挑発 (裏バージョン)




男の目が彼の裸からそらせない。

しなやかな体。
引き締まった、無駄の無い肢体。男にしては体毛も少なく、滑らかでしっとりと艶さえ感じさせるその肌。

素直に綺麗だと思った。

女とは違う美しさだと。
豊かな胸も柔らかさも無いのだけれど、張りのある体と肢体なのだ。

そして彼の整った顔立ち。
澄んだ蒼い瞳が誘うように自分を見上げている。

ティーダが言う。
「俺と…したいんでしょう?」

どきりとする。
即座に首を振って、否と答えたかった。
だけど口が渇いて声が出せない。
出せたのは、まるでうめき声のような情けない声ばかり。

ふぅんとティーダが目を細める。

「違うと言っても、あんたの目…俺からそらせないけど?」

ばれている。
確かに彼の体から目が離せないでいるのだから。

「俺の体…触りたくない?」
ゆったりとティーダが自分の手で自分の体を這わせている。
それはまるで愛撫のような手の動き。
まるで見せつけるように自分の胸を辿り、乳首に触れ、その手が下半身へと降りていく。

ごくりと唾を飲み込んだ。

ティーダの手が自分自身へと触れている。
「俺のここ…舐めたくない?」

ずきりと下半身に衝撃が走る。
頭がくらくらする。
もう自分を誤魔化すことさえ忘れて、彼から目が離せないでいる。

体と声と仕草。彼の全てに煽られている。

ティーダの手がまだ柔らかい自分自身を揉みしだき、それを自分に見せつける。
「俺のこれを触って、舐めて、しゃぶりたいでしょう?それに…俺のここだけじゃなくて、後ろも…味わってみたくない?」

片方の手で自分自身を揉みしだき、もう片方の手がもっと奥の方。禁断の蕾へと伸びているのが、ここからでも分かったのだ。

声が…自分を誘っている。

「俺が…欲しくないの?」




END


前の「挑発」を書き上げた時から、もう一つのネタが頭から離れませんでした。

それがどうしても気になってしかたなくて、つい心の赴くままにこんなものを書いてしまいました。
「挑発」裏バージョンです。ついでに絵も描き直し。
前の絵の気に入らなかったとことかも、自分なりに手直ししたりなんかして。

前のはちょっと悪い子のティーダでしたが、このティーダはとっても悪い子。
なんせ自分から男を誘ってますから。
え〜と、色々な事情があってこんなことをしてると、善意に解釈してくれたら嬉しいかなぁと…。

しかし…こんなことをしちゃって、まえのネタをリクエストして頂いた
janewu様には何だか
とっても申し訳ない気持ちで一杯です。…怒らない?




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