宏美は、座りなおした初老の男性に向かって、確認するようにお願いをする。
「さ、先ほどの、10Gのお話...始めさせていただいてもよろしいですか?」
男は一瞬、宏美を睨むが、金色に輝くチップを10枚、机に放り投げた。

「ほら、始めなさい。」 初老の男が声を掛ける。
宏美は、床にまで散らばったチップを必死に掻き集め、数を数えていた。
”宏美さん...チップって..”

さくらは、床を這いずる宏美の姿を見て、唖然とした。
”ここまで重要なものなの?”
さくらもまた、自分の身に降りかかるまでは、解らなかった。

チップを集めた宏美は、自分のドレスを男の前で脱ぎ始める。
長身で、細身の宏美の体が、現れる。 上下 対の真っ赤な下着が、真っ白な宏美の体に映えていた。
宏美は、それだけでは留まらず、真っ赤のブラを外そうと、背中に手を回した。

「宏美さん! 何をする気!」
端に立っていた、さくらは、思わず声を挙げていた。
さくらににしてみれば、知らない男の前で、下着姿ですらおかしいのに、ブラに手を掛けるなんて許せない行為だった。

「ほお。その子は、本当に何にも知らないんだね。」
初老の男は、怒るどころか、おかしそうに笑い始める。
宏美は、困った顔をしてさくらを見ていた。

「さくらさん。 じゅ、十枚もチップを頂けることなんて、めったに無いことなのよ。」
「け、けど、裸になんて...」
さくらは、それでも納得がいかないようであった。

「そうじゃよ。」
「こんなに金払いの良い客は、めったにおらんわい。」
初老の男は、にやにやと、自分の事を自画自賛する。

「君、さくらといったかね。」
初老の男は、さくらに向かって自分の性癖を語りだす。
「Aクラスの女を、従わせるのが楽しいんじゃ。 ホホホ。」
「宏美も、そろそろ、Bクラス行きだろ? 救いの手じゃ。」
「10枚、入れば、くれてやるんじゃわい。もう自分は、勃起もしないから、目の保養だ。」

さくらは、初老の男の言っていることが解らない。
「Aクラス?  Bクラス行き?」
解らない事だらけだった。さくらは、宏美に、視線を向け、説明を求める。

宏美は、さくらに、寂しそうな視線を向け、クラス分けの事を説明し始めた。

「Aクラス...さくらさん、あなたも...私も...」
「Aクラスは、3goldを店に支払う変わりに、自分に選択権があるの。何をするのかも決められる。」
「ただ、支払いができず、死にたくも無かったら、支配人に、Bクラスのお願いをすることもできるの。」
「Bクラスは、支払いが1Goldの代わりに、Aクラスの女の子の言う事を何でも1goldで聞かなくちゃならない...」

宏美は、簡単に説明した。
「Bクラスは、Aクラスの子の言う事を聞く? ちょっと解らない...」
さくらは、更なる説明を求めるが、宏美は、それ以上は、言わなかった。

「さくらさん。私は、この10Goldが、欲しいの...」
宏美は、さくらにかまってられないという態度を取る。
さくらも、それを見て、黙るしかなかった。

それから、宏美は、躊躇無く、客を引きつけるために身に付けた、真っ赤の下着を脱ぎ始める。
そして、下着とは、正反対の真っ白な均整の取れた裸体を惜しげもなく、男の前に披露する。

”....裸になってまで。 10goldを?”
さくらは、自分まで恥かしくなるような気がした。
ただ、宏美の行動は、それだけでは済まなかった。

宏美は、初老の男に、後ろ向きに立ち、真っ直ぐ足をのばしたまま、足を大きく開いた。
初老の男にも、その後ろで立ち尽くす、さくらにも、宏美の股間が丸見えだった。

ぴったりと閉じた赤黒い性器と、その脇に生える郡網。
その上には、くすんだ宏美の排泄器...全てが見渡せる格好だった。

”は、恥かしい...”
さくらは、これが現実の物とは思えなかった。
借金を背負った身とはいえ、女性として、金で、性器を見せる。
その行為が、自分で無いにはしろ、恥かしかった。

「始めなさい。」
初老の男が声を掛ける。
その後の宏美の行動は、さくらを異次元の世界に引き釣り込むものだった。

宏美は、初老の男の前で、立ったまま、自分の性器の溝を指で、摩り始める。
それは、さくらにとっても、始めてみる他人の自慰の姿だった。

”いやらしい...”さくらは、そう思ったが、視線は、同性の性器に釘付けになってしまう。

しばらく、宏美は、自分をまさぐり続けた。
「...あっ」
見られながらの自慰行為に、感じ始めたのか、宏美は、嗚咽を漏らす。
そして、指の動きが、一段と加速していった。

