自分が仕事帰りや休日に一番よく行く「遊び場所」は実は雀荘ではなく、ましてやパチンコ屋でもなくて、ゲームセンター(格好良く言うと「アミューズメントスペース」などとも言うが)だ。

こう書くと大抵の人は「ああ、この人はゲームが好きなんだな」と思われるかも知れないけど、そりゃもちろん嫌いではないにせよ、実は家ではほとんどゲームをする事はない。
社会人になって遊ぶ時間が無くなったってのも大きな理由だけど、暇で仕方がなかった学生時代から、あまり家ではゲームをしなかった。
部屋には未だに、ほとんど遊びもせず(中には開封しただけで一度も動かさず)放置してしまったゲームが山ほどある。
(買うのは楽しいんだけど、買ったらそれで満足してしまう傾向もあったかもw)

一般に「ゲームが好き」と言う人は、ほとんどが家庭用(もしくは携帯用)ゲームの事を暗黙的に指すし、じゃあその中でゲームセンター「にも」行くという人は、これが意外なほど少ない。
ましてや「ゲーセンしか行かない」なんて人はほとんど見かけない。
おかげでゲームの話になっても大抵は話が噛み合わず、結局はつまらない思いをする事になる。

自分が家でゲームをしない最大の理由は、よほどハマる(面白い)事がない限りは緊張感や集中力を持って遊べないからだ。
もっと砕けた書き方をすると、家でゲームをしてもすぐダレて(飽きて)しまう。

それにテレビを見るのと違って、ゲームをするのは相応に能動的な姿勢や意思が必要になる。
「ダラダラしながらゲームをする」ってのは(人によっちゃ出来るのかも知れないけど)なかなか難しい。
自分は外に出ると結構「気を張る(緊張感を持って動く)」反面、家だと相当にダラダラしてしまうので、そこから能動的なスイッチが入りづらい。
ゲームの持つ「作業感」をつい連想してしまったりすると、電源を入れるのさえ億劫になる。

反面、外で遊ぶ為には「代価(つまりゲーム料金)」を払わなければいけない。
金を払ったからには嫌でもその時間は「全力で遊ぼう」という気になるし、無駄金にならないように力を注ごうとする(これも人によりけりだろうが)。

そして1回のプレイが数分〜十数分と、短時間で(強制的に)終わるのも良い。
遊び方によっては1時間近く遊べる場合もあるけど、それはそれで心構えを持って遊ぶ事が出来るし、とにかく「止め時&帰り時がはっきりしていてキリがいい」というのが良い。
家でゲームをする時みたく「ついダラダラと深夜まで」ってのも無い。
(最近はどこの店でも、閉店時間になれば強制的に電源を切られるしw)

あとは、第三者の目があるってのも大きい。
特に自分がそこそこ上達してくると、自然とギャラリーが集まるようになり…これがまた気合いの入る要素にもなる。
(凡ミスや凡プレイをすると、その瞬間に一瞬でギャラリーが解散してしまうのがまた物悲しいがw)
それこそ東風荘で言えば、対局の観戦ゼロと観戦10人じゃやっぱり気合いの入りも違うのと同じような感じかな。
(…って、俺だけだったらどうしようw)

それに何と言うかゲームセンターって場所自体が、何かこうワクワクする場所じゃないですか。
本来なら自分で買わないと遊べない新しいゲームも、ゲーセンなら行くだけで品定めが出来るし。
何かこう新しいモノがあるんじゃないかと、もしくは昔懐かしいゲームがまた遊べるんじゃないかと、いやそうじゃなくとも昔に遊び損なったゲームが今になって遊べるんじゃないかと、まぁこう常に夢が広がりんぐ状態?な訳なんですよ。
(…これだけ書いても、おそらく大半の人は「フーン」で終わりだろうけどww)

という訳でして、今後この日記で書く「ゲーム」にカテゴライズされる話題は、その大半がアーケードゲームの話題になると思われます。
よし、この前置きで今後心置きなくマニアックな事が書けそうだ。ご愁傷様でした…じゃない、以後ご期待下さい。笑


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