「豚さん ご飯お食べ。」 主格の女が笑いながら菜奈美に言う。
「直子 どSでしょ。」もう一人の女が、主格の女をからかう。
「ばれた? 豚、飼うの楽しそうじゃん。」直子が答えた。
”豚...”菜奈美は、常識の無さそうな直子の言葉に屈辱に震える。
「そんな事できない。」菜奈美は、直子に負けないように、強気に答える。
「つまんない。」直子は、一言つぶやく。
「つまんない!」今度は、菜奈美を怒鳴る。
「安藤さんに全然遊べないって言うから! どっちにしても覚悟しときなさいよ。」
直子は、菜奈美から離れる。
「まって!」菜奈美は、直子を呼び止める。
「安藤に言いつけられたら、私、なにされるか? 解ってるでしょ?」菜奈美は、諭すように直子に言う。
「だったら食べれば?」 結局、直子は、菜奈美を許すことは無い。
「わ、解ったわよ。」菜奈美は、観念したように、汚濁した容器を手で持つ。
「豚は、手は使わないんだけどな。」直子は、つぶやいた。
”私は豚? ”菜奈美は、何も言わず、容器を床に戻し、器に顔を近づける。
”飲むぐらい...”覚悟するように自分に言い聞かせる。
菜奈美の髪が床になびき、数本が、容器に浮かぶ。
”飲むぐらい...” 菜奈美は、同世代の子に嘲笑されながら、覚悟を決めた。
「ちょっと! ”いただきます”がないわね。」直子は、さらにいびる。
「...い、いただきます。」菜奈美がつぶやく。
「違うでしょ?豚なんだから、”いただきますぶひー”って言いなさいよ。」
直子は、そう言って笑い出す。
”この子、性格狂ってる..”菜奈美は、そう思うが、安藤に陵辱されることを思うと従うことしかできない。
「いただきます...ぶひ。」
”これ以上の屈辱は、嫌。”菜奈美は、そう思い、自ら、汚濁した液体に、口をつける。
”うっ” 吐き気を催す感覚が唇を覆う。
「ほんとに、飲んでるよ。」周りの子達が、笑いながら、四つんばいの菜奈美を愚弄した。
”そうよ..飲んでるわ..”菜奈美は、強い意志で、体を抑え、口の中に汚濁物を含む。
「ぐぶっつ。」直子は、菜奈美に近づき、菜奈美の頭を事もあろうか、押さえつけた。
”酷い..”
菜奈美の綺麗な顔が、混濁液で濡れる。
直子に髪をつかまれ、何度も前後させられた。
「止めなさいよ。」菜奈美は、体を起こし、直子から逃げた。
「汚い物が、飛ぶでしょ。おとなしくしなさいよ!」直子が、逃げた菜奈美に言う。
菜奈美が、その直子の顔を見上げる。
「うは。 ははは。」直子は、その菜奈美の顔を見て笑う。
色白な菜奈美の顔は、汚物に汚れていた。
”笑わないで..”菜奈美は、自分の顔を見て笑っている回りを見渡し、恥ずかしそうに、
腕で、拭う。茶色の液体が、腕にまとわり付いた。
「汚い...」今度は、別の子が、菜奈美を見て言った。
”き、汚い...って”菜奈美は、人生で始めて言われた言葉に唖然とするしかなかった。
”あなた達が、やったのに..”
そう思ったが、直子達はそんなことはお構いなしだった。
「汚いって、豚だからしょうがないでしょ?」直子がその子に言った。
「洗おうか?」そう言って、入り口にあったホースを直子が、伸ばした。
「そこに立ちなさいよ。」菜奈美に命令し、ホースの水を勢い良く菜奈美に掛ける
「やだあああ。」幾ら夏とは言え、まだ初夏の陽気で、水道の水は、冷たかった。
洗うというより、水でいたぶるように、直子は、菜奈美に水を掛け続ける。
一旦、菜奈美は、顔を背け、背を向ける。
「ちょっと、こっち向いてたってなさい。」直子は、拒否できない菜奈美に向かって言った。
おずおずと、菜奈美は、直子の方を向く。
容赦なしに、直子は、水量を強め、下着姿の菜奈美に向かって水を叩きつけた。
「止めて...」 ”寒い...痛い..”
