美咲は、井上の指示に驚愕して、念のための確認を行う。
「に、匂いを付ける..って。」
美咲の顔が、また戸惑いの顔に変わる。
井上が、その質問に返答した。
「またあそこに、擦りつけてさ、湿っぽくしてよ。」
その井上の言葉に、取り囲んでいたクラスの同級生が、美咲を見つめる。
”ここで...”
美咲は、クラス中の視線を浴びながら、手に、ショーツを握り締めながら、たたずむ。
恥ずかしそうにたたずむ美咲を、クラスは、許すことは無さそうだった。
「やるのかしら...まじ?....やらせちゃえ。」
回りから、小声の罵声が飛んだ。
「しょうがないなあ。 俺が手伝ってやるよ。」
井上が、美咲に近づいてくる。
「い、嫌。」
美咲は、井上から必死に逃げようとしていた。
「じゃあ、自分でやるか?」
井上は、確認するように、美咲に声を掛けた。
「...は..はい。」
”やるしかない...”
美咲は、手にショーツを掴んだまま、自分のスカートに差しいれる。
そして自分の股間に、その布をあてがった。
クラスがどよめく。
”み、見られてるのに..”
美咲は、慌ててスカートから手を抜く。
井上は、その美咲の腕を掴んだ。
そして、美咲自身に触れていたと思われる場所を凝視する。
「この辺かな。」
周りに解るように、美咲のショーツの一部を指差す。
美咲の汚れた下着に、みんなの視線が注視される。
”..み、みんなが見てる”
美咲は、耐えられない羞恥がこみあげるが、井上は、その視線の先に、自分の鼻を近づけ、匂いを嗅ぐ。
「なんか、酸っぱい。」
そう言いながら、周りを見渡し、最後に美咲と視線を合わせる。
”い、言っちゃだめ!!”
美咲は、自分の汚物の匂いを暴露され、恥ずかしさのあまり、その場にしゃがみこむ。
その美咲に、井上が声を掛けた。
「けど、あんま濡れてないから、やり直しかな。」
井上は、しゃがみこんだ美咲に、提案をした。
「ぬるぬるになるまで、ここで、オナッてみな。濡れたら”濡れました”って言ってくれればいいから。」
その提案は、女性にとっては、ありえない提案だった。
美咲は、しゃがみこんだまま、首をふり拒否する。
「できないんだ..」
井上がさも残念そうに、首をすくめる。
その格好で傍らの女生徒に声を掛けた。
「恥ずかしいことさせたら、美咲濡れるかな?」
その女生徒は、井上質問に、興味深深にうなずいた。
その答えに、井上は、ごそごそと、机から本を取り出した。
「美咲、オナニーするか、この本読むか、どっちがいい?」
美咲は、井上の提案に見上げる。
”オナニーなんてみんなの前で、できない”
美咲はそう思うと、井上に返答する。
「な、何の本?」
井上の持っている本は、カバーが掛けられていて、中身がわからなかった。
井上は、美咲の答えには従わず、
「声を出してみんなに朗読するんだからな。」
と言った。
”何の本よ...エッチな本?”
美咲は、井上の持っている本が、普通の本でないことは解ったが、
オナニーするよりは、ましだと思った。
「わ、解ったわ。」
美咲は、井上に答え、差し出された本を受け取る。
その本を開き、びっくりしたのは美咲だった。
”こ、これ..”
周りの生徒も興味を持ったようで、井上に声を掛けた。
「何のほんだよ!井上!」
詰め寄られた井上が、答えた。
「エロ漫画だよ。 けど、実写版だぜ。」
美咲の目にした本は、若い裸の女性の写真が所狭しと、写っており、
ところどころ、文章が載っていた。
「美咲、18ページからな。」
井上が、美咲に指示した。
「お前、やたら詳しいな?」別の生徒が、井上に声を掛けると、クラスは、爆笑の渦になった。
笑えない一人の生徒は、恐る恐る18ページを開く。
”こ、これ読むの...”
教室は、直ぐに静かになり、ページを開いた美咲にまた、注目が集まった。
「早くしろよ。 オナニーの方がいいのかよ」井上の罵声がかかる。
美咲は、あきらめたように、文章を読み始めた。
「あ、あなた女性は、始めて? 私が..全てを教えてあげる。」
美咲は羞恥に顔を染めながら朗読を続ける。
「これが、私の..乳首よ。」
「美咲の乳首か?」はやし立てる男子生徒がいた。
美咲は無視するように続ける。
「使い込んでるから..くすんでいるけど Dカップよ。」
”私..何言ってるの?”
