店員は、その指示に従い、店を閉めた。ばたばたと準備は、進められ、高価なブランドの店内にあった
椅子に座るように促された。

美咲がふらふらと椅子に座ると、目の前にカメラがセットされた。
佐々木は、美咲に一冊の本を手渡した。
「一般的だが、手始めは、自己紹介からだ。その本をよめ。」と言った。

美咲がその本を開けると、1ページに1つの文章が記載されていた。
1ページ目には、
”私の名前は、OOです。”とあった。
佐々木は、「OOは、自分のことを入れる台本だからな。」と指示した。

美咲は、素直に「私の名前は、美咲です。」と言い終え、佐々木をみると、次ページへいけの合図がでた。

次のページにはかなりの量の言葉が書かれていた。軽く美咲は、目を通し、動揺した。
2ページ目からは、女性が口にはすることの無い、あまりに恥ずかしい内容が書かれていた。
美咲は、佐々木に懇願の目を向け黙り込んでしまった。

「おい! 契約破棄すんのか? 警察に突き出すぞ!」その言葉に美咲は、
”明日までは私は、私じゃない。人形になればいい。”
自分に言い聞かせるように何度もつぶやいて覚悟を決めた。
そして悪魔の自己紹介が始まった。

「..今日はあなたの性欲をみたす玩具として..ご使用ください..うっ。」
さすがに美咲は詰まった。しかし誰も助けてくれるわけでなかった。
「ご利用後は、燃やせませんので..生ごみとして処理ください...」
やっとの思いだった。
「身長160cm体重44kg..胸はCカップ.....性器への挿入回数は、ゼロ回です。」

客のいない店で、美咲の屈辱の朗読をやめさせる人間はいない。
美咲は、羞恥に顔をゆがめながら、続けることしかできなかった。
「乳首の形は、普通で色は普通です。オナニーの回数は、普通..」

”ガン!!”佐々木は、隣のガラスケースを蹴飛ばした。美咲が普通、普通と繰り返した事を
非難するように睨んだ。美咲は、恐怖に震え、言い直した。
「乳首の形は、円筒形で1cmぐらい色は薄い赤です。オナニーの回数は、週1,2回です。」

美咲は、目を赤く腫らしながら必死に言った。
その必死さ、まじめさからは程遠い内容を話していた。
「今日のブラは白色でパンティは白色ですが、...しみが付いているため、今はどうかわかりません。」

恥ずかしい内容だったが、その次の内容は、さらに上回っていた。
「それでは、何色か見てみましょう..」

美咲は、自分で言ったものの動けなかった。
そこには、”パンツを脱ぎ、しみを見せる”とあった。
朝から履いている下着は、今どうなっているか美咲は、脱がずにもわかっていた。
そもそも自分から人前で下着を取るとは思っていなかった。

ベットに横になって目をつぶっていれば済むと思っていた。
しかし、佐々木の要求は、守らなければならなかった。

美咲は、絶対に中を見られないように、ゆっくりとスカートに手をいれると、
下着を脱いだ。そして丸まった下着の汚れを隠すように綺麗にたたみ、カメラの前に差し出した。

「布なんか見せてもだめだ。股の部分を広げて溜まったカスをうつすんだよ!」
佐々木は、美咲の行動では、許さなかった。
美咲は手に取った下着を、拡げ裏返し、見せたくない場所をカメラにさらした。

女性としては仕方ないが、整った美咲の顔立ちに似合うわけも無い、
美咲のしみが乾いて黄色くなっていた。

「ははは。汚ねえ。」店員の罵声で、うつむいていた美咲の顔はゆがんだ。
「続けろ!」今度は、佐々木の指示だった。

「先ほどご説明した乳首の形と色の内容が正しいか、..実物をご覧ください。」
美咲は、のろのろと、ワイシャツを脱いでスカートとブラの格好になった。
その体は白く透き通っている。綺麗を通り越し、可憐な妖精のようだった。

しかし、そこで、手が止まった。意を決してブラに手を掛けるのだが、
手が震え、そこから先にどうしても進めなかった。
美咲は、自分がしなければならない立場にいることは解っていた。

実際にカメラの前で、行動を起こすということが、どれほど苦痛であるかが身にしみた。
どうすることもできず、ブラの肩のラインを持ちながら、狼狽した。

佐々木はその美咲の姿を鑑賞していた。おもむろに、
「お前が見せたいっていったんだろ。自分から取らないなら、先にケツの穴、カメラに晒すか?」
そういって小型カメラを持ち美咲に近づく。

