須坂南部の卒業生たち。元気でいるかな。



2003年卒業生
前列左から小坂莉菜・小林知恵・佐藤梨重・小亦美紀・中澤亜紀・村山裕美



2002年卒業生
前列左から上條愛た・川嶋優樹・上野由美子・山岸あかね・田中身和・吉田瑠花・中沢夕紀・宮沢恵生・飯塚智美



数々の試合を経験して逞しくなった2001年卒業生
前列左から宮崎夏美・山崎藍子・田中芳実・斎藤名津美・徳留裕貴・宮崎梨紗
後列左から加藤早絵・槙田一美・小林瑠依・加藤智香子・みさき



長野市長杯堂々第3位の時の卒業生2000.9.10
前列左から市川真里奈・山田千鶴・山岸紗綾美・白石麻貴子・広瀬由佳・西沢愛里・伊藤瞳

1999年卒業生
前列左から徳留裕依・春原菜津紀・山岸麻友美
後列左から返町友香里・黒岩明菜・村石陽香




前列3人は1998年卒業生


前列6人は1997年卒業生


6年生に送る言葉

 今年の6年生はちょうど6人、それぞれ入部する時期は違ったが、須坂南部の過
過のチームの中で、やればやるほどうまくなる、強くなる、一番バランスのとれたチ
ームであったように思います。去年の今ごろ、試合をしてもいいところまではいくが、
ミスを連発したりで高山や平野のチームに勝てなかった。それでもみんな前向きな
姿勢で、チームワーク良く練習を積み重ね、秋のコカコーラ杯東北信大会ではブロ
ック第2位に輝き(このときは、中心であるセッターの麻友美とセンターの菜津紀
がドッヂボール大会と重なって時間調整が苦労した)、県大会でも長野県第3位の
「駒ヶ根すずらん」と第1セットを互角の戦いができるまでに成長しました。
 チームの中心的柱である菜津紀と麻友美は2年生のとても小さいときに入部して
こつこつと練習に励み、持ち前の元気強さとリーダーシップでよくここまでチームを
引っ張ってきてくれました。技術的にみても、安定したトスワークと器用なセンター
攻撃は見ていて誇りにさえ思えました。
 エースの裕依は4年の冬に入部しましたが、恵まれた体と明るさを生かし、短期
間でよくここまで成長しました。夏ごろまでは、良く試合でアタックをネットにかけた
り、ふかしたりしてミスをしてくれましたが、ライオンカップ予選の高山戦に敗れた
とき、「なんでエースがここ一番のときにミスをするんだ。最後はお前が決めなくて
どうする」と激を飛ばしたとき、小さな瞳から大粒の涙を流しましたが、それから
精神的にもエースとしての自覚が出てきたように思います。
  明菜、友香里、陽香は5年生からの入部でした。入部が遅かったこともあって、
特に明菜と陽香はレギュラーとして出してあげられないときもあり、心の中で悔し
い思いをしただろうと思います。それでも、秋頃から5年生や下級生の練習相手に
なってくれて、どんなにか心強く思ったことはありません。5年生中心のチームが
ここまで伸びたのも、今の6年生のバックアップがあったからこそと思います。6年
生の秋、冬の練習の成果が今年1月開催の「平野カップ」で優勝という形に表れた
と思います。この試合で明菜、陽香はとても光って見えました。
今の6人がもっと早く入部していればと思うのは贅沢かもしれませんが、中学でも
もしバレーを続けるのであれば、ここで練習した気持ちを忘れずに、ポジションを
取るつもりでがんばってほしいし、中学でガンバル姿が指導者にとって何よりもうれ
しいと思います。時間があったら是非練習にも顔を出して元気な姿を見せてください。
 バレーボールのルールはときどき変わって大変ですが、コートでプレーする6人
に変わりはありません。これからもバレーの楽しさ、面白さを引き継いでほしいと
思います。
     2000年3月25日     監督 平林和彦