自己紹介の方でも軽く書いているけど、最近はゲームセンターに行くとクイズゲームを中心に遊んでいる。

とは言っても、元々はクイズ(ゲーム)と言うものに対してさほど興味は無かった。
視聴者参加型のクイズ番組とかにしても、自分が子供の頃(まだTVをよく観ていた頃)はTVで多々放送はしていたものの、年齢差(=知識量の差)がありすぎて「自分が答えを見つけ出す」「参加者の気分になって観る」なんて事は到底無理だったんで、正直言って思い入れなども特にない。
(逆に今、この年齢になって昔のクイズ番組を見ると結構ハマって観てしまう事が多いが)

「クイズゲーム」と言うカテゴリはアーケードゲームでも昔から存在していたものの、昔は今みたくネットなんて当然整備されていなかったゆえ、クイズゲームと言えば大抵が「ストーリーに沿って出題される問題を淡々と答えて行き、お手つきを3回した時点でゲームオーバー」と言ったシンプルなものがほとんどだった。
一人で遊ぼうものなら小銭を大量に使わないと全然先に進めないし、大勢でワイワイやる時以外は、あまり食指が動かないものだった。

そんな中、ふとしたきっかけで「ネットワーク対戦のクイズゲーム」なんぞを初めて遊んだタイトルが…確か5年くらい前の「クイズマジックアカデミー2」になる。
暇な時間にただ何となく…ってノリで最初は遊んだんだけど、あえて他に理由を挙げるとすれば「自分自身がどれくらい世の中のモノを知っているのか」という事に、純粋に興味があったってのはある。

実際に遊んでみて、従来型のクイズゲームの不満点や、つまらない部分が悉く解消されていたのにまず驚いた。
対戦クイズゆえ、難易度の高い問題は全体の正解率が下がるという当然の現象が起きるから、難しい問題を一方的に出されてすぐに終わってしまうというストレスが溜まらないし、ネットワーク化によって出題データも次々新しく配信されるから、問題が使い古されて「かるた化」する事もない(それでも実際は廃人クラスが一時そうなったが…w)。
出題形式も斬新で幅広く、自分みたく広く浅い知識のうろ覚えな記憶持ちでも、いくつかのキーワードとヒントを駆使する事で結構答えられるのが楽しかった。

あとはやはり、単純に対戦プレイの楽しさ…特に誰も知らない&皆が間違う問題を一人や少数だけで正解した時の、あの快感は相当クセになる。
(自分はマニアックな知識が少ないんで、そんな事はまぁ滅多に起こるもんじゃないけど)

そんなこんなで今に至るまでこのQMAと、後に出た「Answer×Answer(こちらは早押し中心のクイズゲーム)」はよく遊んでいるんだけど、長く遊ぶにつれて…自分の得意&苦手とする問題のジャンルや、出題形式がだんだん見え始めてきた。

自分が正解率の高い出題ジャンルは、意外に思われるかも知れないけど「芸能」「スポーツ」「社会」あたり。
この中でも特にスポーツで野球絡みの問題が出てきた時は、数少ない優越感に浸れるシチュエーションになる(逆に言えば、人よりよく知っているのってこれくらいしかないw)。
ただ、そうは言っても…「芸能」だと自分は映画をあまり見ないので映画関係の問題には弱いし、スポーツでも格闘技関係は弱いから決して万能感溢れる?ジャンルという訳でもない。

逆に、正解率の低い苦手なジャンルとなると…「自然科学(理系学問)」「アニメ・漫画」「文学」あたり。
この中でも科学&化学には滅法弱くて、勝敗を分ける重要なタイミングでこのジャンルの問題を出されると、出題前から負けた気分になる。
「○○は何科の動物(植物)?」「○○と言われる星座は…」「元素の周期表で…」あたり、何度間違えても正解を覚えられない。
端的に言えば、これらに興味が湧かないからしょうがないんだけど。

あと、誰もが知っているようなアニメを全然知らない(=観た事がない)ってのも特に痛い。
元々TVっ子ではあったもののアニメには強い興味はなく、自分が子供の頃に見ていたアニメはそれこそ「ドラゴンボール」「北斗の拳」「ドラえもん」くらいしかなくて、これより古ければ「遡ってまで観ることもないか…」だし、逆に新しければ「この歳で観る事もないか…」ってな感じだった。
故に「ガンダム」「ヤマト」「ワンピース」あたりの問題が出ると、俺以外全員正解なんて事も全然珍しくない。
(エヴァンゲリオンは思い切り自分の世代だったし、当時の連れから強引に全話録画してあるビデオを借りさせられた?けど…2話くらいで生理的に限界を感じました。好きな方すんません)

でもクイズゲームで遊ぶなんて事をしなければ、自分の得意不得意ジャンルなんてものは、せいぜい学生時代の得意教科&苦手教科で止まっていただろうし(…まぁ、それとクイズの得手不得手ジャンルもだいたい共通しているけど)、こういった面でも新たな発見があったって感じかな。

でまぁ、この日々の?クイズゲームの対戦の中で、自分的に非常に「印象に残る対戦」が最近あった訳ですよ。
いきなりその話を書いても良かったんだけど、あまりに説明不足になり過ぎるかなぁと思って今回の日記を挟んだ次第です。

でもってその「印象に残る対戦」とは…また後日改めて、って事で。


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