既に、赤黒い宏美の性器は、閉じる事をあきらめたように、体内の様子を見え隠れさせる。
静寂とした室内に、宏美の潤みを帯びた、粘膜が音を立てていた。

そのまま、宏美は、500円玉程度の大きさのあるチップを片手に取ると、
チップを股間にあてがう。

「うっ...う。」
宏美の性器が、金貨の形にゆがむ。
かなりの大きさの金貨は、博恵の体内に埋没して行った。

”い、入れちゃってる...入ってる..”
さくらは、変形しながらも、内臓が、金貨にまとわりつきながら、人間の体内に吸収されていく様子を見守ってしまう。
その様子をみているだけで、さくらは、自分にも、その金貨が入って行く錯覚を覚えるほどだった。

宏美は、金貨を体内に納めると、次の1枚をまた手に取る。
そして、吸収していった。

宏美は、金貨を体内に納めると、次の1枚をまた手に取る。
そして、吸収していった。

宏美は、金貨を体内に納めると、次の1枚をまた手に取る。
そして、吸収していった。

既に、4枚の金貨を挿入した宏美は、苦痛と、屈辱に、眉間に皺を寄せて耐えていた。
大人の女性と言っていい、宏美の屈辱の表情と、額の汗は、さくらにとっても、官能的な表情だった。

股間からは、収まりきれない金貨の端が、見える。
金貨を重ねた4角形の形に、宏美の性器の口が変形しており、もう受け入れられないほど、拡がっている。

それでも、

宏美は、金貨を体内に納めると、次の1枚をまた手に取る。
そして、吸収して...

5枚目は、どうしても入らない。
「...ああっ  痛....入って!!」
宏美の嗚咽と、叫びが響く。

だた、それは無理なことだった。
既に埋没されている金貨にはさみ込むことはできても、奥には、入っていかない。
ただ、宏美の膝ががくがくと、震えるだけだった。

「そこまでじゃな。  4枚は、くれてやる。」
初老の男が、残りの6枚の金貨を宏美から取り上げる。
宏美は、その金貨を惜しそうに眺めていた。

「...まだ..入ります。」
宏美のか細い声が、残った。

その要望を男は、聞かない。ただ、ある救いを宏美に差し伸べる。
「そこのお嬢さんに、Bクラスの子も見させてあげてもよいが?」

その声を聞くと、宏美は、嬉しそうな顔をする。
「Bを使ってもよろしいのですか?」
その宏美の言葉に、初老の男が許可の返答をする。

「宏美も運が良い。新人教育に付き合ってあげよう。」
男は、楽しそうに、笑った。

宏美は、その許可をもらうと、一旦、自分の性器に入れた金貨を取り出す。
足を開き、膝をまげ、指を自分の性器に差し入れる。
「ん...っつ。」

金貨は、なめやかな色を表面に付着させながら、また空気に触れた。
”なんで..こんな事できるの? 宏美さん”
さくらは、自分から引きずりだした金貨を仕舞う宏美の事を思った。

ただ、もっとも恥辱に震えているのは、宏美だと言う事を知らずに。
実は、もっとも屈辱に打ち震えていたのは宏美だった。
何も知らない...新人の前で、変態の行為を自ら行う。

それが、どれほど恥かしく、自分が情けないと思っていたことか。
宏美は、既にマイナス会計だった。
今週プラスに持っていかなくては、Bクラス...そう思うと、
自分の羞恥など...性器に何を入れようとも、耐えなければならなかった。

ただ、その新人を連れてきたことで、ラッキーな方向に向かっているとも思った。
この初老の男性は、さくらに、見せ付けたいのだろう。
10Gold..いや、それ以上...
それだけが、宏美の支えだった。

そんな事を思いながら、宏美は、自分の残骸を金貨から拭う。
そして、部屋に常設されている受話器を取り上げた。

「宏美です。Bの子、使ってあげる。」
それだけ言って、宏美は、受話器を置いた。



「宏美です。Bの子、使ってあげる。」 控え室に、放送のように宏美の声が鳴る。
控え室が、急にざわめく。
20人程度の女達が、そこには待機していた。

Bクラスの女達は、直接お客様から指名されることは、めったに無かった。
Aクラスの子の指示に従い、日々の日当を稼がなくてはならない。
誰が、宏美の部屋に行けるのか、固唾を呑んで、支配人の指示を待った。

「誰が行きますか?」
黒いスーツを着た支配人が、控え室にいる女達に声を掛ける。
我先に、手を挙げる。

そんな中、1人の子が、叫んだ。
「お願いします。 支配人!! 宏美様のご期待に必ず沿います。」
まだ、成人もしていないだろう少女のような子が、声を挙げる。
「じゃ、じゃないと...今日、チップもらえないと、Cクラスに落ちちゃう。」

悲痛の声を挙げる。
それでも、他の子も譲らない。
「解った。 真理と、後 そこの2人。」

真理と呼ばれた、少女のような子も、どうにか指名される。
指名された3名は、嬉しそうに、宏美の部屋に向かった。