”もう、全部..見られちゃう”
百合は自分の乳首に視線が集まるとあきらめた様に体から力を抜いた。
”これからどうするのよ...みんなに見られちゃって...”

あきらめた様な寂しいような百合のうな垂れた態度を採用係は、許さなかった。
今度は簡単に絆創膏で隠そうとはしなかった。

「百合さんこっちの乳首の方が大きい?」
特別そんな事も無かったが、採用係の女は、百合の羞恥を煽る。
男たちに、乳首を晒させるだけに飽き足らず、視線を集める場所を事もあろうか、指で摘んだ。

「あうっつ。」
その指は、摘むというか、強めの力でつねる様な感じで百合は、宙に持ち上げられた体を反らし、跳ねる。
「まあ可愛い。」
笑いながらも指は離さず、採用係は笑っていた。

色白の百合の体でも、最も隠された場所は、本当に透き通ると言う言葉が似合う場所であった。
ほのかで薄紅色に色づいた百合の乳首が、男たちの前で蹂躙された。

百合は男たちに担ぎ上げられたまま、なすがままになっていた。
”こんなの許せない”
そう思ったが採用係に逆らって、どこにも就職できない立場になることは避けねばならなかった。
百合の思考は悪いほう悪いほうへと進んでいく。

公園でたむろしている浮浪者の中に自分がいる。
そんな事にはなりたくなかった。

その最中にも百合の乳首は、その乳厘ごと しごきあげられていた。
男たちの視線が、百合の乳首から離れることは無く、採用係もその視線から隠そうとはしなかった。

「あっう...あう。」
あまりの羞恥と敏感な場所からの刺激で、百合の体が弾む。
採用係は、笑みを浮かべたまま、その指は離さなかった。

「ほら、男は見ちゃだめよ。 乳首を見られたら女性は恥ずかしいんだから。」
そういいながら、さらに百合の乳首を力を込めて摘んだ。

「痛い!!」
百合があまりの強さに、声を上げる。
その声に、やっと採用係は指を離した。
指を離すことによって、百合の乳首の全貌が皆に披露された。

蹂躙された百合の乳首は、採用係の指の形に若干赤く変色していた。
「少し伸びちゃったかしら?」
採用係のあまりに酷い声に百合は必死に首をあげ、自分の胸の無事を確認しようとする。
ところが、採用係は、百合に確認させる暇を与えなかった。

「いいじゃない。ちょっとぐらい乳首伸びてても。」
簡単に言い放ち、絆創膏で、覆った。
男たちの視線からは遮られたが、自分の体がどうなってしまったのか確認することもできなかった。

胸からの疼痛が治まる前に、採用係がさらに屈辱の行為を要求した。
「破れた検査着のまま、運動を続けるのは危ないわね。なにか事故でも起こったら、会社に迷惑がかかるわ。」
意味深な視線を百合に向ける。

「騎馬戦を仕切りなおすわ。一旦崩して。」
採用係の掛け声が掛かると、全員が、一旦騎馬を崩した。

百合は四肢が自由になると、必死に検査着を体に巻きつけ、少しでも肌の露出を抑えようとする。
”ぬ、脱げっていう気...”
百合の悪夢は現実になる。

「それじゃあ百合さん検査着脱いじゃって。」
男たちの前で衣服を脱げと宣言される。
「は、裸で騎馬戦なんて、できない。」

百合は全裸で騎馬戦を行うことを拒否する。
「全裸じゃないでしょ?そのために、絆創膏貼ってあげたんだから。早くなさい!!」
女性としての恥ずかしさへの考慮など何一つしてもらえなかった。

「どっちにしたってもう皆に乳首だって見られちゃってるんだから、対した事ないでしょ。返事は!?」
採用係に詰め寄られると百合に選択権など無かった。

「...はい。」
”もうどうすることもできない...ビキニだと思えば...”
必死に自分を納得させる。
とは言え、ビキニですら、今まで百合は着たことも無く、恥ずかしさは一向に収まらなかった。

それでも検査着に百合は手を掛ける。
”今日さえ乗り切れば...”
その思いだった。

覚悟を決めた百合だったが、男たちの視線を浴びながら、素肌をさらす行為が、こんなにも恥ずかしいものとは思っていなかった。
百合は一旦躊躇し、採用係の方に視線を移すが、採用係の視線は、許すどころか、まるで奴隷を眺めている表情だった。

”ただの社会人の先輩ってだけのくせに...”
百合は心の中で、採用係の女を恨むが、今の百合の立場では、ただの採用係では無く、百合の人生をサイコロの様に振る絶対権力者であることを否定できなかった。

百合は採用係が憎かったが、自分で自分の最後の衣服である検査着の裾をめくるしかなかった。
多くの異性と、まるで玩具の様に自分を蹂躙した女に、自分の素肌をさらすための行為は、百合の羞恥と我慢の限界を超えていたが、どうすることもできなかった。

