ここ最近の日記は疲れただの調子が悪いだのと、辛気臭い内容ばかりになってしまっているけどw あまり間を空け過ぎるのもどうかと思うんで、10月23日に書いた「ここ最近の身体の異変」についての続きを。


時は遡って、去年の8月頃(身体の異変が起こったのはもっと後になるけど)の話になる。
それはちょうど仕事で「新しいプロジェクトがスタートした頃」であり、その新しいプロジェクトでは…自分自身初となる「プロジェクトリーダー」という立ち位置で携わった仕事だった。

麻雀日記の方で、一番最後の更新となった日記で少し触れた「今までにほとんど無かったチャンス」とは、まさにこの立ち位置で仕事をする事だった。
言わば自分はこのポジションのために、この立場で仕事をするために今の会社に入った訳だし、前の日記も辞めたし、生活スタイルそのものも改めた。
(…今ではまた、昔に近い生活スタイルになっちゃってるけどw)

だが実際は…自分の想像していた「プロジェクトリーダー」の仕事なんてものは、この時、ほとんど何も出来なかった。
詳しく書こうとするとそれだけで、日記一本分くらいになってしまうので今は書かないけど、とにかくその理想と現実のギャップと、仕事自体が超〜〜クソ案件だった事もあって、強烈なストレスを溜め込むばかりの日々が続いていた。

そんなある日の夜のことだった。
ちょうど空腹感を覚え出す19時とか20時とかの頃合で、下腹部のあたりに妙な「もやもや感」を覚えた。
何とも表現しがたいその感覚は、過去にストレスで胃炎を患った時の感覚と何となく似ている気がした。
「ああ、もしかしたらまたストレスで胃をやっちゃったのかな…」という思いが脳裏を過ったものの、まだ軽い違和感を覚えた程度だと思っていたし、「何か旨いモノでも食ってストレス解消するか…」てな事を考えるくらいだった。

で、その「旨いモノ」を食うために、仕事帰りに飯田橋の某店でワインなんぞを飲みつつ飯を食っていたんだけど…
飲んでいる最中に下腹部の違和感がどんどん増大し、酔っ払った訳でもないのに、途中でワインが口に一切入らなくなってしまった。
吐き気に近い、気持ちの悪い感覚を覚えて…身体が酒を強く拒絶した。

酒を含めて食べ物は滅多に残さない自分だけど、本当に不本意ながらこの時はデキャンタで頼んでいたワインを残し、帰りに薬局でソルマックだか何だかの胃薬をその場で飲んで帰ったんだが、それでもその日は寝付くまで気持ち悪くて仕方が無かった。

そして、その日以降…朝起きた時と、夕方から夜に掛けての空腹時に、決まって下腹部に強烈な不快感と、ムカムカするような気持ち悪さを覚えるようになった。
最初にも感じた「胃炎」を患ったかな…とも考えたが、胃炎の時の症状は「モノを食っている最中、もしくは食い終わってしばらくの間は胃がキリキリする」というもので、今回とは少し症状が違っていた。

それでもこのまま放置するのは辛いし、とりあえず市販の胃薬でその場を凌ごうと思って、最初に漢方薬を買って飲み始めた。
漢方薬なら素人判断でも身体へのリスクが少なそうだと思ったのと、「食前に飲む薬」って所が症状に合いそうな気がしたからだった。

だが…薬を飲むと確かにその時は少し気持ち悪さがなくなり、胃が楽になったような気にはなったが、症状が回復する事はなかった。
結局薬を1パック分全部飲み切り、そしてそれでも身体の調子は変わらないまま…「空腹になると気持ち悪くなる」症状が依然として続いた。

その後は市販されている様々な薬を試したものの、どれを飲んでも高い効果を感じられずにいた。
とりあえず吐き気だけでも何とかして欲しいと、胃用の「ストッパ」まで買ってみたが、飲んだ一瞬だけスッとするような感覚は得られるも、ものの10分もすればまたムカムカ感が胃から押し寄せてくる。
何かを食べればムカムカは一時的に治まったので、夜は気持ちが悪くなると何かを食べて凌いでいたんだが、体質的に食欲のない朝だけはどうしようもなかった。
起きた瞬間に、気持ち悪さのあまり気分がゲンナリする。

そして長く続く症状の治らなさぶりと、どの薬も効いてくれないという現実に、この時は正直「最悪の病気」まで頭を過った。
客観的に見れば「そんなオーバーな」と思われるかも知れないけど、気持ちの悪いゲップを繰り返しながら、種類豊富な胃薬の包装だらけになったゴミを片付けたりしていると、どうしてもそんな気分にもなる…。

さすがにこのままじゃヤバイと思い始めて、ちゃんと医者で見てもらおうと思って病院に行く事にした。
だが、ここでもまた「軽い失敗」をやらかしてしまう。

…次回に続きます。


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