手巻きの合わせ毛糸

<Konomaの毛糸>

Konoma Collection のシリーズの主力商品です。細い毛糸を沢山合わせて、手で巻いています。素材の組み合わせ、色の組み合わせで変化をつけています。主体はウールです。ウール100%〜50%まであります。まっすぐな糸はほとんどウールで、変化のある糸にアクリルやポリエステルが一部使われています。

細めの糸は、梳毛糸といって、細くて長い原毛を同じ方向に引きそろえながら紡績した糸です。コレクションの主体は、この原料を使っています。この糸の特徴は、光沢があって高級感あること。毛玉になりにくいこと。縮みにくいことがあります。
太めでちょっとざらざらした感触の糸は、紡毛糸といって、一般的な手芸毛糸の原料に使われています。配色の関係で紡毛糸をいくらか混ぜているものもあります。こちらは少し毛玉がでます。

「編物」
あわせているだけなので、編むときに落としやすいということもありますが、ちょっと注意していただければ問題はありません。それ以上におもしろい効果を楽しむことができるメリットがあります。一般の手芸糸のようにきちんと撚ってしまうと、混ぜた色が均等に出てきます。この糸は、撚っていないので、それぞれの色が不均等に出てきます。それが微妙な模様のようになります。
 
また、糸同士の間にたくさんの空間ができ、空気をため込みますからとても暖かく感じます。

            

通常ばら売り(約100g巻き)と600gくらいのセット売りをしています。直営店「みりで北軽井沢」販売しています。通信販売は担当者の育児休業のため現在休止していますが、ご希望の方は古野間までご連絡ください。

6個いり600gセットの方は、ベスト、セーターを編むときは10号〜12号の棒針。マフラーなどは14号、15号ジャンボなどの太い棒でざっくり編んでください。そうするとこの糸の特徴がより強く出てきます。9個いり500gセットは、細く作ってあります。衣類は6号〜8号が適合です。

「織物」
 織物の経糸にも使用できますが、整経の際にゆるみがないようにしてください。緯糸に使うと豊かな表情が楽しめます。 

「その他」フエルト化はしません。


平成27年12月に入って1月の東京国際キルトフェステイバルで販売する毛糸の作製作業に入りました。まずは鮮やかな色から始めました。毎日2〜3色の組み合わせを作ります。1配色は6玉から18玉の出来上がりになります。下の画像は12月15日までにできた配色です
   

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