「先にケツの穴とるから後ろ向け!」
美咲は、動転した。自分でもさすがに見たことが無い場所をカメラに取られるわけにはいかなかった。
慌てて、スカートを押さえた。拒否することはできないとしりつつも、
体で拒否の態度を取る。

「どっちにすんだよ!」佐々木が美咲に言った。
選択肢は、1つしかなかった。
「ブラを取ります。」美咲はそう言った。
「しょうがねえな。撮りなおすから、前のフレーズからやり直せ。」
佐々木は、元の場所に戻り、美咲を促した。

「..先ほどご説明した乳首の形と色の内容が正しいか、実物をご覧ください。」
今度は躊躇するわけにはいかなかった。
先ほどと同じように、手が震えて止まらなかったが、
片手で両胸を押さえながら、ブラをはずした。

美咲は上目で佐々木を確認した。これで許してもらえる事は無かった。
目を硬く閉じ、ついに、押さえていた腕をはずした。

それは、想像を超えていた。大きさは、Dカップに足りないかも知れないが、
白く透き通っており、形は、お椀形の完璧な形だった。
その先端は、明らかに、ピンクの乳首が大きくも無く小さくも無く主張していた。

「次!」佐々木の声が響く。

次の要求は、芸術のようなその胸に対してだった。
美咲はその文書に目を通した。
他人に裸の胸を晒している。それだけで、恥ずかしいことなのに..

次の要求は、こう書かれていた。

”乳首を見られて興奮しました。”ということ。
両手で乳首をつまみ刺激を与え、勃起させること。勃起したら、
”私OOは、乳首が勃起しています”と報告すること。

「..胸を見られて興奮しました。」小声で美咲はつぶやいた。
恐る恐る、両手で、自分の乳首を摘んだ。しかし手を動かすことはできなかった。
もちろん、他人や、カメラの前で興奮することなんて不可能だった。

しかし要求には答えなくてはならない。
「私美咲は、乳首が...勃起しています..」美咲の目から、涙が伝わった。

美咲が、羞恥に震えている時、別室では、京子が、その光景を見ていた。
「カメラの前でよくやるわ。乳首摘んで勃起してますって。ありえないー」
自分でこの罠を仕掛けたとは思えない、他人事として嘲笑の対象にしていた。

”まだまだよ。二度と表を歩けないようにいじめてやるから。”
京子は、この程度で、美咲を許すつもりは無かった。
そして表の店員と次の罠を仕掛ける相談をしはじめた。

美咲は、別室で、昔の親友がこの姿を嘲笑しているとは、夢とも思わなかった。
カメラの前にその美しい裸体を晒しながら、両手で乳首を摘んだ滑稽なポーズを取らされ、
次の指示を待っていた。

佐々木は、次の指示を実施するように催促した。
美咲が、次の指示を確認した。そこには、

”私の体は、いかがだったでしょうか”と言って、にこやかに笑うと記載されていいた。
「私の体は、いかがだったでしょうか。」必死の笑みを浮かべ、美咲が答えた。
しかし、佐々木の返答は、違った。

「おい!今、先に乳首にしてやっただろ。次は、さっきの指示に従え!」
美咲は、先ほどの指示が単なる脅しではなかったことに驚愕した。
それは、佐々木が言った、

”先にケツの穴とるから後ろ向け!”の指示であることが解ったからだった。
美咲は、首を横に振り、ソファーにうずくまった。

佐々木は、カメラのモニターを美咲に向け、
「お前、前科一犯で、これだぜ。」そう言ってモニターに、先ほどの痴態を写した。
美咲はそのモニターを一瞬見たが、すぐに目をつぶる。

その様子を佐々木は、確認し、必要に美咲が先ほど口にした、
”美咲は、乳首が...勃起しています.”を延々繰り返す様に、テープを再生した。
そしてその音量を徐々に大きくしていく。

そして最後に、
「俺の指示に従わないなら、とりあえず、この部分、お前の高校のホームページにアップするか?」
そういった。美咲は、その言葉に反応し、佐々木を見上げる。
佐々木の手には、NotePcがあり、高校の掲示板があった。
その掲示板へのアクセスは、京子のIDで入っていたが、美咲は、そんなことを知る由もない。