美咲は、自分の事のように、恥ずかしさが募る。
「ほら、こうやって摩ると、硬くしこってくるの。」
美咲とは、全く正反対の性格の女性が、主人公のようだったが、
実際に口に出しているのは美咲だった。
「内緒だけど、こないだ、この乳首を机の角に打ちつけてオナニーしたの。」
美咲は、実際に自分が、その行為をしてるかの様な錯覚に陥る。
”や、やだ。”
周りに注目されながら、恥ずかしい言葉を口にすることが、こんなに体にも影響するとは思っていなかった。
純真な美咲の体は、羞恥の行為に反応して、体が熱くなる。
「下も見たいでしょ?」美咲がそういうと、「見たい!」との歓声が挙がる。
美咲は一旦、俯き続けた。
「下着を脱ぐからね。」美咲の言葉に、周りが笑い出す。
「もう脱いでるじゃん。」
美咲は、恥ずかしそうに、次の文章を読み始めた。
「これが、私の全てよ。良く見て。」
まるで、本当に、全てを見られているようだった。
”あ、暑い..”
美咲の額に汗がにじむ。
「これが、私の...びらびら。ここの色は、茶色で、先っぽは、黒ずんでいるの。」
「まじかよ! 美咲のは、黒かよ。」
井上が、必死に文書を読む美咲を覗きこんで、確認するようにはやしたてる。
”わ、私じゃない...違う人のこと..”
美咲は心の中で必死に反論する。
ただ、口にする言葉は、小説の文書だった。
「くすんでいて、ごめんなさいね。中は、ピンクよ。拡げるから良く見て。 っあ」
最後の上ずりは、文章には、無いものだった。
美咲は、自分が、自分の性器を拡げて皆に露呈している感じがした。
実際に、美咲は、ショーツを付けていない、自分の太ももに何かが伝うのを感じた。
”..だめ、感じてなんていない..”
そう思えば、思うほど、羞恥が、美咲をいたぶる。
”私は、普通よ。こ、こんな自分の事、他人に言わない。”
そう思いながらも、美咲の口からは、とんでもない、羞恥の言葉が出る。
「ほら、これが、クリ。この前、計ってみたら、5mmだったわ。......もう嫌!」
そこまで朗読していた美咲が、詰ってしまった。
「嫌なの?」井上が、美咲に声を掛けた。
「はい。」美咲は、井上が優しい言葉を掛けてくれたことに、素直に返答した。
「嫌だったんだ。感じてると思ってた。 濡れなかった?」
「....」
美咲は、とっさに返答することができなかった。
”濡れてない..”
そう思ったが、太ももの感触は違っていた。
「なんで答えないの?」井上が、再度、確認する。
美咲は、井上に言われれば言われるほど、恥ずかしさと、周りの視線で、自分が反応してしまっていることが、
情けなかった。
「濡れちゃったんだ。」
井上が、おかしそうに美咲に確認した。
「....」
その質問にも美咲は答えることができない。
そのことは、井上には、”濡れてます”と返答したことと一緒だった。
「ほら、拭いてみろよ。」
井上は、美咲のショーツを指さしながら、要求する。
「で、できない..濡れてなんか無い。」
美咲は、嘘をつくことしかできない。
美咲は、許しを請うが、クラスは、許すことは無かった。
「濡れてないなら、平気だろ、さっきと同じことだよ!!」
井上と、クラスメイトが、催促する。
美咲は覚悟しながら、またショーツを握った腕を、スカートの中に入れる。
肝心な部分に、触れないように、取り出そうとした。
「よだれ垂れ無いように、もっとしっかり拭けよ。」
井上の罵声に会い、何度も腕を前後させられる。
”ばれちゃう...”美咲は、覚悟しながら、ショーツを取り出した。
井上がすかさず、美咲のショーツを奪った。
「すげーぞ!」井上の言葉に、またクラス中が、どよめく。
完全に、濡れているショーツが、クラスに披露された。
「美咲感じてる..」そんな感想が多かったが、おおむねクラス中の生徒が興奮していた。
井上は、美咲の目の前で、美咲のショーツをさすった。
そこは濡れているだけじゃなく、井上の指にまとわり付く粘液が光った。
「何が、”濡れて無い” だよ。 これなんだ。」
井上が、自分の指にまとわり付いた液体を伸ばす様に、美咲に見せ付ける。
”いや...あああ”
美咲は、顔を手で覆い、また崩れおちた。