、治水上さらなる補強工事が必要だということは理解できる。

しかし、これは乱暴なやり方である。というのは、7日に「工事予告」立看板の件について、柴田さんを通じて河川管理者に問い合わせたところ、担当者から『オオタカの情報が寄せられているため、この調整を内部で検討中です。内部調整(オオタカ調査の手法)が決定次第情報を提供し合わせて工事情報をアナウンスする予定で考えています。このため、現在工事予告看板は出されているものの工事は情報提供・意見調整後に開始するよう現地作業を行わないようにしています。』という回答があった。ところが、現実にはそれとは反対のことが行われているのである。意見調整はおろか「こんな工事を行う」という情報提供もせずに着工するとは・・・

工事内容の問題ではない。早急に事実確認をした上で、厳重に抗議したい。

 

1月12日 大丸用水堰上流

曇りときどき晴れ。高水敷保護工事が始まった郷土の森上流の現場を柴田さんと確認する。カワウ、ダイサギ、オオタカ(若鳥)、オオバン、イカルチドリ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ホオジロ、スズメ、カワラヒワ、ムクドリ、シジュウカラ、メジロ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト。

 

1月17日 大丸用水堰上流

曇りときどき雪、寒い。多摩川ふれあい教室へ。中州のオニグルミにノスリがやってきた。カワウ、コサギ、ダイサギ、キンクロハジロ、トビ、ノスリ、イカルチドリ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ホオジロ、スズメ、カワラヒワ、ムクドリ、シジュウカラ、メジロ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト。

 

1月17日 府中市郷土の森上流

高水敷保護工事が始められてしまった郷土の森上流へ。工事範囲を示すフェンスが張り巡らされ、その中に重機が止められているが、作業は中断されているようだ。

* * *

11、12日の事態を受けて、多摩川の自然を守る会では、河川管理者(国土交通省京浜河川事務所)に対して、情報提供のないままに工事が着工されたことを抗議した。

それに対する担当者の回答は、『今回のような事態となってしまい深く反省しています。その後の対応につきましては、現在工事の中止を掛け現地の状況を確認中です(今回施工した範囲等)。今後は情報提供を行い、別途オオタカ生息調査の1回目の調査終了後から工事に関する配慮事項をふまえながら開始する予定で考えています。』というもので、早急にオオタカの生息調査を実施するという内容だった。

これを受けて、多摩川の自然を守る会では、調査は一部の専門家だけでなく日頃から現地で観察を続けている市民と連携して行うべきだと要望し、来週行われる調査時に現地で調査担当者と情報交換をすることになった。

多摩川流域の自然保護団体と京浜河川事務所は、30年来の関わりの中でお互いの信頼関係を築いてきた。今後もともに手をとりあい、多摩川の自然を守っていきたい。

 

1月18日 奥多摩むかしみち

晴れ。多摩川の自然を守る会の定例自然観察会。奥多摩駅からバスに乗り、中山で下車。辺りには昨晩降った雪が5cmほど積もっている。東京の平地の雪と違って軽く、みんな大喜びで雪の感触を楽しんでいる。小河内ダムを見上げ、「奥多摩むかし道」に入る。道所橋から惣岳渓谷を眺める。前回ここを訪れたのは2001年11月。エメラルドグリーンの流れと、紅葉とのコントラストは筆舌に尽くしがたい。と書いたが、今日の雪景色もまたすばらしい。そのときは辺り一面真っ白だったのに、白髭神社から槐木(さいかちぎ)を経て、奥多摩駅に着くころには、雪はすっかり消えていた。とけたのではなく消えたのだ。

 

1月19日 大丸用水堰上流

雪のち晴れ。京浜河川事務所によるオオタカの生息調査が始まり、現地で調査担当者と情報交換をする。また、大栗川合流点周辺の石河原を歩き回るも、河原植物は発見できず。カイツブリ、カワウ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、コガモ、オカヨシガモ、キンクロハジロ、コジュケイ、トビ、オオタカ(若鳥)、ノスリ、オオバン、セグロカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、モズ、ツグミ、ホオジロ、アオジ、スズメ、カワラヒワ、ムクドリ、シジュウカラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ガビチョウ。

 

