「も、もう無理よ。降ろして...」
百合は、自分の騎馬に、騎馬戦の負けをお願いする。
「ま、まだ大丈夫!!」
百合の騎馬は、子供の便を済まさせる親のように、百合の膝を抱え、百合が空中に保てるようにがんばっていた。
そのがんばりからか、
周りから引っ張られる検査着は、百合の腰まで捲れ挙がらせていた。
股間の絆創膏が隠すこともされず、むき出しになっている。
それが解ったのは、百合の周りで押し合う男の声だった。
ひそひそ声だったが、
『毛がはみ出てるの見えるぜ...』
淫猥な声でささやいていた。
「お、降りる!!」
百合は全身の力で地面に向かおうとした。
”早く崩れて...”
ただ、騎手の言うことを聞く騎馬ではなくなってた。
2人の男が、がっしりと、百合の膝を片膝ずつしっかりと押さえる。
実は足を閉じさすことも騎馬の男はできたのだが、わざと百合の羞恥を煽る、
いや、女性であれば、自分の足をこの格好だけには曲げたところを見られたくない格好にあえて持っていく。
和式便所にまたがる格好どころでは無かった。
便所にまたがる格好をしながら、無理矢理に膝を拡げた格好である。
”もう許して...”
百合は体をもみくちゃにされながら、恥ずかしさで、意識が飛びそうになる。
早くこの騎馬から降りたい。
それが許されないのなら、絆創膏が気になって、手で隠したかった。
少しでも、検査着の裾に手を持って行きたい。
少しでも、自分の体を男たちの好奇の視線から守りたかったが、
百合の両腕もまた、敵の騎手に片腕ずつ引っ張られている。
百合には、どうにもならなかった。
そんな中、ほぼ全員が、硬直したように静止する。
”な、何?”
百合は、飛びそうになった意識を取り戻し、何事が起こったのか確認する。
直ぐに、理由が解り、百合の顔面の血が引いていく。
『あれ、肛門?』
誰かがぼそっと言った声からだった。
”は、はがれちゃったの...”
抱えられている百合の膝が誰の目から見ても、ガタガタと動くのが解るほど振るえが体を走りぬける。
その様子は、見守っていた採用係の女にも解った。
「ストップ!!」
「その場で動かない!!」
まるで達磨さんが転んだをしている様に全員が固まる。
ただ、視線だけは、百合の背後の股間を見ようとぐりぐりと動いていた。
百合だけが、騎馬から抜けようとあがくが、つかまれた膝と腕は、抜けなかった。
つかつかと、採用係が百合に近づいてくる。
「肛門が見えちゃったって?」
女性とも思えない言葉を、冷徹に、無表情に言いながら、抱えられた百合の股間に視線を向ける。
”そんな目....”
百合は、まるで動物を確認するかのような、同姓の視線に、羞恥というか隷属的な感覚に陥る。
「見えてないじゃない!!」
百合は、自分の最も恥ずかしい所を凝視されるのが嫌だったが、採用係の言葉に、若干安堵した。
”剥がれて無かった...”
百合がそう思った途端だった。
採用係は、周りの男たちに、標本の説明をするように、百合の肛門を指差し、
「これは、端っこで少し色が変わってるだけでしょ?」
と、飛んでも無い事をいいながら、男達の視線を自分の指差す先に集めさせる。
”は、端っこ...色が変わってる場所?”
百合は自分では見えない場所であったが、ほぼ見えるのと同じ状態になっており、
そこを同姓に指差されながら、男達の視線を集めていると思うと死にそうだった。
膝の振るえが止まらない事が、自分でも解る。
さすがの採用係も、その震えに気が付いたようだった。
「吉田先生、あと、2,3枚貸していただけません?」
そう言うと、数枚の絆創膏を貰いに行く。
そのまま、粘着面を拡げながら、剥がれそうな絆創膏を止める様に、
今度は横向きに、もう一枚しっかりと貼った。
そこまでは、百合にとってありがたい事だった。
もちろん成人になっている自分が、他人にお尻に絆創膏を貼られるのは、恥ずかしいことだったが、
色の変わった場所とか言われてしまった所を露呈させながら騎馬戦をやるよりましだった。
「もう剥がれないわね。」
採用係が、百合をまたからかい始める。
剥がれないようにしてもらったことはありがたかったが、M字に拡げられている股間を、
それも今度は、女性の場所を確認するように摩る。
今までの羞恥を受け続けている百合の体は、採用係の指に敏感だった。
稲妻のような刺激が、百合を襲う。
どうにか嗚咽を漏らさず百合は、採用係に返答できた。
「や、止めてください...」
間髪いれずだった。
「じゃあ剥がすの?これ。 百合さん?」
最後の”百合さん”と言うときには、口元に笑みを称えていた。
”酷い...”
