自分が参加しているMixiの麻雀コミュニティで、先日の日曜日にイベントがあった。

そのイベントではスカイプとニコニコ動画の生放送サービス(※ 公開はメンバー内のみ)を使って「対局実況」及び「牌譜検討」がなされるという事で、単純に面白そうだし上手い具合に休みも取れた事だしってんで、対局者として参加する事にした。

ちなみにイベントのテーマとか麻雀の内容とかその辺の詳細については、主催者でもあるゆうきさんのブログで確認してもらえればいいかと思うので、今日は麻雀についての話は置いておいて、初めてやってみたスカイプについての話でも。

改めて書くまでもない気もするけど、スカイプとはメッセの音声版みたいなもので、ネット回線とPCを使って電話のようなやり取りが出来ると言う…まさにブロードバンドを肌で実感出来る優れモノ?なんだけど、自分の場合は自宅にマイクもない(無かった)し、非常に残念ながら電話のノリで長話をするような相手もいない。

ただ、そうは言ってもコミュニケーションツールなんてのは大抵、こういうイベントとか何かしらのきっかけがあって初めて楽しさを実感する事が多いし、それにヘッドセットだって千円やそこらで買えると聞いたんで、それならってんでイベントの当日に近所の電気屋に買いに行った。

でまぁ、確かに電気屋で千円やそこらでお安く売っていた事は売ってたんですよ。
でも一番安いヤツだとヘッドホンがインナーイヤー型(携帯プレイヤーのヘッドホンと同じ)だし、自宅で使うのにそれではちょっとショボいかな…ってのと、「一番安いヤツは買いたくない」という小市民的見栄もあってw 一つグレードの高い、ヘッドバンド型の二千円のヘッドセットを買ってきた。

「マイクとヘッドホンにマイクスイッチまで付いて、二千円ってのは安いなぁ」なんて思いながら軽くホクホク顔で帰宅し、さっそくPCにセッティングして装着…ってあの〜、ヘッドバンドのアームを最大まで伸ばしても、全然頭にフィットしないんですけど。

元々自分は頭が結構デカい方で、たまに帽子を被る時でもLL以外は論外ってなくらいなんだけど、それにしてもあまりにサイズが小さい。
しかもマイクの位置も顔に近く、気分的にも実に狭々しい。

それでも二千円ならこんなもんか…?とも思ったものの、どうしても気になる。これじゃ麻雀どころじゃない。
そう思いつつ「このアームってもっと伸びるんじゃねーの?」とか思いながらアームの根元を少し強めにガッ!と引っ張ってみたら、

パキッ (注: バキッ ではありません)

…耳当て部分があっさり骨折した。開封して2分で壊れた。
何とか懸命に接着と復旧を試みるも、どうしても治らない。
諦めて今の状態でヘッドセットを装着してみたら、アームの先端が頭に直撃状態で、第一形態以上に麻雀どころではない。

てな感じで、時は既に開始一時間前だというのに…準備万端どころか、ヘッドセットを壊してあたふたしている状態だった。
でも色々やってみたら、実はヘッドホンとマイクは端子が分かれていて(よく考えてみれば当たり前だが)、ヘッドホンは元々自分が持っていたモノを使えばいいだけという事が分かって、とりあえずは一安心。
ただマイクを使う時は頭に通常のヘッドホンを被り、首からヘッドセットをぶら下げるという極めて間抜けな装備になってしまったが。


そして対局も無事終わり、いよいよ自分が喋るタイミングがやって来た。
クローズドな場所とは言え、十数人の前で喋る自分の声がニコ生に流れる訳で、さすがに軽く緊張して最初のうちは自分でも何を言ってるのかよく分からなかった。

あと、自分自身の声ははっきりと客観的には聞けないので、その日の昼間にカラオケに行って「ローリングサンダー」とか絶叫して半分壊れていた自分の声がどう聴こえていたのか確認出来なかったのが多少、恐い。


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