「こ、これでいいって!」
美咲の喉から嗚咽のような言葉が出る。
まさか、誰もしないと思っていたことを、香織が、京子にやらせるとは思っていなかった。

「美咲が、誰も裸になんかならないって言ったから、そんな事ないって事を証明してあげたんでしょ!」
香織は、いつもながらの冷たい視線を美咲に向ける。
「京子がなんで、こんな事するかわかってるわよね。 み・さ・き?」

香織は、わざとらしく、昨日の事を、美咲に解らせようとする。
”そ、そんな...”
解っていたとは、言っても、ここまで明白に、香織に強要されると、美咲も、怖かった。

京子の痴態は、好きでやっている訳は無かった。
教室で、女の子が、クラスメイトに、指を入れられていた。
それも、昨日の2人の痴態を隠すためだった。

幸い、この教室では、録画をしている生徒はいなかった。
”一時、この場の恥かしさを我慢すれば....”
美咲は、下着姿のまま、そんな事を考えざる終えなかった。

全裸にさせられた京子は、自分への攻めが終わったと思ったのか、
慌てて、ブラウスを羽織り、裸体を隠していた。
そして、京子は、美咲に視線を向ける。

京子にしてみれば、美咲が、香織の言う事を聞かなければ、同罪だった。
あの録画は、2人で写っているものだったからである。
その視線も、美咲を脅迫する。

「ど、どうすればいいの...?」
美咲は、おどおどしながら、香織に声を掛ける。
”ぬ、脱げっていうの?”
美咲は、この後、自分に降りかかるであろう事に、震えながら、確認する。

その質問に、香織はめんどくさそうに、返答する。
香織にとって、こんな事は面倒のようだった。
自分が、ピラミッドの頂点にいればよかった。

それ以外に興味は無いというように、博恵に命令する。
「博恵、後は好きにやりな。」
その言葉に、博恵は、意気揚々とする。
なぜか井上まで、返事を返した。

「任せて!!」
後ろ盾を得た、博恵は、狼の毛皮を纏った羊が、本当の狼になった。
にがにがしそうな笑みを浮かべ、美咲に命令する。

「別に、いじめてるんじゃないんだから。」
博恵は、宣言し、自分が悪者でないという前書きを述べる。
「早く美術の勉強に戻らないと!」

博恵は、そう言いながらも、教室の机を4つ島になるように、並べる。
その机の島は、まるで、踊り場のようだった。
「それじゃあ、モデルさんこの上で、ポーズとって。」

博恵は、美咲に、机に上がるように催促する。
”こ、この上?”
美咲は、躊躇したが、断るわけには行かなかった。

恥かしそうに、机の上に上る。
美咲の姿が、教室のどの位置からも、一瞥できた。
それだけで、美咲の羞恥が高まる。
今の状態でも、下着のみの姿で、男子生徒たちの視線が、自分の胸元に釘付けになっていた。

美咲の胸元は、まだ若々しく盛りあがって、ブラから半円状の柔らかそうな場所が覗いていた。
”痛い...”
美咲にとって、その視線が痛かった。

こんなに、まじまじと、自分の胸を凝視されても、隠すこともできないことが、
余計に、美咲の恥かしさを煽っていた。
博恵は、恥かしそうにしている美咲が、男子生徒達の視線を奪っていくことが許せない。

”誰にも、相手にしてもらえないようにしちゃうんだから..”
博恵は、内心の気持ちを高ぶらせながら、美咲に、ポーズの催促をする。

「井上! その雑誌貸して!」
そう言って、男性雑誌を井上から受け取り、パラパラと、眺める。
「これこれ!」
博恵は、あるページを開いて美咲に見せ付けるように渡す。

「この格好して、モデルさん。」
そのページには、男性の情欲を掻き立てるためだけの、女性には、思いも付かない格好をしている女性が写っていた。

写真の女性は、ヤンキー座りの格好に似た姿勢で座っている。
ただ、信じられないほど、膝を拡げていた。
和式便所を利用する格好のまま、膝を目一杯広げていると言った方が、解りやすいかも知れない。

それだけでなく、その写真の女性は、自分の片胸だけを自分で、掴み、上に持ち上げていた。
そして、口からは、舌を突き出し、自分の胸を自ら舐めるかのような事をしていた。

