先月の仕事についての日記の最終話という事で、今回は勤務時間についての話。

自身の9月の勤務体系・勤務時間は以下の表のような感じになる。

   
9:00-21:30

9:00-22:00

9:00-23:30

9:00-23:30

10:00-23:00

11:00-23:00

9:00-21:30

9:00-22:00

 
10
9:00-23:00
11
9:00-22:30
12
 
13
13:00-23:00
14
9:00-23:00
15
9:00-20:00
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13:00-21:30
17
9:00-20:00
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9:00-22:00
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13:00-22:00
20
 
21
 
22
19:00-30:00
23
19:00-30:30
24
 
25
9:30-19:30
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13:00-22:30
28
13:00-23:30
29
10:30-21:00
30
9:00-23:00
 
 
 
 
 
 

という感じで、勤務時間だけを見れば確かに多いことは多いが、それでもそんなに大騒ぎするほどのレベルでもない。
(…ってな感覚が既にこの業界にナイズされ過ぎなのかも知れんがw)
ただ作業場が通勤時間に2時間弱を要する場所にあり、しかも始業時刻の融通は不可という現場なのが特にこたえた。

特に前半の3〜6日は、まだ作業が山盛り残っていた頃だったのもあって、当然終電まで作業をする羽目になる。
(どこの場所でも同じだろうけど、土・日は終電が早いので平日と同じ時間まで仕事は出来ない)
でもって終電(に間に合う時間)で帰る訳だけど、終電近くの電車というのは優等&高速列車の運転がほぼ終わってしまっているため、大体は各駅停車(あるいはそれに限りなく近い電車)でチンタラと帰る事になり、おまけに他社線の接続待ちとかで頻繁に待たされるため、通常の通勤時間よりもさらに時間が掛かってしまう。

横浜で23時半近くまで仕事をすると、自宅の最寄り駅に到着するのは深夜1時を軽く回る。
そこからようやく、超遅い晩飯を取って(仕事中はとても飯を食いに外出出来る雰囲気ではなかった)家に帰ると深夜2時前。
自分は医者から食後1時間は横になるなと言われている事もあり…と言うかそうでなくても、飯を食ってすぐ寝るのはそうそう無理だし、体にも悪い。
だから大抵は、3時を過ぎたくらいにようやく眠る事になる。

これで翌日、起きるのは朝6時45分…。
一日や二日ならどうにでもなるけど、それを4回も5回も続けるとさすがに体力が持たない。

8連勤目となった8日(火)などは、同じ現場の自社の上司は自分の呼び掛けにほとんど応じなくなり、メンバーの目は充血し、ほとんど仕事にならない状態になっていた。
かく言う自分も仕事中の眠気がこらえきれず、このままじゃ仕事にならないから「トイレに篭って少しだけ眠ろう…」とトイレに出向く事が多かった。

がしかし(汚い話で申し訳ないけど)この現場の大用トイレの少なさは異常で、いつ行っても全個室が埋まっていた。
ひどい時にはトイレ内に待ちの列が出来ている。いやホントにマジで。
これはフロアを移動しても同じで、何階に行ってもトイレは常に満杯状態だった。

しかもこのトイレには、恐ろしいトラップがあった。
それは、このトイレの電灯…この電灯には人体の動きを感知し、自動的に電源のON/OFFを行うシステムが搭載されていた。
つまりようやく開いたトイレを見つけて一眠り…などと思っても、便座で5分間身動きをしなかったら(つまり眠ってしまったら)、その個室の電灯だけがピンスポットでバチンと切れる。
個室のドアが閉まっているのに、そこだけピンスポットで電灯が消えている状態…「私は今、ここで居眠りしています」と大声で宣言しているようなものだ。
こんな所で仮眠なんか出来る訳も無い。

こんな感じで体力を回復するタイミングも得られず、自分は8日の時点で既に限界が来ていた。
思考能力は低下し、集中力はあっという間に切れ、昼間は眠くて仕方が無く、そして背中に鉛を背負っているような体の重さもあり。
しかし作業は一向に減らず、休日出勤中にあった「来週は代休取っていいよ」てな話も立ち消えになり、休んでいいと言われそうな雰囲気さえなかった。

…このままじゃ、死ぬわ。

「過労死」ってのはこうやって生まれるんだろうな…と真剣にそう思って、9日は当日の朝に「もう無理なんで休みます」とメールで連絡して強引に休んだ。

あとは…シルバーウィークなんてのも、もはや「そりゃ食いモンか?」状態になっていて、出勤どころか緊急対応要員として夜勤までやらされる羽目になった。
(ちなみにうちの会社は夜勤をしても手当ての類は一切出ないし、夜勤明けの日に休むと普通に有休を消費させられる)
しかもこの夜勤がこれまた最悪で…予想よりも不具合が出なかったとかで、なんと11時間もの間、二日連続で何一つ作業が無かった。
この時の苦痛具合は、ちょっと文字では表現出来そうにない。

最終日は最終日で、23時前にようやく資料をシュレッダーに掛け出せたと思いきや速攻で「紙が満杯です」になったり、もう本当にどうしようもない一ヶ月だった。


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