しかし、美咲が確認した、その掲示板は、美咲の高校の本物の掲示板だった。
「そんな。一般の人にはわからないようにするって。。」必死に佐々木に訴えた。
その言葉に答える前に、佐々木は、紙切れを美咲に渡した。

”まずは、私の肛門をご覧ください。ご確認いただいてから、最後の箇所の説明をいたします”
と記載されている。
美咲は脅迫に屈することしかできなかった。
体を反転させ、ソファーに顔をうずめた。
「見てください。私の...肛門。」そこまでしか言えなかった。
もうそれしか身に着けていないスカートを自らの手でめくるしかなかった。

そこには、濃いピンクの肛門と、その下には、1本の筋が走っていた。
筋から若干の襞があるが、くすんでおらず、とても綺麗だった。

「もっとでかい声で復唱しろ!」佐々木が、語尾を強めた。
美咲は、かすれながらも必死の叫び声で復唱するしかなかった。
「見てください。私の肛門。」羞恥で声が震えるが、今度は、きっちりと周りに響いた。
自分の声を聞き、美咲は、”うっ”と嗚咽した。

その時だった。
「美咲ちゃん!何を!!」 美咲にとっては、意外な声、京子だった。
美咲は、振り返り何が起こったのかわからずにいた。

それは、確かに、京子だった。それと同時に、自分の格好、ポーズを確認し、
あわてて、ソファーにうずくまった。

店員が、京子に言った。
「ほら、言ったとおりだろ。お前の友達は、AV嬢になったんだよ。
 じゃ無きゃ肛門見てくださいってケツ出さないだろ?」

佐々木は、すかさず、美咲に聞こえるように、京子に対し、
「これから、この子、みんなに、自分のもの使って性器の説明するって。」
「友達なら見てあげなきゃ。」
美咲の羞恥を煽るように言った。

美咲は、佐々木の指示を聞いて、”嫌!”と呟いた。
他人でも恥ずかしいのに、京子にこの醜態を見られたら...

京子は、美咲を助ける様な口ぶりで、
「ひどい!盗みをした美咲も悪いけどここまでなんて!美咲を許してあげて!」
2人に訴えた。

店員は、その言葉の返答をした。
「お前、この子の友達?こいつは、お前のこと友達って思ってないよ。」
「そんな事ない。」京子は、美咲をかばう。

しかし、店員は、
「この盗みは、2人で考えてやっちゃったって。 君の言い分と違ったよ。あと、
このビデオを後で公表されないようにしてくれれば、
君を、今回の窃盗の犯人に仕立てて、君もAVに出演させるから、そっちを公開してって。」

美咲はその話を聞き、京子に、
「そんなこと無い。嘘よ。」と叫んだ。

しかし京子の態度が一変した。
「美咲! 裏切るなんて。こうして美咲が心配で戻ってきたのに...
 私は、こんな格好には絶対になれない。」

「そんな..」
美咲は、自分を信じてもらえない事と、京子が絶対になれない格好を自分がしている事に
愕然とした。

今度は、佐々木が、京子に対し、
「こっちは、お前でもこの子でもどっちでも良いんだよ。お前も戻ってきてしまった以上、
ただでは返さない。自分も脱ぐかこいつの撮影に協力するかだ。」

京子は、少し考えるふりをした。
「自分が脱ぐのは嫌です。裏切り者は、友達じゃない。」そう答えた。
佐々木は、続けて、
「解った。男が喜び、お前がやりたくないことをこいつにやらせろ。俺が満足しなかったら、
お前にも同じことをやってもらうからな。」と京子を脅迫した。

京子は、念を押すように、
「わかったわ。美咲をあなたが満足するようにいじめれば、私は許してもらえるのね。」
そう言って、美咲の方をみた。

「京子..嘘よ。」美咲は京子にも懇願のまなざしを向ける。
しかし、京子は、覚悟を決めたように、
「美咲。いいえ、裏切り者。そんな格好、私にはできないし、私を陥れようなんて、絶対に許さない。」

こうなることは初めから計画の内だった。京子は、思惑通りに事が運んだことに喜んだ。
美咲ににしてみれば、晴天の霹靂だった。
もう既に、公開されては、困る映像は、撮られてしまっている。
犯罪者にもなえない。

京子のいじめの対象にも、自分をおとしめなければならない、と思った。

「ほら。さっきの格好に戻れ。今度は友達にじっくり見てもらうんだ。」
佐々木は、京子の前で撮影を開始した。