”な、なにこれ!!”
美咲は、その写真を見て、この女性は、何を考えているのか、解らなかった。
その姿勢を博恵が、自分に要求してくる。
それがおぞましかった。

「ほら、美咲! 早くやりなさいよ。」
美咲の気持ちを無視するかのような、博恵の檄が飛ぶ。
グラビアを見たクラスの生徒達からは、それぞれの感想が飛ぶ。

井上のように、美咲を取り囲んでいる男子生徒たちは、
「あの、美咲のエロポーズだぜ。」
と言ったようなこれからの事を楽しむような感想であったが、興味はあるが、教室の隅の方にいる女生徒たちは、
「何があったか知らないけど、さすがにあんなポーズしないでしょ。」
と言ったような感想であった。

美咲にとっては、周辺の女子の意見が痛かった。
”私だって、こんな事できない...”
そう思ったものの、断ることのできない自分の立場が、寂しかった。

「美咲!どうするの? 美術の授業させないつもり? 私はそれでもいいけど?」
博恵が、自分が、望んだ事では無いかの様に、言い放つ。
”どうするの....”
美咲はそう思いながらも、博恵に返答していた。

「す、すみません。」
美咲は、足を揃えて横座りしていた姿勢から、体育座りの姿勢になる。
それだけで、美咲は恥かしさを増していた。

体育座りと言っても、下着姿である。
股間に布一枚で隠れた盛り上がりが出来上がり、視線の的を作る。
膝を抱えることになる姿勢では、美咲の胸がつぶれ、ブラに収まりきれなくなった、
半円の場所が、男子生徒を誘っているようだった。

”み、見てる...”
美咲は、初め、体育座りで自分がどんな格好になるか解らなかったが、周りの視線で、
自分の局所を見せやすい格好であることに気付く。

ただ、それだけでは、済まされない。
”が、我慢...”
そう思いながら、美咲は、体育座りの姿勢から、足の裏だけで座る格好になる。
その姿勢は、足で、股間を隠せる姿勢だった。

ただ、博恵の要求の姿勢は、この格好のまま、膝を広げるとの事だった。
意を決して美咲は、膝を広げようとするが、一旦、躊躇してしまっていた。

「本当に、やる気よ...おかしくなっちゃったのかしら..」
そんな声が、美咲に届き、膝を広げることができなくなってしまった。
しかも、それだけでなかった。
そう話しかけられた相手の返答は、さらに美咲の決意を揺るがすものだった。

「少し可愛いと、自分の体見せ付けたいんじゃない? やれって言われてるけど、実はやりたいのは美咲だったり...」

その言葉は、美咲に届くだけで留まらず、美咲の心も、プライドも、えぐっていた。
”見せたいなんて....こんな姿..”
机の上で、小さく丸まったまま、美咲は、恥かしそうに、ちじこまる。

「やるの?やらないの?」
じらされた博恵は、苛立ちを隠さず、美咲に要求する。
”これ以上待たせたら....”

美咲は、目を閉じ、膝を開き始める。
”見せたいって...変態って思われる..”
そう思いながらも、自ら、膝を開く。
白い内腿が、美咲を取り囲んだ生徒達に、露呈される。

開かれた太ももの中心には、こんもりと盛り上がった美咲のショーツが現れる。
その本来真っ白なショーツは、真っ白では無く、生徒達に、回覧された跡が、残っていた。
必死で開いているためか、美咲の羞恥も加わり、膝がどうしても、震えてしまった。

「もっと拡げないと、よく見えないでしょ?」
同性からの指摘とは思えない指示が、博恵から出る。
”これでも駄目なのね...”

既に、美咲の大切な場所は、誰の目から見ても露の状態であったが、博恵は、
完全に、太ももの筋が浮き出るところまで、開かせるつもりのようだった。
美咲は、躊躇しながらも、さらに、膝を広げる。

その姿は、まるで、自分の股間をより確認してもらうような行動であった。
ただ、体育座りのときから、両足のつま先を揃えたままだったため、これ以上開くことができない。
これ以上、自分の股間を見せるには、両足を、拡げ膝を曲げなければならなかった。

”恥かしい...”
その一念が、美咲の頭を回ったが、両足を若干離し、より、膝を広げられる格好になる。
冷たい視線を投げていた、女子生徒からの視線は、さらに冷たいものになっていた。

美咲は、筋肉の許す限り、股間を拡げる。
まだ、あどけない少女が、股間を突き出すように拡げる様は、異様であった。
が、同級生にしてみれば、始めてみる痴態の行為であり、それぞれに美咲の大切な場所を凝視していた。

”私...もう学校にこれない..”
美咲は、数十人の視線を自分の股間に受けながらそんな事を思った。