水樹は、椎名の太ももに残された残骸に、唇を近づけると、上目遣いに、椎名の様子を伺いながら、
事もあろうか、舌を伸ばして、椎名の残骸を片付け始めた。
「水樹!!」
声を挙げたのは五月だった。
水樹の行為を目の当たりすると、さすがの五月もしり込みしそうだったが、
だまって見逃すわけには行かなかった。
ただ、行為を続ける水樹は、冷静に五月を叱る。
「美夏が、いい加減だから、行けないの....先生が中途半端すぎて可哀想でしょ!」
「五月にも、中途半端な椎名先生の気持ちわからないの?」
水樹は、そこまで言い切ると、拒否もゆるさず、残骸を掬い取るようにしながら、
本体に唇を向かわせた。
「あっ み、水樹君..」
椎名は、髪を掻き揚げながら嗚咽ににも似た声をあげる。
水樹は何の躊躇も無しに、美夏と五月の視線を受けながら、椎名の物を口内で愛撫する。
その光景に2人とも何も言えなかった。
椎名の物は、鉄棒のようにたぎっている。
あっという間だった。
1分も経たずに、椎名のうめきが大きくなると、椎名が水樹の頭を押さえる。
「うっ。」
嗚咽は、椎名が挙げた声だった。
水樹の前後の動きがゆっくりに変わっていくと同時に、見守る2人の視線にも解るほど、
椎名の物は、なれ果てていく。
「み、水樹..抜け掛け過ぎるわよ。」
情けない声で、五月が声をあげる。
水樹は五月の言葉に、大学生と思えない、色香を湛える顔をゆっくりと起こす。
椎名の物から、その唇から糸を引く何かがあった。
水樹の喉が若干動く。一旦の間の後、
「そんな事ないわ。まずは私たちのことより、先生の事を考えてあげただけ..」
妖艶な表情を湛えながら、水樹が答える。
”え?..く、口の中の物....”
美夏は、水樹が椎名の物が、口内に残っていない事に驚く。
そんな詮索を考えていた際、水樹が五月に向かって意味深なウインクをしたことに気づかなかった。
「先生...私、良かった?」
水樹の問いかけに ”NO”と言える日本人がいる訳も無かった。
椎名が恥ずかしそうに頷く。
「じゃあ、お願いがあるの...」
まだ、意識もはっきりしていない椎名に向かって洗脳するような猫なで声を水樹が上げた。
「私を選んでとは言わないけど...美夏さんは許せないの...」
”な、何言ってるの!!”
美夏は、水樹の言葉に我を忘れる。
結果として、椎名を満足させられなかったとは言っても、美夏も一生懸命に椎名に尽くしたと言う思いがあった。
「美夏さんは、もうお仕舞いでいいでしょ?」
水樹が裸体の椎名に豊満な胸を押し付けながら、耳元に息を吹きかける様につぶやく。
椎名の視線が美夏に向けられる。
”こ、こんなんじゃ嫌よ!!水樹は卑怯よ!!”
美夏はそう思うとその怒気をぶつける。
「し、椎名先生!! 手馴れてる水樹なんかより、私、私の方が...うっ」
最後は、言葉にならなかった。
美夏自身、恥ずかしさを堪え、精一杯がんばって来たという自負も手伝っていた。
「て、手馴れてるなんて!! 余計許せない!」
椎名より速く、水樹が自分への冒涜とも取れる言葉に反応した。
「美夏の方が、酷いわよ私は風俗嬢なんかじゃないわ ねえ先先?」
風俗嬢か?という質問に、椎名はNOとはいえなかった。
「そ、そうだね。」
椎名が返答した。
「ほら、美夏! 椎名先生も美夏が嫌だって!」
水樹は、椎名の返答を拡大解釈する。
「五月、椎名先生と3人でお風呂に入りましょう?」
水樹は五月を巻きこむ。
五月も水樹の魂胆が解ったようだった。
少しやり方が気に食わなかったが、ここで水樹に乗らない手は無かった。
「ちょ、ちょっと待って!!」
美夏が2人を止めようとするが、水樹と五月は、さっさと行動に移る。
2人もまた躊躇もせずに服を脱ぐと、椎名を支えながら、浴場に入ってしまう。
「せ、先生!!待って..」
脱衣室に倒れこんでいた美夏が声をあげる。
一瞬、椎名と視線が絡む。
椎名が何か言ったような口元を示すが、美夏には聞こえ無かった。
”せ、先生...”
美夏は、全裸のまま、一人脱衣室に取り残されてしまった。
”ど、どうしたらいいの...私はこれでお仕舞いなの...”
美夏は、呆然としてしまった。
「もう、先生ったら!!」
その声に、美夏の思考が動きだす。
数分は脱衣所で経ってしまっていたようだった。
浴室から、五月の黄色い声がしていた。
”ま、まだ負けないわ!!”