体への陵辱が辛かった。
ただ、直子の性癖は、こんなものではなかった。
つかつかと、菜奈美に近寄り、菜奈美の綺麗な髪を掴む。
「顔、ふせちゃだめよ。」 冷徹な声を菜奈美に掛け、菜奈美の顔面、それも、ふさぐ事のできない、鼻にめがけ
て、水をいきよい良く放出した。
「うご..ううぐ。」菜奈美は、逃げることもできず、蹂躙される。
鼻から入ってしまった水は、口に逆流し、苦しかった。
直子が、水を止めたときには、菜奈美は、疲れ果てていた。
直子は、さらに、菜奈美の腕を重機に縛る。
両腕を自由にできない菜奈美に向かって、
「寒い?」と一言いった。
菜奈美は、暴力に近い行為と、寒さに体を震わせる。
”痛い..” 鼻の奥が、痛かった。
菜奈美は、自分の鼻の痛みに、腕を挙げようとするが、縛られた手は、自分の顔に届かなかった。
「豚さん? 鼻水垂れてるよ。」
直子は、おかしそうに菜奈美を指摘する。
菜奈美の可憐な顔は、髪が濡れ、妖精の様だった。
その顔に全く、似合わない、一筋の鼻水が滑稽だった。
「拭かせて...見ないで..」菜奈美は、声を上げる。
女としてみせるわけにはいかない顔だった。
直子は、その菜奈美を嘲笑しながら、さらに非道の行為を行う。
「ほら豚、写メとるから、こっち向きな。」直子は、携帯を取り出し、菜奈美に向けた。
「撮らないで!」菜奈美は、髪で顔を隠し、斜を向く。
「飼い主の言うことは、しっかり聞く!」直子は、自分の飼い犬に諭す様に菜奈美に言う。
”こんな顔まで...” 菜奈美は、羞恥に震えながら、携帯に顔を向けるしかなかった。
下着姿で、完璧なスタイルと可憐な顔の菜奈美が、水に濡れ、しかも、鼻水を垂らしていた。
「カシャ!」無機質なデジタルシャッター音が、こだまする。
”この写真でも脅されるのよ...” 菜奈美は、なんとなく、今後の展開を予想する。
その予想は、想像するだけで恐ろしい光景だった。
「人間なら鼻水垂らさない!汚いわね。」直子が、こんな時だけ人間扱いし、言い放つ。
”見ないで...”玲奈は、恥ずかしさに震え、鼻をすするが、気にすれば気にするほど、
体が反応し、顔が汚れていく。
「バシャバシャバシャ」直子は、無造作に菜奈美の顔面をまたホースの水で、叩く。
「うぶ..やっ。」
急な放水行為で、菜奈美がまた嗚咽を漏らす。
「綺麗になったわね。」直子はそう言って、菜奈美に近づく。
菜奈美が羽織っていたブラウスで、菜奈美の顔を拭いた。
”え?”急に直子が、優しそうな笑みと行動に出たことに、逆に恐怖を覚える。
”また酷いことするの?” 現実は、その通りになる。
「とりあえず、豚が下着つけてるの変よね。」
直子は、菜奈美の最後の希望を打ち砕く。
”やっぱり陵辱...”
直子が、菜奈美に近づき、縛っていた紐を解く。
”脱がされる..”菜奈美は、そう思った。 が、以外にも直子は、菜奈美から離れた。
「菜奈美、その格好で踊ってよ。」直子が、菜奈美に言った。
「え!」
”なんで、私の名前知ってるの!”菜奈美は驚いた。
「あっ。」”直子...”
先月のダンスの集会で、あまりに下手なチームがあったことを思い出す。
その際に、菜奈美は、その子達を会場から、それとなく追い出したことを思い出した。
「そうよ。思い出した?あの時は、ずいぶんコケにしてくれたじゃない?」
直子が、そう言って菜奈美を睨む。
周りの子達も思い出したように、菜奈美を再確認していた。
「ほら、裸で踊りなさいよ!」直子が、菜奈美に命令した。
”よりによって、あの子達...”
菜奈美は、絶望した。
”もう逃げられない...”菜奈美は、観念したように、パラパラライクな踊りを、
下着だけの格好で、のろのろと踊り始めた。
濡れた下着が、心もとなく、菜奈美は、恥ずかしさがこみ上げる。
”嫌..”そう言いながら、パラパラを踊る。
「下着取りなさいよ。」
直子からついに、脱衣の命令が下る。
「そ、それだけは許して..」菜奈美は、許しを求めるが、直子は認めなかった。
「ほら、乳首と下、丸出しで踊りなさいよ!」 菜奈美は、その言葉に従うしかなかった。
ゆっくりと、背中に手を回し、ブラを外す。胸を、片手で押さえたまま、ショーツも下ろす。
そこまでで、全身が硬直した。
”こ、この手は外せない..”
菜奈美は、大切な部分を必死で隠しながら、恥ずかしさに耐えた。
「踊りなさいよ!」直子の要求は、止まらない。
菜奈美は、観念したように、数名の前で、全裸で、ゆっくりと踊り始めた。
菜奈美のふくよかな胸が、踊った。
もう何も隠すことはできない。 雑然として殺風景な倉庫の中央で、
全裸で踊っている。
”私...狂ってしまう。”
菜奈美は、恥ずかしさに気が狂いそうだった。
そんな菜奈美の気も知れず、直子が言う。
「飽きた。」
「え。」菜奈美は、踊りをやめ、直子を見つめる。
”飽きたって..”自分の羞恥が馬鹿みたいだった。
”こっちは、必死なのに...”
直子は、また周りと話始めた。
「じゃあ買ってきて。」1人に直子がそう言った。その子は倉庫を後にする。
残された子達が、全裸の菜奈美の近くに集まる。
その異様な圧力に菜奈美は、後ずさりした。
「とりあえず、私達、女だから、あんたの裸見てもしょうがないんだよね。」
直子が、菜奈美を見つめながら言った。
”良かった...”
これ以上の羞恥が無いことに菜奈美は安堵した。菜奈美も他人の裸を見るのは、あまり興味が無いが、
自ら裸を晒す行為は、とても耐えられなかった。
「だから..あそこの中見せて。」直子が言う。
「..あそこの中?」菜奈美は、自分の考えが、外れることを祈る。
「そう。あんたの性器。」
「さすがに、他人の性器、見たこと無いから、みせなよ。」直子は、冷酷に言った。
他の子達も、自分以外の女性の大切な部分をまじまじと見たことが、無い様で、
興味を示す。
”私の人格は?..”菜奈美は、驚く。
”...私は豚”
菜奈美は、その場に立ち尽くした。