媚態

なんて綺麗なんだと思った。 顔にかかるプラチナブロンドは光を弾いているかのよう。さらりとしていて、手触りが良さそうで、きっと触れると指の間をするりと癖もなく滑っていくようだ。 ほんの少し首を傾げているせいで、彼の柔らかな頬に一筋の髪が掛かっている。それはまるで美しい飾りのようだった。 綺麗な顔。 けっして女々しいのではなく、気の強そうな瞳をしているのだけど…。 澄んだ蒼い瞳。長い睫毛は瞳を伏せると彼の瞳を覆い隠してしまいそうなくらいに長い。 通った鼻筋に、薄く開かれた唇は、まるで口づけを強請っているかのようだ。 柔らかそうな唇。 触れたら…とろけてしまいそう。 そんな彼のしなやかな体を覆っているのは、薄い襦袢だけ。 張りのある瑞々しい体を包んではいるのだけれど、彼の体の線を露わに表しているのだから、むしろ裸よりもいやらしく見えるくらいだ。 華奢ではない。 けれど逞しすぎるわけでもない。少年とも青年とも言い難い体の線。 細い腰に伸びやかな肢体。 なんて…なんて綺麗だと…心の底から思った。 彼から目を離せないでいる自分を、ふと、彼が見詰めた。 それから…うっすらと彼が微笑みかけて…あろう事か、襦袢の前をはだけて胸を晒してきたのだ。 どきりとした。 滑らかな肌。 もちろん女のように豊かな胸はないのだけれど、それでも滑らかな滑りの良さそうな肌は目を奪われる程。 そんな肌に、まるで飾りのように付けられているタトゥー。 まるでそれは呪文のよう。 人を引きつけて、惑わせる魔性の呪文。 くすりと彼が笑うのが聞こえた。 彼から目が離せずに、瞬きもせずに見詰めている自分を面白そうに眺めている。 分かっている。 分かっているけど、どうしても目が離せない。 誘うような、試すような視線を向けて…、彼が足を持ち上げて、着物の裾を割ってきた。 あ…! 足の付け根、ぎりぎりまでを見せつける。 左手が意味ありげに腰の辺りを触れている。 思わず、ごくりと唾を飲み込んでいた。 自分の内側から強烈な欲望が沸き上がるのを感じていた。 彼が欲しい。 彼に触れたい。 彼が…抱きたい…と。 「ねぇ…」と、彼が囁くように問いかけてくる。 「もっと…見たい?」と。 惑わされる。 酔わされる。 彼の媚態に、思考が止まる。 何も考えることが出来ずに頷いていた。 「お前が…欲しい」と。 …終わりだと思って下さい。 |
6月のトップ絵を描き終わって、つい文章をつけたら面白いかな〜と思ってました。
で、何となく感情の赴くままに仕上げてみたら、こんなんが出来ました。
意味無し、落ち無しのだらだらした文章が。
ついでにティーダを見ている男が誰なのか?
それはまぁ…これを読んでいる方の想像にお任せということでご勘弁を。
アーロンとジェクトでは無い事だけは確か。
二人だったら、このままHに突入させちゃいますから。
ああ…しかし…。うちのティーダはもう、原作を遙か遠くにぶっ飛ばしてますなぁ。
自分でも自覚大ありっす。でも、止まらない。
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