ただ、剥がす訳にはいかず、百合は、採用係の女と視線をはずし、うつむく。
「剥がすわね?」
何も言わない百合に採用係が脅しをかけた。
「そ、そんな。 剥がさないで。」
その言葉を待っていたかのようだった。
わざとらしく採用係の女は、指を一本にしてあからさまに、百合の筋があるだろう場所を強くなぞる。
しかも遠慮どころか配慮も無い雑な動きだった。
「剥がされたくないものね? しっかり貼りましょう。」
拒否できない百合は股間を男たちに突き出されたまま、その陵辱に似た指を受け入れるしか無かった。
”声上げちゃだめ..”
百合は湧き上がる刺激に声を立てないよう必死に平然を保とうとする。
それが、気に障ったのか、指が百合の最も敏感な場所を捕らえる。
それは、男たちに見られながら、オナニーさせられているのと同じだった。
「ぅっ...」
喉奥で百合は嗚咽を必死にこらえていたが、まるでそこを潰すかのような強い刺激を与えられ、
ついに嗚咽を漏らしてしまった。
「あら、気持ちよくさせちゃった?喘いじゃって。」
採用係の女は、自分で無理矢理摩っていたにもかかわらず、勝ち誇ったように、指を離した。
「気持ちよくなんか無い..」
百合の勝気の性格か、逆らう様に思わずつぶやいた声が、採用係に届いてしまった。
「あらそうなの? ここが少し、濡れて変色してるけど?」
百合の中心に、指を突きつける。
「ほら、ここ色が変わってるでしょ?」
その言葉は、百合にでは無く、視線を集める男たちへだった。
「おおーー。」
大きな声では無かったが、百合は、自分が出してしまった物を確認されるようにみられてしまう。
それどころではない。
採用係の細い指で押された絆創膏は、百合の体に食い込みその形を縁取ってしまっている。
そのことを小声で話す男たちの声が、百合の心も抉っていた。
「もう許して...」
あまりの羞恥にさすがの百合が、採用係に心から許しを請っていた。
その言葉もまた、一笑にふされる。
「許す?何を? あっそうか胸も隠したいわよね。」
わざと、違う意味に採用係は解釈し、抱えられて、身動きが取れない百合の検査着に手を掛ける。
大き目の絆創膏を半分にちぎったかと思うと、百合にとって恥ずかしい行為に移る。
「ここ破れててちょうど良いわね。」
そういうと、その裂け目に自分の手を差し込んだ。
「男は、見ちゃ駄目よ。」
そういいながら、検査着の裂け目から、百合の胸をむき出しにしようとする。
見ちゃ駄目よと言われて素直に従うわけも無く、今度は、百合の上半身に視線が集まる。
「そ、それじゃあ、見えちゃうわよ!!」
百合は必死に身悶えし、採用係から逃げようとした。
体を揺らす百合の検査着の裂け目から、柔らかい百合の胸の下側がむき出しになった。
若さも手伝い、百合の胸はまったく垂れることも無く、柔らかい餅のように歪みながら、裂け目からはみ出す胸に、
男たちが釘付けになる。
「少しは言うことを聞きなさいよ。対したことじゃないでしょ?」
そう言いながら、採用係の女は、百合の胸を雑巾の様に絞りあげる。
それはあっけなく訪れた。
百合が必死に守っていた、胸の中心に色ずく蕾が、こともなげに、裂け目から現れる。
それも同姓にまるで牛の乳搾りをされるかの様に、検査着の裂け目から見事な形の胸を無残に変形させられ、
乳首を強調するような形で剥き出しにされた。
「見ないで!!!」
どうすることも出来ないまま、百合は叫ぶことしかできない。
男たちの視線が、まだ薄い赤色の百合の乳首に視線を集める。
むき出しにされていた時間は、ほんの1秒程度だったかも知れないが、百合には、大勢の男に犯されているような感じがする。
「パチ。」
絞りだされた百合の胸の中心に、無造作に、絆創膏が貼られる。
「もう片一方もね。」
何の感傷も無く、採用係の女は、まだ隠れている胸にまで手を伸ばす。
「出さないで...お願いっ。」
百合は必死になって身を捩るが、そんなことはお構いなしだった。
男たちの期待と視線を裏切る事無く、もう片方の百合の見せたくない乳首が、公衆の面前に晒されることを百合は抗うこともでき無かった。