お強請り





「さぁ…」と男が少年に言葉をかける。
「さぁもっと足を開いて、私に見せてご覧」と。

男の言葉に、少年がぴくりと体を震わせた。
恥じ入ったように頬に朱を散らし、おずおずと上目遣いに男を見詰めてくる。
「あの…」
消え入りそうな小さな声。
だけど男は少年の羞恥に震える様さえも楽しんでいた。
「恥ずかしいのかい?」
「…うん」

素直な少年の答えに、男は優しそうな笑みを浮かべながらも、更に淫らな言葉を投げつけて少年の羞恥を煽ってくるのだ。
「私の指ではしたない汁をこんなにいっぱいに出しておきながら?」
そう言いながら、男が少年の太股に手を掛けて彼の足を左右に割り広げる。
「あ…いや…」
男の動作に少年が微かな抵抗を見せているが、男はそれを許さずに大きく足を広げさせてくる。

「嫌だという割には、君のここはこんなにも高ぶっているじゃないか」
「そ、それは…」

男に指摘されるまでもなかった。
つい先ほどまで、存分に高められて泣かされて、陰茎から沢山の蜜を吐き出されていたからだ。目の前の男の手によって。
愛撫の末に出された精液は、自分でも恥ずかしくなるくらいにいっぱいだった。
その精液は少年の腹を汚し、太股を伝い、シーツにまで流れ落ちるほどにだ。

そんなはしたない自分の様を、男に足を広げさせられて晒される。
恥ずかしいし、居たたまれない気持ちにさせられる。

なのに。
なのに、こんな恥ずかしい自分の姿にも少年は感じいってしまっていた。
落ち着いた男の視線に自分の淫らな姿を見られている。そのことだけで、体中が熱くなってきそうなくらいに。

「こんなにいっぱい汁が出てるね」
男の指が少年が吐き出した蜜を手に取り、それを太股へとなすりつけていた。
「や…やだ」
どうということのない行為なはずなのに、いったん高ぶった体にはそれだけでたまらない刺激になっていた。
「何が嫌なんだい?」
「そこ…触らないで」
男が太股や尻を指でかすめていくたびに、どうしようもなく体が震えていた。既に一回蜜を沢山吐き出していたはずなのに、また腰がうずうずして来たからだ。

そんな少年の状態を男は承知の上なのだろう。くすりと笑みを浮かばせながら、少年の中心をそっと軽く撫で上げたのだ。
「あっん」
それだけで少年の腰が揺れていた。
「嘘つきな子だね。触らないでじゃないんだろう?もっと…の間違いじゃないのかい?」
「そ、そんな…」
「違うというのかい?」
そう言いながら男が少年の秘所へと指をしのばせてくる。
「ひゃ…ぁ」
「ほら、君の可愛い蕾はこんなにも私の指を可愛らしく誘っているじゃないか。ここに気持ちいいモノを入れて欲しくないのかな?」
「う…」

淫らな言葉を吐きながら、男は少年の官能に震える様を楽しんでいる。
少年の吐き出した精液を指に絡めながら、男は彼の蕾の縁をなぞり、緩慢な愛撫を繰り返していた。
「君のここにいやらしいモノを入れてあげるよ。それから前もいっぱい弄って、擦ってあげるからね。君の陰嚢の中がからっぽになって、もう何も出ないくらいに吐き出させるんだ。前をもみくちゃにされながら後ろに私のを入れて、中と外から感じさせてあげるよ」
「や…言わないで…」
耳元でいやらしい言葉を沢山吐かれて、それだけで少年は顔を真っ赤にしながら感じ始めている。
「また感じ始めているのかい? 蜜がまた溢れているよ」
いったんは萎えた少年の陰茎が硬さを増し、その突端から蜜が溢れ出していた。
「だって…やらしい事、言うから…」
だからこんなになっちゃったのと、拗ねたような口ぶりの少年の愛らしい表情に、男が目を細めていた。
「いやらしいのは私だけじゃないだろう?君の体も十分にいやらしいじゃないか」
男の指が少年の蕾へそろりと入り込んでいく。
「や…やん」
「おや、嫌なのかい?」

反射的に出た少年の拒絶の言葉に、蕾へと入れていた指を男があっさりと抜き出していた。
「え?」
そのまま男が中を掻き回してくるのかと思ったが、あっさりと引いたので、少年が不思議そうに男を見上げていた。
「どうして」
「だって嫌だったんだろう?」
少年の拒絶が言葉だけのものだと知りながら、わざと男は素知らぬふりを続けていた。大人の狡い駆け引きに、少年が唇を噛み締めていた。
「あの…」
我慢も限界に近かった。
こんな緩い愛撫だけでは物足りない。もっと強い刺激が欲しいのだ。それこそ体全部をどうにかして欲しいと思うくらいに。
「嫌…じゃないから」
おずおずと男の愛撫を強請ってみる。

少年の言葉に、男があえて問いかける。
「嫌じゃない?」
「うん」
「もっとして欲しい?」
「うん」
恥じらいながらも頷く少年。男がうっすらと微笑みを浮かべていた。
「だったら、君のその可愛い口でちゃんとお強請りしてごらん」
「え?」

お強請りという男の願いに少年が可愛く首を傾げていた。
「お強請りって…」
どう言えばいいのかという少年に、男がこう言えばと促してくる。
「僕のを触ってと言ってごらん」

淫らな言葉を言えと命じる。
それにどうして逆らうことなんて出来るだろう。これを言えば、彼が気持ちいいことをしてくれると約束したのだから。
だから…。
「ぼ、僕のを触ってください」
「触るだけでいいのかい?」
「触って…いっぱい弄ってください」
「前を触るだけ?後ろは何もしなくていいのかな?」
淫らな言葉を促され、少年は煽られるままに言い続ける。
「後ろも触って下さい。中に…おっきの入れて…」

恥ずかしい言葉を言いながら、少年は自ら男の前に足を開き、自分の性器を男に晒していた。
くすりと男が笑みをもらしていた。
「はしたない子だね」
男が少年の腰を持ち上げる。
それから自らの猛ったモノを掴みあげ、少年の蕾へとそれを押し当てる。
「でもちゃんとお強請り出来たから、良い子にはご褒美をあげなくちゃね」
「ひゃ…っ!」

男の大きなモノが少年の蕾へと入り込んでいく。
「あ…ん…おっきい」
「君の欲しがっていたモノだよ。いっぱい、あげるからね」

少年の細い腰に、男の大きなモノが埋め込まれる。
「あぁん!」
少年の嬌声が上がる。
けれど彼の足は男の腰に回され、男の突き上げを体全体で受け止めていたのだ。

「中…いっぱい…」
「そうだよ。君の中に私のが入っているんだから」
「うん」

男の言葉に頷きながらも、少年の頭の中にはもう何も考える余地は残ってはいなかった。
ただ快感に震えるだけ。
男の肉に穿たれる心地よさに酔っているだけ。

「あ…そこ…いい」
「ここがいいのかい?」
「うん、そこ。そこ擦って」

男の望むままに淫らな言葉をはき続ける少年に、男が満足げな笑みを零していたことに少年は気づかない。

「中、もっといっぱい擦って…」
男に腰を擦りつけながら、ただ快感に呑まれるだけ。

もっととお強請りを続けながら。



END


オリジナルでのH。ドエロ。ぶっちゃけやおいっす。

とりあえず好き放題、やってみました。
男と少年は誰なのか。名前すら付けずに、設定も何も無し。
ただ、やっているだけのエロ前提の小説。
今までの自分にない引き出しを出してみようかな〜と。




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