昨日の日記の続きを。
ただ元々は1回で書く予定の日記だったので、特に大したオチがある訳でもなく…やや尻すぼみ的な日記になってしまう点はご容赦を。

「Answer*Answer2」では、4人対戦で行われる予選(3ラウンド)は「ランダムに選ばれたクイズ形式」で行われるんだけど、この「対クイズ王戦」で選ばれたクイズ形式は「漢字メドレークイズ」「多答積み重ねクイズ」「早押しクイズ」の3つだった。

「漢字メドレークイズ」とは、制限時間内に「国名」「人物名」「四字熟語」などテーマに沿った漢字の読み書き問題を7問*3セット行うというもの。
このゲームのクイズ形式にしては珍しく、運や偶然性にほとんど左右されない…純粋な「漢字の知識」のみが試される形式である。

自分自身、日々こうして日記なども書いていて漢字も慣れ親しんでいるし、さすがに日本語の読み書きくらいはそこそこ自信がある…
などとこのゲームを遊ぶ前までは思っていたんだがw、いざクイズとしてやってみるとこれが全く散々な体たらくで、得意どころか完全に人並み以下だった。

自分は漢字の読み書きとか、熟語の使い方を変な思い込みや勘違いで「誤った読みや用法のまま覚えてしまう」事がメチャクチャ多い。
例えば「琴線に触れる」なんて言葉にしても、ほんのつい最近まで読みを「ことせん」だと勘違いしていた。かなりアホである。
(日記を書く時は、使い方が正しいかどうか怪しい言葉については、事前に必ずネットで用例を調べてから使うようにしている)

このゲームでは自分が珍しくSSSに行くと、何故か決まってこの「漢字メドレークイズ」が選択され、自分以外の3名が7問パーフェクト回答しているのに自分だけ3問くらいしか答えられなかったりと、SSSで自分が最も大恥をかく形式がこの漢字メドレーだったりする。

ましてや今回は相手が相手なだけに、こりゃトラウマになるほど悲惨な事態になるんじゃ…と覚悟を決めて臨んだんだが、試合結果はもちろんドベだったもののw、3セット中1セットはクイズ王を上回る回答数を出す事が出来たりで、そこそこ健闘&いい勝負は出来た。
(この時に永田さんからブラボー(このゲームは画面上の相手キャラに触れる事で、その相手に対して「ブラボー!」とメッセージを送る事が出来るようになっている)を貰ったのはちょっと嬉しかったw)

2R目に行われた「多答積み重ねクイズ」とは、複数回答の問題に対して画面に選択肢が10個表示され、正解だと思うもの1個でも多く選択するというもの。
たくさん正解を積み上げたプレイヤーがポイントを得る事が出来るが、1つでも不正解の選択肢を選んでしまうと完全不正解となり、正答数ゼロとして扱われてしまうため、正解か不正解かの判別がつきにくい選択肢を積むか積まないかの判断がキーポイントになる。

このクイズ形式も、どちらかと言えば「正確で間違いの無い知識」が要求される上に、正解を積みあげる間の時間制限が非常に短いので、瞬間的な判断能力とか「短時間でモノを考える能力」も必要になるんだが…非常に残念な事に自分にはそのどちらもなく、はっきり言ってこれまた苦手なクイズ形式だ。
(まぁ自分にゃ、得意などと言えるクイズ形式なんて無いに等しいんだけど)

ただこの時はたまたま難度の高い、あるいはマニアックな問題が出されたおかげで、(自分はもちろんのこと)相手も不正解を積み上げてしまって全員ドボンになる事が多く、結果的には接戦を演じているようには見えた。
(自分は答えがほとんど分からず、10個のうち2個くらいしか積んでいないのに、そのうち1個が不正解だったりしたがw)

イメージ的にはクイズ王とかだとほとんどパーフェクトを取っちゃうんじゃないか、くらいに思っていたんだが、一応人間らしさは垣間見えたんで少し安心というか安堵感というか、そんな変な感覚を覚えた。
…と言ってもここまでのスコアは当然、クイズ王がトップで自分が断ラスだったが。

逆転ラウンドと呼ばれる点数移動の激しい最終3R目は、ストレートな早押しクイズだった(4問1セット)。
つっても激しく点数移動しても既に逆転は無理ってなくらい点差は開いていたがw、ここは単純に純粋に早押し勝負を楽しもうと思い、特に何も考えずに集中する事にした。

1問でもクイズ王に押し勝って正解を叩き出す事が出来れば、それだけで今日は満足ってくらいだったんだが…やはり根本的な知識量の薄さと無学さが祟り、4問とも問題を最後まで見ても正解が分からず、いつも通りに一度も早押しボタンに触れられないまま終わってしまった。
SSSでは難度の高い問題が選択されやすい傾向にあるので、相手云々を抜きにしてもこうした「地蔵化」は多々あるとは言え…
それでも自分がピンとも来ない(早い)タイミングで3人一斉に押してきて、そしてその僅差の勝負に勝って確実に正解してくるあたりはさすがクイズ王といった所だった。

1問だけ「F1初の黒人ドライバーと言われるルイス・ハミルトンはどこの国の人?」という問題で、問題が最後まで出切っても誰も押さなかったので、答えは分からんけど記念に?アメリカダイブ(国籍を問う問題は答えが「アメリカ」になるケースが多いので、とりあえず押して「ア」を選ぶというバカ戦法)でもしてみるか…とも多少思ったが、どう見ても答えはアメリカじゃなさそうだし、ますますアホを晒すだけになるので止めておいた(運良く正解しても大勢に何の影響も与えないしw)。
ちなみにこの問題も一呼吸置いてクイズ王と、もう一人のプレイヤーが正解した。

という訳で当然の如く、何の波乱も無いまま無事にラスを引いた自分は、またあっさりとSSSから転落した。

SSSに安定して在住?して、強者としょっちゅう対戦しているような人からしたら、今回の話も別に何でもない事かも知れない。
それでも今になって昔のクイズ番組などを漁るようになり、少しずつクイズの作法や楽しみを見出している自分のような人間にとっちゃ、やっぱりこの一戦は紛れも無く「印象に残る一戦」だった。

自分は根っからの勉強嫌いなんで「いつか肩を並べられるレベルに…」なんて全く思いもしてないけど、こういう人と張り合えるくらい知識とかテクニックを身に着ければ、それはそれでクイズが相当面白い事になるんだろうなぁとは思う。


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