1月20日 是政/宿河原

晴れ。是政橋の上流(左岸)は広大なオギ原だが、火災予防のためにそのほとんどが刈り取られてしまっている。右岸は護岸工事の真っ最中。思えば僕が小さい頃からずっと、毎年冬になると川のどこかで必ず工事が行われている。これからもずっと続くのであろうか・・・。ついに旧是政橋は跡形もなくなった。カワウ、ダイサギ、アオサギ、コガモ、オナガガモ、トビ、オオタカ(成鳥および若鳥)、イカルチドリ、セグロカモメ、キジバト、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ホオジロ、スズメ、カワラヒワ、ムクドリ、メジロ、ハシブトガラス、ドバト。

 午後はRCM(リバーシビックマネージャー)の会議でせせらぎ館へ。「多摩川堤防侵食集中対策」のパンフレットで、府中市郷土の森上流の河川敷に「緊急用河川敷道路」整備計画があることを知る。それとなく耳にしていた情報ではあるが・・・。さあ、また次の課題が出てきてしまった!カイツブリ、カワウ、コサギ、ダイサギ、マガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、トビ、セグロカモメ、ユリカモメ、カワセミ、ハクセキレイ、タヒバリ、モズ、ツグミ、ホオジロ、スズメ、シジュウカラ、ハシブトガラス、ドバト。

 

1月22日 府中市郷土の森上流

晴れ、風が冷たい。郷土の森上流の高水敷保護工事が再開された。土手に足場?が組み立てられ、重機も動き出した。河川管理者から『オオタカ生息調査の1回目の調査終了後から工事に関する配慮事項をふまえながら開始する予定で考えています。』、『今回の第1月調査の結果を踏まえ生息状況の確認を行い、その結果をもって専門家からの意見を貰い、工事に着手し、必要に応じモニタリングなどの対応を踏まえ対応してまいりたいと考えます。』という連絡をもらっていたので特別驚かないが、工事に関する情報の一環として、19〜21日にかけて3日間行われたオオタカ生息調査の結果と、それを受けて今後どのように工事を進めていく予定なのかを情報提供するように要望した。

今日はオオタカ(成鳥および若鳥)もノスリもチョウゲンボウもいた。かれらの目と鼻の先で工事が行われている。いなくなってしまってからでは遅いのだ。

 

1月24日 大丸用水堰上流

曇り、寒い。郷土の森上流の高水敷保護工事について、河川管理者から『29日のヒアリング結果を受けるまでは現地作業を行わない事を再度確認しました。』という連絡があったが、確かに作業は中断されている。昨年夏から秋にかけて刈らずに残してもらった土手のカワラナデシコはすっかり枯れたが、その根元には新芽が育っている。堰の近くにドバトの羽が散乱している。オオタカが襲って食べたのだろう。対岸の斜面林から何かが飛び立った。力強いはばたき…ハヤブサだ。カワウ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、コガモ、キンクロハジロ、ノスリ、ハヤブサ、イカルチドリ、イソシギ、セグロカモメ、ユリカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、ツグミ、ジョウビタキ、ホオジロ、アオジ、スズメ、カワラヒワ、ムクドリ、シジュウカラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト。

 

1月25日 睦橋〜秋川合流点付近

晴れ。朝、睦橋下の沼には一面に氷が張っている。釣り人が最初にしなければならないのは“氷割り”だ。

今日は「自然環境アカデミー」の自然かんさつ会に参加。福生南公園の入り口から睦橋を渡り、右岸を秋川合流点へ。先月までの深い水たまりは干上がり、ウシガエルのおたまじゃくしが凍りついてしまった。広い河川敷に多様な自然環境。観察できる野鳥も数多い。ラジコン飛行場を左に見ると、澄んだ小川がある。「これはきっと二宮神社辺りの湧水から流れてくるんだね」。秋川を300mほど上がると床止めがあり、ここでカワセミをじっくりとかんさつすることができた。カワウ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、トビ、ノスリ、イカルチドリ、イソシギ、タシギ、キジバト、カワセミ、コゲラ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、ツグミ、ジョウビタキ、エナガ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、スズメ、カワラヒワ、シメ、ムクドリ、シジュウカラ、メジロ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アヒル、ドバト。