「み、見せればいいんでしょ!!」
百合は、最後のあがきの声と同時に、一気に検査着を脱ぎ捨てた。

「おおー」
実際には、この声は音声では無かったが、その場にいた全員の男たちの体から、その歓声が煙のように立ち上った。

百合の裸体は、AVのようなエロでは無く、美術品のような気品と均整の取れすぎた体だった。
長く細い足と、引き締まったウエスト胸の形は、大き過ぎもせず、垂れることなく張っていた。

ただ、その裸体の3箇所に貼られた絆創膏のような肌色の布が、百合にまったく似合わず、浮いていた。
”こ、こんなの嫌....”
絆創膏だけの自分の体に、男たちの視線が絡む。

後ろの男たちは、小ぶりな百合の割れ目を舐めるように伺い、前方の男たちは、
はっきりと輪郭を露にした胸の形をなぞるように見ていた。
もちろん乳首は隠れているが、胸全体の形は公衆の面前に晒している。

さらに、百合の太ももの付け根では、絆創膏で隠し切れない群毛の一部が揺れていた。
百合はほぼ全裸の格好で立ち尽くしていたが、恥ずかしがれば恥ずかしがるほど、
男たちを刺激してしまうと思った。

”我慢...”
どうせ隠しても、隠しきれないほど素肌を晒してしまっていた。
羞恥で、体が火照るが必死に耐えることしかできなかった。

「じゃあ騎馬戦初めて。」
採用係の声に我に返った男たちが再度騎馬を作る。
百合の騎馬も出来上がった。

全裸で騎馬戦に乗る百合は異様な光景だった。
それでも皆だまって騎馬を作り上げる。
百合は男たちの視線を集めたまま、騎乗の状態になる。

冷汗が、百合の太ももに流れ、騎馬の男の腕に移る。
百合の冷汗で、男の腕と百合の太ももが擦れすべるが、もう止めることもできなかった。
それどころで無かった。

「開始」
その声と共に、騎馬戦が再開される。
抑えるものの無い百合の胸は、騎馬が動くたびにに大きく揺る。
”早く終わって...”

百合はもう何も考えることも無く、騎馬戦をする。
ただ、あっというまに、先ほどと同じことになった。
さすがに、むき出しになった百合の体に触れてくる男はいなかったが、両腕をとられ引っ張られる。

騎馬は崩れそうになるが、百合の騎馬もまた百合のひざだけを抱え、床に百合を下ろすことはしなかった。
「お願い!!もう下ろして!!」
百合が叫んだ時には、乳首と性器に絆創膏だけをはった全裸の百合が、無残にカエルのような格好のまま固まっていた。

百合の悲鳴で数人の男子は躊躇する。
ただ、それが百合の悲劇を生んでしまった。
躊躇した男子は、運悪く百合の右側の足を支えていた男だった。

ひざを抱えられ両腕を引っ張られた格好のまま、片足だけが外れる。
そのまま、落下できれば良かったのだが、百合の落下を避けようと、左側の男が、無理に百合の片足を持ち上げた。
結果的に、両腕の自由を奪われたまま、片足だけで吊るされる格好になってしまう。
「ちょ、ちょっと嫌!!!!!!!」

百合の叫び声とともに百合の両足が大きく拡がる。
その結果、百合の股間で、皮膚が突っ張られた感覚が起こったが、「パリ」という感覚とともに、
突っ張られた感触が無くなった。

”ま、まさか....”
百合は自分の股間に目をやる。

「あああああああああああああああああああああああああ」

百合の絶叫が木霊した。
男たちの視線が、自分の股間の一点に集中している。
百合には自分の体が影になり、見えてはいなかったが、剥がれた絆創膏が自分の陰毛にぶら下がっていた。

たまたまドンピシャの角度にいた男は、現実の物とは思えない光景に力が抜ける。
その運の良い男の視線には、真っ白な太ももの付け根に百合の容姿に似合わない2枚の物体が合わさっている光景が飛び込む。

その男は、百合の片足を吊っていた男だった。
「ドスン。」
力の抜けた男の手から、百合が崩れ床に落ちる。

”み、見られたのね....け、けど終わった...”
百合は床に落ちるとすぐさま絆創膏を股間に貼りなおす。
陰毛が引っ張られる感覚があったが、そんなことは言っていられなかった。

究極の羞恥を味わったが、これで終わったと思うと百合は少し気が休まった。

「剥がれちゃったみたいね。」
何事もなかったような淡々とした口調で、採用係が百合に話しかける。
「...」
百合には何も返答できなかった。

「あなた見ちゃったの?女性の見られたくない場所。」
返事の無い百合を無視して、実際に目の当たりにした男に、採用係がわざとらしく確認した。
「えっ..いや..ちゃんとは見てません。」

男がしどろもどろに答えた。
”ちゃんと見てない...”
百合はこの男に自分を見られてしまったことを認識した。

”本当に見られた....”
百合が床にうずくまりながらショックを受けたと同時だった。

「はい。皆さん身体検査は、終了です。」
採用係が、身体検査の終了を告げた。


その言葉は、百合にとってありがたいものだったが、実はこれ以上の羞恥の開始の合図だった。