苗場山ハイキング
(’07.9.8〜9)
      
101Mのグリーンシーズン企画で、日本百名山「苗場山」(標高2145m)のハイキングに参加しました。
「苗場山」には、1958年9月,1959年10月,1960年9月,1965年10月,1968年9月の5回登頂しています。
今回は、実に39年振りの訪問でした。さぞや変貌しているのではと予想したのですが、
アプローチが楽になった以外は、昔と変わらない山頂湿原の素晴らしさに感激しました。

前5回は赤湯から苗場山に登り、和田小屋或いは和山温泉のコースを辿りました。
今回は和田小屋から入り山頂ヒュッテに1泊して赤湯に下山するコースを採りました。

苗場山頂ヒュッテに泊りました。高山植物の盛りも過ぎ、紅葉もまだ早い端境期の故、
小屋も空いていて、宿泊者は20数名しか居ませんで、ゆったりと寝ることが出来ました。
翌日は朝から快晴で、広々とした山頂湿原の素晴らしい眺望に快哉を叫びました。


49年前の遭難者捜索でお世話になった赤湯の御主人夫妻が健在でした。
息子さんに代を譲ってはいますが、いまも元気で宿泊者の世話をしているのには驚きました。
お年は83才と80才とのことで、当時のことは良く覚えていて非常に懐かしがっておられました。
ここは林道終点から約2時間の急な登りでやっと到達できる秘境の宿です。
今回は入浴だけで帰りましたが、苗場山登山にはここで1泊することを推奨します。

(コースタイム)
9月8日(土):越後湯沢8:20(タクシー)→和田小屋9:10→下ノ芝10:30→中ノ芝11:20→神楽が峰12:30→苗場山頂14:00
9月9日(日):苗場山頂6:50→フクベ平9:30→赤湯11:40〜12:55→林道ゲート15:10(タクシー)→越後湯沢16:00     

「第一日目」


和田小屋を出発

霧の山道

美味かった湧水

頂上はまだ遠い

頂上も霧の中

苗場山頂上

 

昔からある山小屋。
我々は新しいヒュッテに泊った

空いていたヒュッテの
内部
 

ヒュッテの料金表

夕食はカレーライス
お替り自由です
 


「第二日目」

苗場山頂からの御来光

早朝の山頂湿原

朝日の山頂ヒュッテ

朝食

いざ赤湯に出発

山頂ヒュッテも遠くなる

山頂湿原の地塘

山頂直下の急斜面

原生林を行く

懐かしい赤湯の宿

新館。「日本秘湯を守る会」の提灯が!

40年振りの御主人夫妻、とてもお元気でした

棒沢出合の豪雪で
折れた橋

49年前に遭難したY女史の慰霊碑。39年振りのお参りでした

 


写真はデジカメ(KONICA MINOLTA Dimage A200)で撮影したものです。
(サムネイルをクリックすると拡大表示します)

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