午後は福生の松林会館で「カワラノギク・プロジェクト」の会合があり、実験地の除草作業、自生地への関わり方、他グループとの意見交換など、今年の活動計画について話し合った。「自然にはできるだけ手を加えずに、カワラノギクが自らの力で生きていくためのお手伝いをする」という基本理念をしっかり持って活動していくことが重要ではないだろうか。

 

1月28日 野川源流域

晴れ。野川流域連絡会の「野川現場見学会(第1回)」が行われ、都民・団体・行政の各委員と事務局を合わせて50名ほどの参加があった。

西国分寺駅に集合後、5分ほど歩いてまずは「姿見の池」へ。JR武蔵野線のトンネル内で抜き取った地下水(下水道に排水されていた)をポンプで汲み上げ、かつて玉川上水の分水だった「恋ヶ窪用水」の水路跡に流している。この水は復元・整備された姿見の池を経由して野川に導かれる。水量は天候によって変動があるが、平均3000t/日とのこと(配布されたパンフレットによると1400t/日)。“復活”した恋ヶ窪用水は、姿見の池周辺を除いて暗渠の部分が多いが、“水涸れ”してしまうことも多い野川の水量回復に貢献しているのは確かだろう。また、周辺の雑木林は緑地保全地域に指定されている。

次に流域自治体(調布市・三鷹市)で用意したマイクロバス2台に分乗し、「日立中央研究所」へ。研究所が一般公開されるのは春と秋の年2回だけだが、今日は特別にご厚意で、広大な敷地内の緑地と湧水群を見学させていただいた。崖線林のあちこちで湧水が小川をつくっている。そのひとつは国分寺分水の名残でもある。一旦「大池」に集められた湧水は、姿見の池からの流れを合わせ、JR中央線の線路下を通って街中に出て行く。ここがいわゆる野川のはじまりである。

再びバスに乗り、「お鷹の道・真姿の池湧水群」へ。武蔵国分寺周辺の崖線下(ハケ)の湧水を集めて流れる小川沿いの遊歩道は、「お鷹の道」として市民の憩いの場となっている。ここには環境省の「名水百選」に指定された「真姿の池」湧水もあり、毎日ペットボトルやポリタンクを持って水を汲みに来る人が絶えない。しかしこの冬、これらの湧水が湧く崖線のすぐ上で、マンション建設工事が始まり、湧水量の減少や水質の悪化が心配されている。

湧水の小川は、この先でリオン鰍フ敷地内から流れてくる湧水も合わせて住宅地の中を流れ、一里塚橋(国分寺街道)で日立中央研究所から流れてきた野川本流に合流する。国分寺市域の野川は、コンクリート三面張りの深い柵渠が続き、人が水辺に近づくことができず、水量の確保とともに“親水”が大きな課題になっている。東京都によると川幅を広げる計画があるとか。

野川流域連絡会の進め方についてのアンケートが配られ、国分寺駅で解散。次回の現地見学会は2月28日に下流部で行われる予定。

 

1月31日 府中市郷土の森上流

晴れ。高水敷保護工事は中断されているが、昨日河川管理者から、1/19〜21のオオタカ調査結果を受けた専門家の意見を踏まえて『オオタカの生息に関し、今回の工事に関する影響は無いとの事でしたので、近々に工事着手を予定したいと考えます。』と判断したとの連絡があったので、間もなく再開されることだろう。情報提供された専門家の見解は『今回の事業に関しては、・・・(中略)工事の影響は無いものと考えられる。』であって、「無い」と断言はしていないのだが。

私としては、これをそのまま受け入れることはできないが、『将来の河川整備計画において中洲の改変があるのならば、まずきちんとした生息調査を実施することが望まれる。』、『河川に出来た中洲は、天敵がいない、人の出入りがないなど水辺を利用する鳥類等に取って聖域のようなものである。』という見解には、大いに賛成である。

いずれにしても、工事再開後も「影響調査」を継続するとともに、オオタカを含めたこの地域の動植物の「生息調査」を、私たちも専門家も積み重ねていく必要がある。

カワウ、コサギ、アオサギ、マガモ、コガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、トビ、オオタカ(成鳥)、ノスリ、イカルチドリ、イソシギ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ジョウビタキ、ホオジロ、アオジ、スズメ、カワラヒワ、ムクドリ、シジュウカラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト。