最近ちょっと仕事がデンジャーな状態ゆえ、日記開始早々にして「二日に一回以上の更新目標」を吹っ飛ばしてしまっているけど、もうちょっとしばらくの間は…歯抜け更新が続きそうな感じなので、少し気長に見守ってやって下さい。

今日は天鳳の話でも。

天鳳を始めてからこれと言った不調がなく、かなりいい感じで現在に至っている…などと調子に乗ったw 事を書いたのは、前の日記の通り。
ただここで自分自身の好調の理由を改めて、冷静になって考えてみた。

まだ全試合数が500を少し超えたくらいだし、もちろん単純に幸運に恵まれた、というだけの話ってな部分もあるだろう。
ただそれ以上に自分が無意識のうちに、打ち方の根本を過去と変えている事に気付いた(と言うか気付かされた)。
それは「天鳳のルールに見合った打ち方」を強く意識して始めた事で、知らず知らずのうちに変わっていたのかも知れない。

過去の自分の打ち方は、第三者からよく「攻撃型」と評された。
ただ自分自身は…攻撃に比重を置いているという意識はなく、何故攻撃型と言われるのか分からない部分もあった。
(自分の打ち方を客観的に見て「明らかに守備型じゃないな」くらいの認識はさすがに持っていたがw)
そしてその自分自身の何かもやもやした、納得できない気分というものがどこから来ているのかが、最近になってようやく自覚出来た。

自分は今まで(天鳳を始めるまで)、自分で判断して是と決めた「優れている打ち方」に最も高いプライオリティを置いて打っていた。
例えば「満貫以上の聴牌はゼンツ」「ピンフのみの先制聴牌は即リーチ」「オーラストップ目の役無し好形先制聴牌はリーチ」など。
「(平面で見て)この時はこう打つ」と決めた事を何よりも…もちろん、場の状況判断よりも優先させて打っていた。

恐らく、その融通の無い打ち方が「攻撃型」と評される事に繋がっていたんだろう。
そして自分にはそれが「自分の決めた通りに打っているだけなのに、何故そう評価されるのか」という蟠りになっていた。

ただ自分はこの「優れていると決めた打ち方を常に優先させる」というスタイルが、決して勝ちに結びついていないという事は、かなり前から薄々気付いてはいた。
自分より優れた成績を残している人間の観戦をしても、牌効率や組み立ての面では「ハッとするような発見」などは滅多になかったし、自分と同じような打ち方をしているようにしか見えなかった。
なのにレベルの高いセットを囲んだ時の成績は散々…とまでは言わないにせよ、長い目で見ても決して勝ち越す事は出来なかったし(記憶の中では負けた時の記憶しかない)、そして東風荘でも鉄板強者クラス?の成績は残せなかった。
つまりは「状況判断の技術や能力に問題がある」、そういう結論に自分の中で至らざるを得なかった。

ただ、自分が是とした打ち方を揺り動かすのは、並大抵の事では出来ない。
自分みたいな、言わばデジタル…型にはまった打ち方をするタイプの人間ならなおさらだ。
ましてや自分はそれほど打数をこなすタイプでもないから、「ちゃんと長期的な視点から有利不利が判断出来ているか」というジャッジが簡単には下せない。
打ち方が定まってない、言わば基礎が固まってないのにコロコロ変えてしまう事に対する不安もあった。
たとえ自分が、その打ち方を貫く事が不利だと前々から感じていたとしても。

こんな状態の自分自身を「天鳳を新しく始めた事」、そして「天鳳のルール」、そのいずれもが味方をしてくれた。
前者は打ち方を変える頃合としてはこれ以上ない(と言うかこれくらいしかない)タイミングだし、後者は「段位制」が「ラス率を抑える(=守備的に打つ)方が有利」という要素が前者との相互作用で、上手い具合に自分のウイークポイントを解消してくれていた。

もう一度フラットな立場に戻って、自分が今(天鳳)の状況下で有利だと判断した事を実行する…
これが出来た事で、今までの自分の無駄に尖がっていた不要な部分を上手く削ぎ落とす事が(知らず知らずのうちに)出来た気がする。
そしてその「今の判断」が天鳳だけでなくフリーでも他の場面でも、共通して有利になる事が多いんじゃないかという発見も新しく出来た。
そして「場の状況というのは、他の何よりも優先されて判断されるべきもの」という点にも改めて気付かされた。

現在ではリーチを掛けないと和了出来ない手格好でも状況によってはダマにするし、ピンフのみも状況によってはダマにする。
そしてその「状況によって」という行為が、自分が今まで確固として築き上げてきたつもりの「自分の打ち方」があるからこそ出来るようになったんだ…と、そう思いたい。笑


…うーむ、ここまで書いておいて何だけど、ちょっと調子のいい事を書きすぎた気がしてきたw
この日記を書いた以降に確変のしっぺ返しが来て降段でもして、この日記が某所にコピペされて「wwwww」にならない事を祈ろう。


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