美夏は、手元にあったバスタオルで裸体を隠すと、意を決して浴場の引き戸を開けた。
「ガラガラガラ。」
その音で、中にいた3人の視線が美夏に向けられる。
「美夏、何してるのよ。落選者は、出ていきなさい!!」
五月が勝ち誇ったように、温泉につかりながら、椎名の片腕に巻きつく。
「ま、負けたわけじゃないわ...」
美夏が、五月に返答する。
椎名は、女たちのバトルを見守ることしか出来なかった。
「椎名先生? こんなのどう?」
椎名の反対側の腕を、自分の胸で挟みながら水樹が、椎名の耳元で何かささやく。
「水樹!! 何言ってるのよ?」
美夏は、不安になりながら、3人に近づく。
ただ、椎名は水樹の話に反応した、
「そ、そんな酷いこと..美夏さんがかわいそうじゃないかな。」
水樹は、またもや妖艶な笑みを浮かべながら、椎名に言葉を返す。
「けど、...したいんでしょ?」
水樹の言葉に椎名は、否定できなかった。
「椎名先生!!」
美夏が椎名に声を掛ける。ただ、椎名は既に水樹の提案を受け入れてしまったようだった。
「ご、ごめん美夏さん。」
それが決定打だった。
椎名の言葉を聴き、美夏はその場に座り込んでしまった。
”き、嫌われちゃった...?”
その時だった。
「美夏が謝るっていうなら許してあげても良いけど?」
水樹が悪戯をする童のような笑みを浮かべた。
「あ、謝るって...」
美夏は、何か悪いことが起こることを予感しつつも水樹の提案に乗るしかなかった。
「椎名先生だけじゃなくて、私たちの言うことも聞くなら、残っても良いいわよ?」
水樹が、女王のように横柄に答える。
「あなた何言ってるのよ!!水樹の言うことを聞く必要なんてないわ!」
美夏が水樹の提案を蹴ろうとする。
「じゃあ帰れば?」
そこまでは良かった。
「ねえ、先生?」 水樹の問いかけに、美夏に申し訳なさそうな視線を送りつつも、椎名は頷いた。
「そ、そんな....」
美夏は、自分の立場が、三人の中で一番悪いところに落ちてしまったことを認識する。
”け、けど....”
あきらめられない事があった。
椎名は、水樹の剣幕に押されてしまっているが、美夏に申し訳なさそうな視線を送ってくれている。
それが、美夏の心の支えだった。
”水樹....酷い事言って..”
「わ、わかったわよ..」
美夏は、洗い場に立ち尽くしたまま、そう答えるしかなかった。
「わかったじゃなくて、”わかりました”でしょ?」
水樹が、さらに追い討ちを掛けた。
”悔しい...”
美夏は水樹をうらむ。 五月も、水樹も、椎名に寄りかかりながら、温泉を楽しんでいる。
そんな中で水樹の言うことを聞かなければならないことが辛かった。
「わ、わかりました。」
つぶやく様に、美夏は答える。
「ほら、その前のバスタオルはずしなさい。 じゃまよ。」
今度は五月までも、美夏に命令しはじめる。
「ば、バスタオルも?」
3人の視線の前で、前に垂らしていたバスタオルまでも取り上げられようとしていた。
「だから、別に良いわよ!言うこと聞かなくても。 さっさと出て行きなさいよ!」
五月の言葉に、美夏は俯く。
「...」
美夏の足元に、バスタオルが崩れるように落ちた。
3人の好奇の視線の前に、美夏の裸体が現れる。
それほど大きな胸ではなかったが、細い四肢とくびれたウエストのせいか真っ白な胸が綺麗だった。
その白い胸の真ん中には、汚れを知らない、薄紅色の蕾が乗っていた。
「何して遊びます?」
全裸で立ち尽くす美夏を、おもちゃの様に扱う発言を水樹が椎名にする。
椎名は”ごめんね”という視線も残していたが、嬉しそうに水樹に微笑んでいた。
”せ、先生まで...”
美夏は、椎名まで水樹に乗せられたと思うと悔しさがこみ上げる。
”み、水樹から、椎名先生を取り戻さなきゃ...”
あきらめることよりも、椎名の気持ちを取り戻すために、美夏は覚悟を決めた。
ただ、水樹の第一声は、覚悟を決めた美夏も驚く内容だった。
水樹は椎名から体を離し、浴槽の脇に腰を掛けると事もあろうか、
大学生とは思えない豊潤な裸体を惜しげもなく露にする。
それだけでは無かった。
椎名に向かって、白く長い足を大きく拡げる。
温泉のお湯が、水樹の群毛をつたい流れ落ちる。
その群毛では隠し切れない水樹自身を椎名に見せつけ始めていた。
足の付け根に、少し褐色がかった粘膜状の物が、美夏にも見える。
椎名からは、温泉で赤く色づいた所まで見えているに違い無かった。
”水樹...”
自分に何か命令されると思っていた美夏は、水樹の行動に驚く。
ただ、それが自分に与えられる試練だと気づくまで時間が掛からなかった。
「美夏、さっき先生に粗相したでしょ? 私で勉強しなさい。」
水樹は、自身の最も妖しい股間を美夏に向ける。
それは暗に、自分の股間に美夏の口を付けさせる要求であった。